なつの涼み㉞ わたぐも(積雲)
ふと上を見ると、手を伸ばせば届きそうな、空の低い位置にモコモコしている形の雲を発見しました。
綿菓子のような、石鹸の泡のような雲です。
この雲は、危険な雲なのでしょうか。
積雲の中には 、扁平と並の二種類があります。
①扁平積雲は、大気が安定しているときに、上の方に成長せずに扁平な形になります。入道雲や雷雲になることはありません。
②並積雲は上部がモクモクと発達し、入道雲や雷雲に発展していく可能性がある雲です。
積雲が成長すると積乱雲になり、災害の多くは積乱雲が原因となるため、
並積雲は、観察する必要がある雲なのです。
画面のような雲は、どんどん大きくならないか観察が必要な雲のようです。
御室文美子
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