水分の摂りすぎが病気をつくる 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は医学博士である石原結實さんの『水分の摂りすぎが病気をつくる』の一部分です
▪︎水分は細胞内に入っていかないと意味がない
ほとんどの人は『水分はこまめにたくさん摂取した方がいい』と認識している人が多いと思います。確かに若々しくて美しい人を例える用語として『みずみずしい』と表現したり『水も滴るいい男』という言葉もあるように『水』は『若さ』と『美しさ』の代名詞と言えるでしょう
枯れた植物は水分不足によって引き起こされてしまうことからたくさん水分を摂取することで老化を防ぐことができるのではないかと考えがちです
しかし、水分をたくさん摂取すれば若々しさを保てるという認識は間違っています
というのも、水分は細胞内に入っていかないと意味がありません。若い人は比較的細胞の中の水分が多いですが、年齢を重ねていくうちに細胞が水分を吸収する能力が落ちていきます
つまり、細胞内に水分が入っていく能力が落ちているのに、水分を過剰に摂取しても無意味です。細胞内に水分を送り込むには血流を良くしてあげる必要があり、その方法としては下記の通りです
これらを怠ってしまうと、細胞外液に水分が過剰に存在してしまい、むくみや高血圧、吐き気、下痢、涙が多くなったり、鼻水やくしゃみ、喘息などの症状が出てしまいます
▪︎体内の水分過剰(水毒)を見分ける方法
人体のあらゆる臓器たちは36.5℃以上の体温で快適に機能するようになっていますが、体内に体を冷やす余分な『水分』が存在する場合、対外へ排出して体を温めようとします
つまり、水分を排出するような体の働きが起きたり、逆に排出されきれず体の中に水分が溜まったような状態が見られるようになったら水毒と言えます
▪︎水分を摂取するなら『紅茶』が1番です
紅茶などの成分は約200種類くらい明らかにされており、その中でも『カフェイン』『カテキン』『テアニン』などが有名です
紅茶は体を温めて利尿作用により体内の水毒を追い出して血液をサラサラにする理想的な飲み物です
▪︎【結論】水分の取りすぎは万病の元です
水をとにかく飲むのが健康に良いと思っているととても危険です
血液をサラサラにするために水をたくさん飲むべきという考え方は実は間違いであり、水分の過剰摂取は効果がなく、『水毒』となり様々な不調の原因になってしまいます
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