【1分読書】 超インフレ時代の「お金の守り方」 円安ドル高はここまで進む 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は公認会計士であり税理士でもある金川顕教さんの『超インフレ時代の「お金の守り方」 円安ドル高はここまで進む』の一部分です
▪︎資産を守るために必要なこと
①他国にお金を逃す
自国通貨の価値が大幅に毀損すると予想される時のセオリーとして『他国に自分のお金を逃すこと』が挙げられます
第一世界大戦後のドイルでハイパーインフレが起こった時も助かったのは周辺諸国に財産を逃した人たちでした
日本人の多くは資産を全て円で持っていますが、それは『円に100%賭けている』と同様です
別の通貨を持つならドル一択になるでしょう
②貯金よりもドルを購入する
日本円の金融資産をどのくらい持っているかにもよりますが、当面の生活には使わないであろう余裕資金はドル資産に替えておくことをオススメしておきます
円預金ですらない人や住宅ローンの返済や余裕資金などほとんどない人ほどドルを持つべきだとこの本で紹介されています
ハイパーインフレが起こってしまうと資本規制がかかって避難通貨が買えなくなる可能性もあるのでそうなってからでは間に合いません
今のうちから少しずつでもいいので買っておくことをオススメします
③『ドル建てMMF』を購入する
ドル建て資産の持ち方で1番簡単なのは『外貨預金』でドルを購入することです
外貨預金は日本国内の銀行をはじめ多くの金融機関が取り扱っているため、誰でも手軽に始めることができます
その中でもオススメなのが『ドル建てMMF』であり、ドル預金との大きな違いは税金です
ドル預金は為替差益が総合課税に対して、ドル建てMMFは約20%の源泉徴収です。つまり、所得が高い人は一般的にドル建てMMFの方が有利になります
④暗号資産に投資してみる
暗号資産とはビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨であり、法定通貨と比べて発行上限が決まっており、マイニングした人に対して報酬としてビットコインが新規発行される仕組みによって発行上限が制限されます
つまり、発行過多による価値の希薄化が起こりにくいということです
暗号手段は今はまだ投機目的で使われることが多いですが、決済の簡単さと手数料の低さを考えるとそう遠くない未来に決済手段としても使われるようになるはずです
⑤住宅ローンを固定金利型に切り替える
もし、あなたの住宅ローンが変動金利型ならすみやかに固定金利型に切り替えることをオススメします
現在では変動金利よりも固定金利の方が金利は高くなりますが、インフレが起こると住宅ローンの変動金利は一気に上昇してしまいます
1%の変動金利で借りていた住宅ローン金利が5%に上昇したと仮定すると、残高が3000円あって20年で返すとしたら支払額が総額で1400万円、つまり月にして6万円も増えてしまいます
給料や年金も同様に上昇すればいいですが、その保証はありませんし資金がショートしてしまっては物件を手放すしかありません
▪︎【結論】資産を守るために知識をつけましょう
金融政策の問題と国力の差が相まって円安ドル高につながっている状況の中でどのように資産を守っていけばいいかわからない人がほとんどでしょう
知らないことで損をしてしまうのが今の世の中なので、ぜひこの本を読んで知識をつけていきましょう
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