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読書録

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本と呼ばれるもの全て(紙の本、kindle、Audible)の感想をまとめたマガジンです。 ジャンルはSFやミステリが多めですが、多岐に渡ります。
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#連続更新

2025年2月14日 「ある設計士の忌録」感想

悩むと何故かホラーが読みたくなります。 しかも、時代物でも外国物でもなくて、現代の日本を…

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2025年2月6日 「小さな海外文学 ロングパドル人間模様」感想

葉々社さんのウォートン怪談集を買い求めた時に、 せっかくなので、と思って、 こちらの、ト…

千歳緑/code
13日前
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2025年2月2日「漫画 百鬼夜行抄」感想

懐かしい漫画の宣伝を見かけ、 数巻分、無料で読めると知って、ついつい読んでしまいました。 …

千歳緑/code
2週間前
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2025年1月30日「書斎の死体」ネタバレあり

アガサ・クリスティの「書斎の死体」、早川書房をaudibleで読んだ(聴いた)ので、その感想です…

千歳緑/code
2週間前
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2025年1月23日 「小さな海外文学 ウォートン怪談集」感想

X(Twitter)で面白そうな短編集を見つけました。 「海外文学の裾野を広げる」という素敵な目的…

千歳緑/code
3週間前
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2025年12月17日 「文庫版 地獄の楽しみ方」感想

audibleにて、著 京極夏彦「地獄の楽しみ方」講談文庫 を聴き終えたのでその感想です。 京…

千歳緑/code
1か月前
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2025年1月8日「白い牙」感想

昨年に聞いた「アメリカン・マスターピース」の「火を熾す」があんまり良かったので、 ジャック・ロンドンの本を買って、 少しずつ読んでいます。 気になる作家 ジャック・ロンドン ジャック・ロンドンは、20世紀はじめに活躍したアメリカ作家です。 雄大な自然の中の厳しさで,生きる人や生き物を骨太に書く作風で有名です。 日露戦争の取材もしたらしく、 日本とも実は縁がある作家のようです。 雄大なスケール感とドライな質感で、 読んでいると気分が変わる作品が多く、 日常の仕事や生活に疲れ

2025年1月2日 「11の物語」 感想

2024年11月から12月に、 著 パトリシア・ハイスミス、 訳 小倉多加志 早川書房の 「11の物語…

千歳緑/code
1か月前
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2024年12月28日 「アメリカン・マスターピース 古典篇」感想

Audibleで、「アメリカン・マスターピース 古典編篇」を聞き終えたのでその感想です。 読み終…

千歳緑/code
1か月前
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2024年12月25日 「恐怖を失った男」感想 ネタバレあり

早川書房、M.W.クレイヴンの「恐怖を失った男」をAudibleで読了したので(聴了した?)ので、そ…

千歳緑/code
1か月前
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2024年11月28日 「日本の伝説」感想

柳田国男の「日本の伝説」をaudibleで聞いたので、その感想です。 なんと、青空文庫で無料で読…

千歳緑/code
2か月前
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2024年11月19日 「天才たちの日課 女性編」感想

「天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常」、メイソン・カリー著、…

千歳緑/code
3か月前
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2024年9月20日 「遊廓と日本人」感想

田中優子「遊廓と日本人」講談社現代新書の、Audibleで聴き終えたのでその感想です。 宮本常一…

千歳緑/code
5か月前
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10月5日の手紙 プロジェクト・ヘイル・メアリー 下巻 ネタバレ感想

拝啓 秋らしく、冷え込んできました。 部屋着を少し丈の長いものにしました。日中は暑いですが、夜や朝は冷えます。 ここで体調管理に気をつけていないと、すぐに喉風邪を引く体質です。 湯船にお湯をはって浸かり身体を温めるのも大切です。 まだ夏の記憶が新鮮ですが、冬への準備にそろそろ取り掛かりましょう。 さて、そんな10月に入る直前、ちょうどきりよく、 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」下巻、Audibleで、聞き終えました。 さて、ここからネタバレ有りの感想2回に分けて書いてい