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魚屋さん紹介「魚國商店」
SNSでお魚クラスタの間でたちまち話題の魚國さん。その素顔に迫るべく小田原を訪れました。
神奈川県小田原市 「魚國商店」
店長 矢嶋 寛さん
案内して下さったのは、店長の矢嶋寛さん。
なんと矢嶋さんは元々吉本興業に所属していたそうです。
魚が特別好きという訳ではなく、当時は魚屋になるとは思わなかったという矢嶋さん。
しかし、お客様に対する情熱と、魚に対する愛情は誰にも負けません。
魚國さんとは
魚國さんでは、小田原漁港で水揚げされる地物を中心に、陸送されてくるものやマグロを買い付けに神奈川県の最南端「三崎」にまで仕入れに行くという。
魚國さんがメインで仕入れを行う「小田原漁港」
これらを加工しない丸魚の状態で販売したり、切り身にお刺身やフライ、お寿司といったお惣菜、そして地元小田原名物の蒲鉾や干物まで海産品を幅広く取り扱っています。
各売り場に担当のスタッフが付いており、各々が売り場の商品の並べ方や仕入れる商品を試行錯誤しながら販売しております。
そして慣れというものに縛り付けられないよう、定期的に担当の売り場を交代しているということを徹底しているとのこと。
販売員の方それぞれにファンが付いており、この人に薦められたら買うというお客様が多いようです。
また、良いものだけをお客様に買っていただきたい為、悪いものはお薦めしないというこだわりも。
【売るならば本格的なものを】
販売しているものは魚からお惣菜まで、こだわり抜いて販売しています。
おすすめの商品
まず目を引くのはお店の前に並ぶ獲れたての地魚。
そして活きている貝類やクルマエビに思わず立ち止まり見る人もちらほら。
この活きている貝類もこだわりの1つ。
スーパーは大量に仕入れられる為に価格を安く販売出来ます。価格での競争は厳しい為、スーパーではあまり手に入らない活きた貝類を多数取り揃えていました。
その中でもこの日あった室津カキ。年末に3日間でなんと1800個も売り上げたそうです。
「しばらく入荷出来ていなかったが、やっと仕入れられた。」と店主も笑顔をこぼします。
ぷりっぷりの室津カキ 殻からあふれ出しそうです♪
ご厚意で試食させて頂きました。
小さいながらも身の入りがよく、貝殻いっぱいに詰まっています。濃厚な味わいに磯の風味、ポン酢をかけなくとも素材の味わいが非常に強いカキでした。
なんと、こんなにいい商品が1つ180円。
スーパーではとても買えませんね(笑)
揚げたてのフライもイチオシの商品。
肉厚で旨味が凝縮したフライで、ソースが無くても大変美味しく頂けます。
生のパン粉から揚げている為、まるで揚げ物専門店で売られている程のクオリティ。
巨大なエビフライもギリギリの価格で販売されています。
もっちもちの「山ちゃんサバ」
そして地物からは山ちゃんサバと言う、血抜きだけでなく神経抜きまで徹底され、身が硬直しないよう冷やし過ぎないというこだわりが詰まったマサバも。
まだ身が硬直していないのでサバとは思えない程もっちもちの身が楽しめます。こちらは自家製のしめ鯖でもお買い求めが出来ます。
神経抜きにより最高の鮮度が維持されます
タグ付き地アジ
さらに、何よりもこだわり抜いているのがタグ付きの地アジ。
ものが良くなければ漁師さんにもそれを伝える程仕入れにもこだわっているんだそう。
お刺身が絶品! きめ細かい脂と食感がクセになります ♪
ピカピカに光る黄金色のタグ付きマアジ、脂のノリが最高です。皆さんも訪れた際には是非どうぞ!
その日の新鮮な魚の情報をTwitterで発信
本日の仕入れ状況です。
— 小田原魚國 (@odawarauokuni) August 5, 2020
地物
活平目、活胡椒鯛、活錦海老、生シラス、地鯵、アカゼ、角鯵、小鯵、山ちゃん鯖、〆ワカシ、方々など
陸送
甘鯛、鰹、〆スズキ、黒舌平目、天然鰤、スミヤキ、活平貝、生雲丹(高騰)、岩牡蠣、真牡蠣、地蛤、ムール貝、生帆立などです。
本日も宜しくお願い致します! pic.twitter.com/d9AUF30bOR
魚國さんには公式のTwitterアカウントがあり、こちらからその日仕入れた魚の情報をリアルタイムで発信しています。
お客さんからすれば、SNSからも仕入れの情報を確認し足を運ぶことが出来るので、非常にありがたいことです。
遊び心のこもったツイート
— 小田原魚國 (@odawarauokuni) January 7, 2020
水揚げや仕入れの情報だけでなく、魚國さんといえばユーモラスな情報発信も目が離せません。こちらのイカに関するツイートは、ネット上でどんどん拡散され70,000件近いリツイートを獲得しています!
論文物の珍魚も!
見たことないヤツ
— 小田原魚國 (@odawarauokuni) May 21, 2020
誰だい。
傷を負って虫の息でした。
相当深い所から上がって来たのだろうに…
刺し網より。 pic.twitter.com/CGtn5KZi9c
非常に珍しい深海魚「クロカサゴ」
そして、魚國さんがSNS上で魚クラスタたちに注目されている理由として「珍魚の取り扱い」があげられます。
なんと、仕入れ先で見かけた珍しいお魚も入荷し、Twitterで発信されているんです。時には水族館でも見ることの出来ないような激レアなお魚を購入することもできるんです!
新鮮なお魚と珍魚が同時に買える見どころだらけの魚屋さんなんですよ♪
魚國さんのTwitterアカウントを是非フォローしてみてね!
いかがだったでしょうか。
小田原駅から徒歩僅か5分という好立地にある魚國さん。
とにかく商品に対する情熱と愛情が伝わってきます。
美味しい地魚のお土産を買うにもうってつけのお店です。
小田原を訪れた際には是非立ち寄ってみてください!
有限会社 魚國商店
住所:神奈川県小田原市栄町2丁目8番12号
TEL:0465-23-1777
HP : http://www.odawara-uokuni.jp/
運営会社:株式会社咲弥
サービス:UONTED(ウォンテッド)
MAIL:info@sakuya-corporation.com
TEL:0557-52-4200
お問い合わせ:https://sakuya-corporation.com/contact