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【自由律俳句】日暮らし硯に向かいて (4日目)
朝の散歩道、凛とした空気が心地いい。川の水面からは水蒸気が上がっている中、水鳥たちが朝食の時間。桜の木は冬に備えて葉を落としている。
秋の散歩道で詠んでみました。
日暮らし硯に向かいて
自由律俳句:10句
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朝紫を連れてきた東の空
朝霧に波紋残して潜る水鳥
錦鯉がひらり揺れる紅葉広まって
紅葉は一瞬で私も今ここに
アスファルトの落ち葉を踏み歩く
落ち葉の中の私と枯れ木
枯れ木は枯れ木で生きておる
木の芽に詰まった春を見つめる
葉が茂って木漏れ陽
葉を落として陽だまり
いつも読んで頂きましてありがとうございます。
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。