「普通がいい」という病 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は精神科医である泉谷閑示さんの『「普通がいい」という病』の一部分です
▪︎『普通がいい』という病の原因
・普通はいいことだという思い込み
広辞苑によると『普通』とは、広く一般的であること、多く当てはまることと書かれています。つまり普通とは人数の多い多数派であり、普通じゃないとは少数派であるという意味です
職業で例えるとするならば、サラリーマンは普通の仕事でYouTuberやプロゲーマーは普通じゃない仕事ということになります
多くの人は少数派の人を『浮いている』や『変わり者』と排除しようとしてしまいます。普通じゃないことはダメなことであると勘違いしているのでしょう
・周りから浮かないように普通になろうとする
自分らしく生きていた人も何度も周りから『浮いている』や『変わり者』と言われ続けることで『普通』になろうとしてしまいます
子供は『あれがしたい』や『これが食べたい』と心のままに行動しているのでうつ病になることがありません
しかし、大人になるにつれて世間一般にいう『普通』にならないといけないと心ではなく頭で考えようとしてしまいます
・うつ病にならないためには心に従うべき
うつ病にならないためには『頭で考えずに心のままにやりたいことをやり自分らしく生きる』ことです
『普通』というのは多数派であるだけであって良いも悪いもありません。わざわざ自分を押し殺してまで普通になる必要はありません
私たちが『普通』になろうとする癖がついた理由として、幼い頃から学校や親から徹底的に合理的な考え方を叩き込まれたことにあります
・不眠は心を無視した結果である
1日好きなことややりたいことを全然できていないから満足できなくて眠れることができない状態というのが不眠症が引き起こされる原因です
心から自分らしい1日を過ごすことができたら、遊び疲れた子供のように心地よい疲れを感じて心おきなく眠れることができるでしょう
不眠やうつ病は頭ばかりで考えて自分の心を無視し続けた代償と言えます
・喜びと同じく怒りの感情を尊重すべき
心のままにやりたいことをするためには怒りや嫉妬、嫌いなどのネガティブな感情に素直になりましょう
私たち人間は最初に怒りや悲しみの感情が出てきます。その後に喜びや楽しさという感情がやってくるのです
つまり、怒ったり悲しんだりしないとポジティブになれないということです
・孤独になりたくないから普通を選んでしまう
私たち人間は孤独になりたくないから『普通がいい』と思い込んでいます
一人ひとり違う人間なのにも関わらずみんなと同じ道を歩き、みんなと同じ職業になるはずがないのに孤独になりたくないからといって自分を偽り、『普通』になろうとしているだけです
自分を偽って多くの人と付き合っていたとしても結局寂しいままです。個性を発揮して生きている人ほど自分のやっていることに没頭できているので孤独が辛くありません
・我慢して生きる人は自分らしく生きている人を叩く
自分の個性を隠してやりたいことをせずにい『普通』を選んできた人は自分のしたいことができないので鬱憤が溜まってしまいます
毎日窮屈な思いをしている人は周りの人にも『普通はこうするべき』という強要をするようになり、自分らしく生きている少数派の人たちを見るとイライラするようになります
つまり、他人を批判したり叩いたりするのは心から自分のしたいことができていないサインです
・自分の心が幸せじゃないと他人を幸せにできない
心のままにやりたいことをやらないと他人を幸せにすることができません
誰かに何かをしてあげる時、まず自分が心の底から満たされていなければ本当に人のために何かをすることはできません
もし、自分の心が満たされていないのにも関わらず、他人の心を満たそうとすると相手の行動次第で怒り狂うことになってしまいます
▪︎【結論】自分らしく生きることが大切である
他人から目をつけられるという理由でほとんどの人は個性を消したり隠したりして『普通』に自分を無理やり変えています
自分らしいく生きられないことでストレスが溜まってしまい、精神が病んでいく人が多いと著者である泉谷閑示さんは語っています
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