【1分読書】 あやうく一生懸命生きるところだった 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容はイラストレーターであるハ・ワンさんの『あやうく一生懸命生きるところだった』の一部分です
▪︎人生を見直すために意識すること
①努力は必ず報われるわけではない
当たり前ですが、努力したからといって報われるわけではありません
逆に一生懸命努力しなくても報われる人も存在します
数えきれないほどのオーディションを受けてもデビューできない人もいれば、友人のオーディションについて行ったことがきっかけでデビューした芸能人もいます
つまり、必死に努力したからといって必ずしも見返りがあるとは限らないし、必死にやらなかったからといって見返りがないわけでもないです
自分がこんなにも努力したのだから必ず見返りがあるべきだと考えることこそが苦悩の始まりになります
②やる気がなくても働いていい
『どうやったら仕事のやる気を出せるのか?』という質問を見かけますがやる気が出ないものはやる気が出なくて当たり前です
やる気とは自ら作り出すものであって、誰かに強要されて作り出すものではありません
この世界の全員が『やる気』を持って好きな仕事をしているわけでもありません
『時間』と『労働力』を使っているにも関わらず、さらに『やる気』まで要求してくる会社は欲しがりと言えるでしょう
やる気がないのであれば目の前の仕事を淡々とこなせばいいですし、続けていればそのうち好きになってくるかもしれません
③世間の風潮を捨てて自分らしく生きる
この世の中には年相応にこうすべきと言った風潮が存在します
例えば『30歳までに結婚すべき』『出世すべき』『子供を作るべき』『男はマニュアル車に乗るべき』『女が子育てをするべき』など
みんなによくみられようと頑張れば頑張るほど苦しくなり、周りの目を気にするようになります
本当に恥ずべきなのは自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きることです
④他人と比べない
最も手っ取り早く簡単に不幸になる方法として『誰かと比べること』が挙げられます
たとえ自分が誰かと比べないようにしていても親や友達が勝手に比べてきたりするでしょう
そう考えると人間は人生の大事な時間を『幸せ』を探すより『不幸』を探すことに費やしているのかもしれません
人間はほとんど自分と似たレベルの相手と比べて落ち込んだり、優越感に浸ったりする生き物です
もし、人と比べてしまうのであれば『どんぐりの背比べ』と意識していきましょう
⑤ダメな自分を認めたら自尊心が増す
自尊心が下がってしまう最大の要因は『自分自身を過大評価している』ことです
自分自身を過大評価することで理想と現実のギャップが大きくなります
対して動物たちは自分を過大評価しませんし、ありのままの自分で生きています
つまり、私たちも幻想を捨ててありのままの自分を認めていくことが必要です
今の自分を受け入れてあげることで逆に自尊心が高まっていきますよ
▪︎【結論】誰かの作ったレールを一生懸命に歩まなくても良い
もし、あなたが毎日の生活に余裕がないと感じたり、何のために頑張っているのかと悩んでいるのであれば一度ブレーキを踏んで本当に今進んでいる方向が自分の行きたい方向なのか確認していきましょう
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