カフェ利用状況と工夫
それまで社内に売店はありましたが、カフェ専門店はなかったので、皆さんには楽しんでカフェを利用してもらっていました。
しかし一杯100円や200円ならまだしも、単価が300円や400円にもなる商品を毎日購入してしまう人がオープン当初には結構いたようです。
食堂利用の際の支払い方法が精算カードによる給与天引きだったため、同じ食堂業者さんの運営するカフェでも給与天引きがされるカード精算の仕組みでした。
給与明細には利用商品の詳細までの記載はありませんが、ある月の給与から突然、食堂利用分が5千円以上も増加する人が出てきて、奥様への説明に苦労したという話が聞こえてきました。
また、カフェにはケーキやクッキーも置いてありましたので、女性にも好評でしたが、給与天引きの気軽さもあってつい買ってしまうらしく、最近ずいぶん出費が多くなっていると、ある女性社員が笑って話してくれました。
カフェ設置が社員要望だったとはいえ、毎日300人から400人、多いときには500人もの利用者があることには少し驚きました。食堂業者さんの採算も問題ないとのことでしたので、食堂さんにあるお願いをしてみることにしました。
利用回数の多い人に何かサービスを考えてもらえないだろうかというお願いをしたところ、カフェ10回利用で一杯サービス(商品はどれでもOK)のポイントカードを作っていただきました。
ポイントカードで利用者もさらに増えたようですが、たくさん購入してもらった方々にも少しは還元されたと思います。
ホット、アイスなど季節を問わずリフレッシュのために活用ができて、さらにイベント商品でパフェなども提供してもらうことで、たいへん活気と賑わいのあるカフェになりました。