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【AOE2DE】Noble Apartment Cupマップ紹介

S-Tierの1vs1オフライン大会で、Nilli's Apartment Cup(全5回)の後継。

Gamer Legion (GL)主催でベルリン開催、賞金総額44,000ドル。4名の招待選手と、96名が参加する予選を勝ち上がった6名、計10名が出場。総当たりのスイス式で5試合を戦った後、上位6名が変則トーナメント方式のプレーオフに進出します。日本からはChart選手が参加、初戦で幸先の良い1勝を挙げましたが次戦は強豪のMbL……

ルール等: 基本的に農民9人スタートなので展開がスピーディ。イノパク等のレイミングあり、近接ユニットの待機巡回は禁止*。なお、TaToH vs DauTのショーマッチ89番勝負が進行中。誰が見るんだそんなの。この記事では主に特徴的なマップを紹介します。
*RBW7決勝のHera vs TheViper、灌木地での第3戦を参照


African Reed Beds/アフリカの葦原

前々回にあたるNili's Apartment Cup 4で初出。マップ中央に小魚と石切場、左右に金鉱、上下端には浅瀬があるため囲って漁船内政がセオリー。実況するポイントがたくさんあって目まぐるしいが、盛り上がる。プロならではのマルチタスキングが見どころ。

係争地がたくさん。マップ左右両端には中立の市場もあって交易可能

Arabia/アラビア

大会ごとに設定がちょくちょく変わるアラビア、今回は以下のような感じ。
・イノシシ固定(象やサイにならない)、鹿4匹
・小さめの森が4個生成するため囲いやすい
・池なし、崖なし
運の要素を極力排除して、プレイヤーの技巧を問う趣旨だろう。

一番シンプルなアラビア

Atoll/アトール・環礁

2014年のSY Nations Cupが初出。本来はチーム戦用で、環状にプレイヤー別の島が並び中央の島を巡って争うマップだったが、今回は1vs1なので3個の島が並ぶだけ。陸で押し込んでも海の内政をバックに押し返されたりもするので気が抜けず、陸海で並行して戦うことになる。

Bedouins/ベドウィン

こちらも2014年から。「アフリカの開拓地」に少し似た遊牧系マップだが、水場と森が必ず隣接して生成するため進化が安定しやすい。野生動物は控えめなので、早期に畑へシフトする必要はある。

小魚が取れるので暗黒はド安定

Bypass/バイパス・迂回路

2021年のHidden Cup IVで初出。森を挟んで対峙するようにTCが生成し、森の中を通る細い道は柵(と門)で塞がれている。正面突破だけでなく、左右迂回路の果実や金鉱などを巡っての争いも見どころ。

広めの「隠れ家」に抜け道を追加したようなマップ

Citadel/シタデル・城塞

今大会初出。橋の先に中立の壁で囲まれた城趾?があり、金・石、果実等が採れる。ショーマッチでも登場したが、城塞内の資源の活用についてはまだ模索中のようだ。

濠で魚を獲りつつ、マップ下半分でアラビアみたいに戦うのがとりあえずのセオリー

Copenhagen/コペンハーゲン

2023年のThe Chosen Ones 2が初出。Nili's Apartment Cup 5でも頻出マップだった。海つき「要塞」で農民10人スタート、チェックメイト(Regicide)方式のため王がいる。大小2箇所の水場での海戦や、城外へ進出した後の内政地を巡る戦いが見どころ。

陸は石壁があるので海戦から始まることも多い

Dry River/涸れ川

DE以前、2018年のEscape Champions Leagueが初出。DEでの高Tier大会としては初登場。果実がない代わり、一段下がった幅広の低地に小魚とシマウマが大量に生成する。自陣TC前は大きく開けているため、防御には不向き。

水が枯れた川床を挟んでの戦い

Enclosed/閉ざされた世界

ランクマッチでもおなじみのマップ。2~3マス幅の建造不可地形が一周しているため完全に囲うことはできず、攻撃的なプレイングが求められる。

「灌木地」とかを見慣れていると逆に違和感がある。

High Tides/ハイタイズ・満潮

2020年のHidden Cup IIIでの初出以来、大会で定番のマップ。アラビア風の海岸地帯にTCが生成するが、上方の浅瀬と漁場を巡る海戦になりがち。マップ下部では石も掘れる。Dune de Pilat/ピラ砂丘ともちょっと似ている。

海戦を制すれば上方の金鉱や魚を確保できる。しかし石は主に下方にしかない。

Sunburn/サンバーン・日焼け

これも2018年のEscape Champions Leagueが初出。マップ解説ページと違い左右方向に両TCが配置されるのは実況への配慮かマップ解説ページの通り、縦長に森が生成されるようになりました。資源は若干偏りがちに見えるので序盤の索敵も重要。

上下にブッとく森が貫いており、左右どちらを戦場にするかが問われる

Tidepool/タイドプール・潮だまり

2018年末~2019年のNili's Apartment Cup 2が初出で、それ以来5年ぶりの登場。環状の陸地は建造不可地形で縁取られており、塞ぐのは難しい。鹿や羊が乏しいが内外の水場で漁が可能。必然、海戦につながるが、最後は陸戦でケリを付けねばならない。

よくあるヒョウタン型の湖は、取り残された海水という設定で軍船も出入り可能

Tiergarten/ティーアガルテン

今大会初出。ドイツの地名で「(小型の)動物園」の意味。2重の森(2~4列)で囲まれた中央に大金鉱、左右に果実が3個x11~13程度生成。TC周辺は森が少ないため、いずれ中央の森で伐採せざるを得ない。ショーマッチで登場

中央の金鉱と果実を取れればアドバンテージではある

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NAC5の時の情報収集用まとめ(Togetter):


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