本物の気づかい 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容はいのうえ歯科医院の理事長である井上裕之さんの『本物の気づかい』の一部分です
▪︎本物の気づかいについて
・気づかいをすると成功しやすくなる
人である以上は気づかいができない人よりも気づかいができる人の方が好かれやすいです。気づかいをすると相手に『この人は私にすごく関心を持ってくれている』『よく見てくれている』という印象を与えることができ、その結果として、気づかいできる人は周りから好かれやすくなります
人から好かれると当たり前ですが、チャンスが舞い込んできます。逆に気づかいができない人を『誰かに紹介しよう』『仕事を頼みたい』と思いませんよね?ものすごく頑張っていたり、仕事ができるのにいまいち伸びない人は、周りの人やお世話になっている人に対して『気づかい』が抜けているものです
・相手の立場になって気づかいをする
気づかいとは『相手の立場になって相手が喜ぶこと』をすることです。褒められると嬉しいのであれば、相手を褒めてあげれば良いですし、妊婦やお年寄りが来たとき立っているのが辛そうであれば席を譲るべきです
気づかいができない人は相手の気持ちを想像できるけどやっていない人が多いだけであり、やらないよりもやったほうが圧倒的に良いのです。気づかいというのはその『行為』よりも『気持ち』が伝われば相手は喜んでくれるものです
・気づかいとはスピードの早さ
レスポンスのタイミングも気づかいの1つです。例えば、LINEを送って3日後に返信が返ってくるのと、10分後に返ってくるのとでは同じ内容でも印象が違うはずです。早ければ早いほど『やる気があり、興味がある』ということを相手に印象付けることができます
他にも、誕生日を迎えてからすぐにお祝いの連絡が来る方が2日過ぎてからお祝いの連絡が来るよりも感動が大きいはずです。できるだけ早いタイミングで対応することこそが気づかいです
・『ありがとう』は魔法の言葉
『すいません』や『ごめんなさい』という言葉を使うよりも『ありがとう』と言い換えてみることで相手は『自分のやったことを認めてもらえた』『わかってもらえた』と感じるので自己肯定感が高くなります
プレゼントをもらった時や手伝ってもらった時、料理が出てきた時など反射的に『ありがとう』と口にしていきましょう。たとえ、上司に怒られた場合でも『ご指導ありがとうございます』と伝えましょう。せっかく指摘してくれた気づきに対して感謝を伝えていくのです
・相手の時間を奪わない
私たちにとって時間とは命そのものです。ゆえに相手の時間を奪わないというのは相手の人生に敬意を示すことになります。例えば、メールやLINEでものすごい長文を送る人がいますが、このような人は相手の立場に立っていないと言えます。長文の内容を理解するためにじっくり読まなければいけませんし、何が重要なのかもわからないため相手を疲れさせてしまいます
逆に箇条書きを駆使してまとめてくれた方が内容を理解でき時間を使わずに済みます。また、デートに行く際にレストランを予約しておくのも相手の時間を奪わない気づかいです
・待ち合わせは『5分前に着いたふり』をする
待ち合わせをした際に気づかいのできない人は『20分前に着いたんですよ』と本当に着いた時間を言ってしまうものです。早く着いてしまうことで『待たせてしまった』というプレッシャーを相手に感じさせてしまいます
待ち合わせをして『待った?』と聞かれたらたとえ早く着いたとしても『5分前に着いたところだよ』と伝えることを意識しましょう。遅刻は御法度です
・細かく状況を報告して、安心感を与える
例えば、職場の先輩からオススメのレストランを紹介されたとして、実際にレストランに行ったとしたら『レストランに行きました。とても美味しかったです!教えて下さってありがとうございます』と一言連絡することを気づかいと言います
少しめんどくさいかもしれませんが、一手間かけるのが『気づかい』です。相手が今どんな状況なのかを確かめ合うことが2人の関係性を保つための大切な気づかいになります
・繋がっていたい人には1年に1度贈り物をする
私たちは大人になるにつれて結婚や子育て、仕事に追われてしまいだんだんと人間関係が希薄になっていくものです。とはいえ、この人とはずっと繋がっていたいと思う友達や仕事仲間が1人や2人はいるでしょう。そういう人には1年に1度は贈り物をすることです
お中元でもお歳暮でも、旅行に行ったついでに購入したお土産でもかまいません。贈り物を介してお互いを思い合うことでつながりができるでしょう
▪︎【結論】気づかいをした方が圧倒的に得です
著者である井上裕之さんが理事長を務めている『いのうえ歯科医院』は医療技術だけではなく、患者さんひとりひとりへの気づかいを大切にしているためとても人気です
私たちは人間である以上、誰だって気づかいのできない人よりも気づかいのできる人を好きになるものです
小さな気づかいの積み重ねこそが人生を分けることになります
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