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2024年8月9日 ワシントン・ポー新刊!


ハヤカワの公式noteをフォローしておいて、よかった!
この2つの記事を読んで、わっと歓声を上げてしまいました。
ワシントン・ポーシリーズの第5作が出ること、
タイトルが「ボタニストの殺人」であることは知っていました。
しかし、今月出るのは知りませんでした!! 
今月だったんですね。
とても楽しみです。
イベント、いいですね。
サッと行けるなら参加したかったです。
裏話とかこれからのシリーズ展開、出版予定などが聞けるのは、大変うらやましいです。
シリーズがもうしばらく続くと良いなぁと思っているので。
イベントに参加される方は、どうぞ楽しんできてください!

ちなみに
第3作までは、Audibleのみで聞いてきたのですが、
第4作「グレイラットの殺人」は我慢できずに、本を購入しました…。
ただ、少し待ったら、Audibleが出るということで、結局、本は本棚に積んだままにして、そちらを聞いてしまったのです…。
今回は初の上下巻ですし、収録にはかなりの時間を要するでしょうから、
本を購入することになると思います。
また積んである本が増えてしまいますが、
「ワシントン・ポーシリーズは、面白いので、
仕方ない…、当然購入すべきである…」と脳内司書が言っているので、致し方ありません、買いましょう。
もちろん、Audibleになっても聞くと思います。
ナレーターの藤井剛さんがすっかり、ポーの声になってしまったので、第5作も藤井剛さんでどうぞお願いします。
ポーとティリーの掛け合いは、あの声でなくては!

ご存知ない方に説明すると、
ワシントン・ポーシリーズは
英国の作家、M.W.クレイヴンによるミステリ小説シリーズです。
これまでの作品の感想はこちらです。

ハヤカワの公式noteを見ると正式名称は、「刑事ワシントン・ポー」のようですね。
さて、
ワシントン・ポーというのは主人公の刑事の名前です。
刑事と書くとヒラの職員のようですが、所属してる機関名は英国の国家犯罪対策庁(NCA/アメリカでいうところのFBIのような組織)の重大犯罪分析課(SCAS)で、大変優秀な捜査員です。
この一風変わった名前の型破りな刑事と、タイプは違うもののポー以上に風変わりで、かつ優秀なティリーという女性が現代の英国を舞台に活躍するミステリ小説です。
ワシントンという名前にも由来があって、今後はその由来に関する事件も起きそうな印象です。
ティリーも刑事…と書いて良いのでしょうか?彼女は捜査官と書いた方がしっくりくる気がします。
なぜなら、ティリーが得意とするのは、IT機器を駆使する操作方法だからです。
世間知らずのティリーが、ポーの信頼できるバディとなっていく過程(まさしく、背中を預けられるような関係!)も、この作品の楽しみです。
1作目から考えると、ティリーは本当に成長しましたね…。
多分、世界中の読者が、ティリーの成長に親戚のように目を細めているはずです。

ティリー以外にも、魅力的なキャラクターが沢山出てきます。
それぞれのキャラクターとポーの掛け合いもファンとしては楽しいところです。
警部のステファニー・フリンや監察医のエステル・ドイル、
舞台は、英国ですが、ロンドンが主な舞台の、アンソニー・ホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズと異なり、英国の地方がよく登場しています。
というのも、ワシントン・ポーはカンブリア州という英国でものどかな州の古い家に住んでいるためです。
いつか、ワシントン・ポーの家の近く(近くといってもそこからかなり歩く…)にあるホテルに泊まってみたいものだなぁと思っています。

ワシントン・ポーは自分なりの正義感というものが強いキャラクターで、
いわゆる
「皮肉っぽい冷静な英国人」ではなく、
熱いハートで、ぶつかっていくようなタイプです。
ワシントン・ポーシリーズは、ネットの感想などを見ていると、「量が結構あるけど、どんどんページをめくってしまう」というものが多いのですが、
それは、ポーのこのキャラクターのおかげでもあるような気がします。
「動く」キャラクターなんですよね、ポーは。
そして、読者も彼の善意を信じたくなるようなキャラクターでもあります。
ところで、
ワシントン・ポーとGoogle検索するとサジェストに「ドラマ」と出るのですが、ドラマ化されているのでしょうか…。
まあ、英国でも人気が高いと聞きますから、ドラマ化しない方が不思議かもしれませんね。
誰が、ワシントン・ポーとティリーを演じているのでしょう。

とにかく、発売日かその翌日には本屋へいってみようもおもいます。
ああ、楽しみ!






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