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脳科学者が教える最高の選択 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は脳科学者である茂木健一郎さんの『脳科学者が教える最高の選択』の一部分です
▪︎最高の選択をするために必要な要素とは?
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・『利他性』と『不確実性』の2軸を基準に物事を判断する
・『インテリジェンス』を用いて成功の道筋を立てる
・『自分自身の問いかけ』によって選択に自信を持って判断する
・『利他性』と『不確実性』の2軸を基準に物事を判断する
人生のあらゆる場面において『利他的かつ不確実』なことを選択することで、他者貢献と自己成長を同時に実現することができます。利他性というのは人が喜ぶことであり、不確実性というのはできるかどうかわからないことです
つまり、『他人が喜ぶことをして自分自身を成長させる』ことです。相手を喜ばせる行為は自分自身を喜ばせる行為にもつながり、結局は自分自身のためにもなります
とはいえ、利他性というのは自己犠牲ではないことをしっかりと理解しておきましょう。次に不確実性ですが、私たちの人生は確実性と不確実性の絶妙なバランスによって成り立っており、確実なことだけをやっていては安定はしますが、成長はしません
その一方で不確実性をやることは安定には欠けますが、克服することで大きく成長することができます。つまり、成功確率が高くない困難な選択をすることで私たちは成長します
達成するために努力を重ね、達成した時にはドーパミンが分泌され、さらにやる気に道た行動が加速されます
・『インテリジェンス』を用いて成功の道筋を立てる
インテリジェンスとは、不確実な状況下で手に入れた最も確実性の高い情報のことを言います
つまり、一部の人しか手に入れられない貴重な情報ということです。物事を選択する際に、そのことを知っているか知らないかで大きく変わってしまいます。ほとんどの人が知らない情報を先に手に入れることができれば、素早く選択することが可能であり、良い結果を残すでしょう
しかし、そのような情報を手に入れるスキルも人脈もないのが大半です。インテリジェンスを磨く方法として、小説を読んだり、よく人と会ったり、本物に触れることです。自分の狭い行動範囲を抜け出し、なるべく違う考え方や価値観を持つ人と接したり、小説の中の様々な価値観の人と出会っていくことでインテリジェンスが磨かれていきます
・『自分自身の問いかけ』によって選択に自信を持って判断する
多くの人は何かに迷ったときに周囲の人に相談しますが、自問自答した方がはるかに早く良い答えが出てきます
つまり、自分自身の質問は選択の最終段階において決断の後押しをする役割を持っており、自問自答した結果、『Yes』と即答できるのであれば躊躇せずに進むべきです
軸にそって取捨選択し、インテリジェンスのふるいにかけて決断しようとしているのであれば99%答えがでている状態と言えます
▪︎選択できる脳になるための6つのトレーニング
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・新しいことにどんどん挑戦する
・その場で即座に回答する
・ぶっつけ本番でやってみる
・SNSに投稿してみる
・飲み会などの幹事役を引き受ける
・妄想する
▪︎【結論】人生は選択の連続です
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あなたの将来は目の前の選択によって良くも悪くも決まってしまいます。最高の選択をするために『軸』『インテリジェンス』『自分への問いかけ』の3つの要素を意識していきましょう