スマホ依存ならぬ、アウトプット依存
最近、ようやくスマホユーザーになりました。その昔、ガラケーを持つのも遅くて周りをヤキモキさせていたので、わたしらしいペースではあるのだけれど。
スマホに変えたのは、別に欲しくなったからではありません。周りが持っているからという理由だとしたら、とっくに変えていたでしょうから、そういうわけでもありません。単純に、仕事で必要になったから。ただそれだけの理由でした。
使いこなしてはいないし、相変わらず文字の打ち方はガラケーのそれなのだけれど、大きく変わったところがあります。
それは、インプット過多、ということ。
わたしは、これまで電車やバスに乗る時間は本を読む時間にあてていました。むしろ、その時間とお風呂に入っている時間とドライヤーをかけている時間くらいしか、本を読めていません。それなのに、スマホに変えてから、移動中にはメールを返したりチャットワークを返したりスラックを返したりしていて、ひたすら「出す」ことばかり。おまけに創作活動までスマホでやってしまう始末。
ちなみに、最近書いたnoteはスマホで書いたものです。もちろん、これも。
移動中にまで書いているのは、たまたま現在仕事が立て込んでいて、パソコンを触るときには仕事をしなくちゃいけないから、という理由もあるのだろうと思います。とはいえ、好き勝手に書きたい気持ちもあるから、こうしてすきま時間に書いているのでしょう。
ただ、仕事でもプライベートでもアウトプットばかりしていると、自分が枯渇してしまうのではないかと感じています。
仕事では、リサーチをしたものを書くことが多いので、インプット要素が皆無というわけではありません。それでも、アウトプットの力が、ちょっと強すぎる。脳内のパワーバランスがアンバランスだと感じています。
インプットをしないと、考えることも薄っぺらになっていく気がしています。感じることも、浅くなってしまいそう。
これからは、ちょっと意識してインプット時間を増やさなくてはいけないなあ。
そう思う次第です。