見出し画像

【AOE2DE】TTL4大会・マップ紹介

AOE2DEの定期大会プラットフォームであるT90 Titans League(通称TTL)の、第4期のマップ紹介記事です。TTLはAOE2界でも最も権威のある大会の一つ。3部リーグ制で、前回2023年9-10月以来の開催。TTL4としての開催は2024年12月~翌年3月初までとなります。


大会概要

プラチナリーグ(24人): 前期残留16人+ゴールドからの昇格8人。6人ずつ4つのグループに分かれて総当たり戦を行い、上位3名(合計12名)がプレーオフに進出。4位は残留、5~6位は陥落。
ゴールドリーグ(24人): ↑からの降格8人、残留8人、シルバーからの昇格が基本8人(ただし、今季も引退者・欠格者が出ているため11人)。同じくグループステージを行い、1位は無条件で昇格。2・3位は隣のブロックの3・2位とプレオフを行い、勝てば昇格。4位は残留、5~6位は陥落。
シルバーリーグ: その他大勢。11人昇格させるため11*16=176名が参加

マップ紹介

Acropolis/アクロポリス

建造不可地形で囲まれた丘に両者のTCが生成。鉱山資源はそれなりだが木は乏しく、また囲いづらいため低地への進出が必須。それが小競り合いを誘発する。数年前の仕様変更で中央に池ができたため、最序盤に漁船内政が可能。大会によっては「遊牧」カテゴリに分類されることも。

丘の生成位置は微妙に偏る仕様

Cross/十字路(または4つの湖)

ランクマッチでおなじみ。アラビア的な陸マップだが四隅に魚が大量に取れる湖がある。領主までに相手の漁場に港を建てて軍船を出すのがセオリーで、序盤の索敵が重要。複数箇所で海戦をやりつつ陸戦も進めるプロの頭の中はどうなっているのか。

1vs1でもチーム戦でもよく見かける

Dzong/ゾン

2022年のWallhallaが初出。チベットの城塞建築(県庁相当)がモチーフ。アリーナに似た石壁の中にTCが生成。森に囲まれたShrine/聖堂が2つあり、司祭(弱体版の聖職者)を金75で育成可能。鉱山資源は両サイドの溝に豊富に生成する。城郭内の森はすぐに枯渇するため、いずれ城外に出なければならない。中央に並ぶ仏像や仏塔からは聖遺物が回収できる。

2つある聖堂は、聖遺物は格納不可、テクノロジーも研究不可。

Evacuation/脱出

昨年2月のHidden Cup V初出。初期TCの島には資源が乏しく、領主in前後までに本土に木こりを数人移すのがセオリー。そこへの襲撃が序盤の焦点になる。敵TCとの間は岩場で隔てられているため封鎖は容易。森が豊かな本土との二正面作戦になる。もちろん海戦でも手を抜けない。「移住」の高難易度版といった趣。

「脱出」した先の道を辿っていくと……
意味深な財宝?オブジェと聖遺物が1個。

Fortified Clearing /開拓地の要塞

トーナメント頻出マップ。リング状の分厚い森に、正面幅31マスのアリーナ風の囲いがはめ込まれている。TTL版なので正面のみ石壁で、背後の囲いはなし。アリーナに近い展開になりがち。通常は初期陣地の背後か、左右の迂回路でマップ端の細くなっているところを石壁等で塞ぐのがセオリー。中央の砂漠に5つ・外周に4つある聖遺物を巡っての駆け引きが見どころ。外周では若干の鉱山資源と、鹿や果実がとれる。

TCの生成位置次第で敵との距離が近かったりもする

Jungle Swamp/ジャングルの沼地

2017年初出で、TTLでは第一期以来の登場。オアシスに似ているが中央の森はスカスカなので通り抜けられる。周縁部の森はアカシアの木(木150)なので見た目よりは豊富。中央の湖での漁や豊富な鹿肉を活用してスピーディに戦える……のだがプロには不人気らしく、1/28時点でプラチナリーグでの登場は4回のみ。

寄せやすそうな鹿が3~4箇所に居るので進化は早い

Kilimanjaro/キリマンジャロ

2015年初出。中央にダンベル型?銅鐸型?の高地が生成。木が乏しいマップだが、複数の池を活用して囲うことは可能。また、TC周辺の池でのみ小魚2マスが獲れる。伐採所はいずれ山地に建てていく他なく、高所の争奪戦が勝敗を分ける。

このマップも「アカシアの木」を採用。

Pacific Islands/太平洋の島々

2016年初出。移住の亜種だが中央の大陸が2つに分かれており、サイや鹿が豊富に獲れる他、木だけの島が多数。初期斥候のほかに輸送船1隻を持ってのスタート。序盤の海戦も重要だが、最終的には中央の島での陸戦が勝敗を決する。遅くとも領主序盤までに中央に上陸、伐採所や小屋等の拠点を築く戦術が主流。

スタート地点の島は本当に資源が乏しい。

Ravines/ラヴィーン/峡谷

2019年初出。TCをぐるりと取り巻く谷が特徴で、谷底には果実や鹿、鉱山資源等が豊富。イノシシなし。更に外周には前哨が5個あらかじめ建っており視界は広い。木こりは最初から外周へ出る必要があり、そこが斥候の襲撃やTRなどで序盤の戦場となる。完全に囲うのは難しいので攻撃的戦術が好まれ、即城UUなども成立する。今大会の人気マップの一つ。

城主の時代に追加TCが建つまでは、安全に木を伐るのは困難

Rocky Forest/岩だらけの森

2021年初出、前回NAC4・5でも採用。森に囲まれた空き地を挟んでの対峙。マップ正面の開けた部分が建造不可地形のため囲いにくく、積極戦法が求められる。そもそも中央の森がまるごと建造不可地形に囲まれて生成するので、ここを防衛線にするのは不可能。周縁部にも森や果実が生成するが、攻撃的プレイで中央の鉱山資源を獲得できなければ勝機はない。こちらも人気マップ。

中央の平地には鹿も豊富

Shoals/浅瀬

2022年のRBWLが初出。中央の湖には十字状に浅瀬の道が通っており、海の塔が建った状態でのスタート。漁船内政からの海戦が最初の主戦場になることが多い。中央の沼地には網目状に浅瀬が生成するため、ここを渡ろうとする徒歩軍が爆破工作船に殲滅されることでおなじみ。とはいえ戦場は次第に両サイドの金鉱を巡る争いへとシフトしていく。

これもマルチタスキングが求められるマップ

動画リンク

大会の進捗もこちら。

以上です。ご意見、ご感想はツイッターまで


いいなと思ったら応援しよう!