【AOE2DE】Wandering Warriors Cup 2マップ紹介
Wandering Warriors Cup 2はAOE2DEの1vs1、A-Tierオンライン大会。
前回大会から2年10ヶ月ぶりの続編で、予選から含め128名の選手が一発勝負のトーナメントを争います。11/11~12/8開催、賞金総額22,500ドル。ほとんどのマップが遊牧設定で、最初のTCをどこに建てるかセンスが問われます。この記事では主に珍しいマップを解説していきます。
マップ紹介
11/9加筆: 前回大会から変更になっている点を追記しました。
Boundary Brawl/バウンダリーブロール
2018年に2vs2大会のひとつでデビュー。直訳は「境界の乱闘」。浅瀬で囲まれた中央の島には鉱山資源が全くないうえに木も乏しいため、城主以降に進化するなら辺縁部への進出が不可欠。城主進化できるものならな! TCが近すぎてAI戦だとバグります。序盤から象パク、鹿切りなど何でもありの乱闘で早期決着も多そう。サイの生成位置が浅瀬側になったため、若干パクりづらくはなった。
Golden Hill/ゴールデンヒル・黄金の丘
2013年初出の伝統あるマップ。「黄金の川」の遊牧バージョンだが、↑とは逆に中央の島には金・石と果実しかないので迂闊にTCを建ててしまうと後がキツそう。プロの実戦例ではそれぞれ一歩引いて陸地側にTC建造、態勢を整えるのがセオリーのようだ。その後、漁船の展開から海戦に発展しがち。
Graupel/グラウペル・霰(あられ)
2020年初出。中央の島に農民3人+輸送船でのスタート。辺縁部に上陸、TCを建ててからが本番となる。相手の近くに上陸すれば短期決戦、反対側なら海戦を交えた長期戦になるだろう。周辺部には小魚が3~6マスある池が生成するので、食糧という面では中央の大きな湖の重要度は低い。
Houseboat/ハウスボート
今大会で初期TCが建っているマップはこれだけ。2015年からあるマップで、最近ではTTLシルバーリーグで登場。湖の中央の小島にTCだけがあり、小魚を獲りつつ輸送船で農民を移住させて伐採所、小屋等を建てていく。当然、敵TCの湖に港を建てて軍船を出すのは有力で、やられた側はTCを自Delして建て直す……などという展開も。
Inundation/イナンデーション・浸水
2020年初出。前回大会のほか、GB Hidden Cup 3: Qualifier(英国及びコモンウェルス圏内でのローカル大会・予選)で最近使用されたばかり。TCを建造し、馬で探索する。浅瀬で区切られた中央の島には金鉱と鹿くらいしかない。中央にTCを建ててしまうと、わずかな立ち木を伐り尽くす前に辺縁部で伐採所を建てねばならない。実戦例では周辺部の森にTCを建て、後から中央の島で鉱山資源を取りに行くケースが多そうだ。
Mired/マイアド
直訳は「泥沼やぬかるみにはまり込んだ」という意味。2019年初出。農民3人+馬でスタート。注目すべきは中央の浅瀬にいる10頭のイノシシで、これをいかに確保するかが序盤の見どころ。今年6月のWarlords IIIでも頻出して盛り上がった。
Nomad/遊牧
おなじみ遊牧……ではあるが、外周の一辺が陸地になっていて船で一周できない、中央に必ず湾(湖?)が生成する、などのスクリプト指定があるようだ。
Peace-O-Pizza/ピースーオーピッツァ
円形の森で囲まれたエリアが、3~4層の森でさらに3等分され、各エリアに農民が2人ずつ配置される。2023年のDelicious Whirled Cupでの初出時は3vs3だったので実況者泣かせの乱戦が続出した。
・緑……サイ・イノシシや牛、鹿・シマウマに果実など食料が豊富だが金はないエリア
・茶色……象と羊、ダチョウがいる砂漠エリア。金が豊富+少しの石
・白……少数のアイベックスのほか、石が豊富なエリア
文明選択にもよるが、基本は食料が豊富な緑エリアで境界線寄りにTCを建て、隣のエリアへの進出を図るのが良さそう。外周エリアへは、進出する前に決着がつくだろう。
Stranded/ストランデッド
直訳は「立ち往生」。もともと2014年初出だが、2020年まで開催されていたImprovement Cup大会用に改変されたバージョンに準拠。普通の遊牧に似ているがこちらは完全な円形の島で、農民3人と漁船1隻がそれぞれ両端にまとまって生成する。動物系の食料は豊富だが果実がなく、石が乏しいので城や塔に頼りたい文明は不利か。
動画リンク
TheViper vs DauTによるショーマッチはこちらのDaveによる実況の他、DauT本人視点の動画も上がっているので参照してほしい。
T90によるマップ紹介動画はこちら。
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