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【感想】映画感想文「THE GUILTY」「ハッピー・デス・デイ シリーズ」「黄龍の村」「ピエロがお前を嘲笑う」_非実在女子大生、空清水紗織の感想Vol.0049
ちょこちょこ見ていた映画の感想を一言ずつ。備忘録的に。
※ネタバレあり
「THE GUILTY」
デンマーク制作の方を鑑賞。
オペレーターが音だけを頼りに事件の推理を進めていく映画。
このワンアイディアを見事に映像化したなあと驚きました。
事件自体も捻りがきいていて面白かったです。
主人公のアスガーが善人になり切れていない雰囲気を出していて、その演技もこの映画の緊張感にぴったりでした。
「ハッピー・デス・デイ シリーズ」
Wikipediaだとホラーコメディとしてジャンル分けされているけれど、1作目も2作目もホラー要素はそこまでなかったように感じました。ホラーというよりはサスペンス?
ホラー映画が苦手な私でも十分楽しめました。
タイムリープを逆手にとって楽しんだり、犯人捜しに精を出したりと、コミカルでテンポよく進んでいくのでとても見やすい。
1作目の犯人はなるほどと思ったし、2作目では「なぜループするのか」のきっかけからお話が始まるのも納得感があって良かったです。
「黄龍の村」
因習村的話かと思ったら、村に来た奴がめっちゃ強かったというアクションものでした。
「ピエロがお前を嘲笑う」
ハッカー集団の物語。
ハッキングの様子を地下鉄の車両内に見立てる演出は分かりやすく且つスタイリッシュで見ていて楽しかったです。
ラスト、「クレイは4人じゃなくて1人でした、ベンヤミンは多重人格でした」と見せかけて、「やっぱり4人でした」という落ち、私は多重人格のままの方が好みだけど、そうすると「ファイト・クラブ」と同じって言われちゃうのかなあ。角砂糖の手品も意味なくなっちゃうもんね。
ラストにツッコミどころはあれど、総じて面白かったです。