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フォトグラメトリのすすめ

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フォトグラメトリを実践するときに参考になる記事をまとめました。
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#3DCG

マーカープレート作ってみた!

今年の夏も暑そうですね、、 フォトグラメトリは撮影場所が屋外や空調が使えない場合もあるので恐ろしいです。(夏は滝のように汗を流しながら撮影することも) さて今回はフォトグラメトリ撮影で便利な小道具を作ってみたという記事です。(製作自体は結構前にしていたのですが、記事にまとめてみました。) 高品質な3Dデータの作成のためには様々なツールが必要です。 撮影技術も必要ですが、ストロボやPLフィルター、三脚・一脚やカラーチェッカー、、、必要なものが多いです。 今回はその中でもマー

スキャンデータ編集2 blender編

前回の続きでスキャンデータの編集方法を解説していきます。 前回のzbrush編では形状の修正とUV展開まで行いましたので、今回はblenderを使ったテクスチャのベイクを行います。 blender単体でも前回のzbrushと似たようなことはできますが、私の慣れの問題とスキャンモデルはデータサイズが大きくなりがちで作業が安定しないことがあるため作業ごとに使うツールを分けています。 ちなみにblenderは無料のソフトウェアで3D制作におけるほとんどの作業を単体でできてしまう

スキャンデータ編集1 ZBrush編

UNrealizeの高島です。 スキャンデータの編集方法について、ZBrush編とblender編の2回に分けて解説していきたいと思います。 そもそもデータを編集する必要があるのか? と思われるかもしれませんが、フォトグラメトリまたは3Dスキャンのデータは以下の問題があるケースが多いです。 特にAR/VR、ゲームなどでは、そのままでは使えないので編集する必要があります。映像でも軽いほうがいいので、やはり編集したほうがいいですね。 先日紹介したRealityCaptur

RealityCaptureの使い方

UNrealize高島です。2回目の投稿になります。 「フォトグラメトリってなに?」の投稿ではRealityCaptureというソフトを使用しての簡単な解説をしましたが、フォトグラメトリソフトは結構種類があります。 弊社では数ある中でもRealityCaptureを使用しています。 理由としては、計算スピード、品質、弊社が開発している撮影機材との相性を考えて総合的に判断しています。特に弊社の撮影機材では多いと数百のデータを自動で生成することもあるためスピードは特に気にし