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詩ことばの森(141)「春の光」

春の光

春の嵐が
木々をゆらし
花びら散りつつ
君の肩に
軽やかな音を
微かに立てながら

まるで   水玉ひかり
流れていく風の吹くたび
白く輝いて
闇が溶けてゆく

(森雪拾)

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