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【自由律俳句】9月の花を添えて15句

花が咲くは命を繋ぐため

花は萎れて散ったとしても

人は心を動かされ

心は癒され

心に焼き付ける

季節は巡る

来年もここで逢おう



9月、散歩道の途中でいろんな花に出会いました。
川土手、畦道、畑の隅っこ、名も知らない小さな草花も命を繋いでいます。
俳句のテーマは決めてませんが花の写真と共にお楽しみください。




蕎麦の畑


ひつじを数えてなお目が冴えて




蕎麦の花


月にウサギはいないとNASAが




川土手で見つけた野生の朝顔


寝ぼけた君にキスをするように




マルバルコウソウ:直径2cmほどの小さな草花


一緒だよ、一緒だね、ずっと一緒がいいね




秋と言えば秋桜でしょう


今日の始まりの境界線は走り去った




秋桜はどこの家にも見られます


結んで開いて手を振ったらお仕舞いで




よく見ると色も形もちょっとづつ違うようです


愛の手を差しのべる見返りもなく




秋桜と空


幸せの瞬間は今ここにあるのに




秋桜と朝陽
拡大写真で見てみて


手を伸ばして掴んでみて宇宙を




つゆ草


人知れずプリンセスブルーの舞踏会




ローゼル:花をお茶にして飲みます。
健康に良い成分が豊富に含まれてますが詳しくはwebで検索


あなたの為に咲いてるんじゃないの




菊芋の花
とても背高のっぽで3mぐらいはありそうです


もろびと左を向いて我右を向く




あいみょんでおなじみのマリーゴールド:畑のあちこちに生えてます


タイムカプセルに閉じ込めた記憶は香りが届ける




四角豆の花


蒔いた種は豆がなるかお金がなるか




やっぱり彼岸花


路地の夕日はお母さんの匂いかな



今年もまた逢えたね

一緒に遊んだのは昨日のことのよう

日が暮れるまで遊んだよね

暮れなずむ景色の中で

手を繋いで帰ってたのに

いつの間にかひとりぼっち

母さんが呼んでるんだね

来年もまたここで逢おうよ






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