平本あきおさんカウンセリングサロン感想文-オーディエンス編- 8
この記事は平本あきおさんのカウンセリングサロンに観客として参加した感想記事です。
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今回は、Eさんの公開カウンセリグの記事です!
【お悩み】サロン経営16年、うまく行きかけると、急に突き落とされるような出来事が起こってしまう
Eさんのお悩み
サロンを16年やってます。毎回波に乗りかけた時に、嫌な出来事が起こってしまうのです。最近もそんなことが起こりました。
行動のストップがかかってるのが自分でもわかりました。だから、自分の悪いところを洗い出し、自分の考え方や行動を変えることにしました。
日々の心がけで、徐々に行動量が変わってきて、最近になってやっと「いける」と思ってきたんです。だけど、そう思えたタイミングで、突然自分の周りで一気に仕事がなくなってしまいました。おまけにクレームまで起きてしまって…昔からずっとこういうことが繰り返すんです…どうしてだろうと悲しくなってしまいます…
仕事がやっと順調になった矢先に・・・・
サロン経営16年目ですが、なかなか楽にはならなかったそうです。
最近やっと順調になった経営でしたが、クレームが入り、
その後追い討ちをかけるように、
認知症気味の母親から、仕事中でも母から電話がたくさんかかってくるようになってしまったのだそうです。
Eさん「母親の認知症を進めたくないので、認知症を進めないように自分もなるべく電話に出られるように、ちゃんと会話ができるように頑張ってはいます。でも、母は認知症なので、嫌なことを話しても次の日には忘れちゃうのです。私は母の発言を覚えてますので、毎日頑張っていても「辛い」と思ってしまうんです。」
平本さん「他に、どんなことがあったの?」
Eさん「母親が私に、事前の相談や同意を得ることなく、不動産を借りる行動を取ったことがありました。母親は「住んでいた場所が良くない」「引っ越したほうが良い」という考えのもと、自分が費用を支払うと主張し、強引に引っ越しを勧めてきたんです。母親自身が「お金を出してあげるから」と言って、引っ越しを決定してしまって…私は断れなかったんです。
本当は、この決定に納得できなかったのです、現在の状況や経済的負担を考慮して自分のペースで行動したかった。しかし、母親の一方的な行動によって、選択肢が制限され、結果的に引っ越しを余儀なくされちゃいました。私は、とても大きなストレスを感じました。また、母親の意図や行動に言いなりになってしまう自分が情けなくなりました。そして、不動産を勝手に借りた後に母親が「今後は自分で家賃を払え」と言い出して…辛かったです。」
チェカンノなりにEさんのお悩みをまとめてみました。
仕事の中断や生活の困難
Eさんは仕事が突然中断されたり、母親の介入によって計画が狂わされることに悩んでいます。この状況は、経済的にも精神的にも大きな負担を与えており、自分の努力や行動が報われないという無力感を感じています。母親との関係と介入の影響
母親が生活や仕事に頻繁に介入し、それがストレスや混乱の原因になっています。母親の行動には、認知症や過去の家族の習慣も影響しているようで、Eさんはその影響に振り回されています。経済的・生活的プレッシャー
母親からの支援を受けることがある一方で、その支援には条件が伴い、それがかえって負担となる場合もあります。また、家賃や引っ越しなどの経済的な問題に直面しており、安定した生活が難しい状況です。感情の整理と成長
Eさんは母親を許す努力をしつつ、自分自身の精神的な成長を模索しています。しかし、感情の整理が追いつかず、時には過去の出来事や将来への不安に苛まれることもあります。目標と新たな方向性
Eさんは、自分自身の目標を明確にし、新しい方向性を探ろうとしています。マーケティングや自己啓発について学びながら、生活を立て直すための具体的な計画を模索しています。
さて、上記のようなお悩みを今回はどんなふうに整理、解決に導いてくのでしょうか?
Eさんの公開カウンセリングスタート
相談する中で、「うまくいきかけてる時に母が邪魔をしてくれるパターン」が非常に多い、ということに気がつきました。
そして、「お母さん」がキーワードだという事実もなんとなく炙り出されてきました。
Dさん「母は認知症で歪んではいるけど、愛情はある。だけど・・・・受け止められない。愛情を「邪魔」に感じてしまう。」
そこで、過去のエピソードをもとに、またコマ漫画のようなエピソードの繰り返しを会場の皆さんと再現します。
<↓過去記事に書いたこの相談を思い出しました>
会場で状況を「再現」することで、自分の状況を客観的にみることができた相談者Dさん。
平本さん「母に邪魔されるループを抜けたくないですか?」
Dさん「抜けたいです。」
平本さん「じゃあ、この輪を通らないで抜け道いこ。」
平本さん「どんな道だったらいい?どんなに本気になってても、お母さんが邪魔をする。そんなのは辛いよね。」
Dさん「辛いです。」
平本さん「お母さんがもしもチワワとか小さな動物だったら?どう感じる?お母さんを何か笑える生き物に例えてみて。」
Dさん「ハムスターだったら笑えそうです。」
平本さん「どんな感じ?」
Dさん「シャーって感じです。」
そこで、Dさんがイメージした、
「もしもお母さんがハムスターだったら?」
を、会場の皆さんで再現してみます。
これには、さっきまで涙目だったDさんも大笑いです。
平本さん「何かを矯正しようとしても、ハムスターだからしょうがないと思ってください。」
Dさん「はい、やっとそう思えました。そう思うことにします!」
Dさんの表情から笑顔が見られました。
その晴れやかな笑顔からは、これから何があっても明るく笑い飛ばせそうな、明るい未来が待ってるような気がしました。
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