心が疲れない人が意識している4つのこと
▪︎心が疲れない人が意識している4つのこと
①朝食を抜かない
東北大学の加齢医学研究所の教授である川島隆太さんが実施した『幸せ度ライフスタイルに関する調査』によると、朝食を抜く頻度が高い人は毎日朝食をとる人に比べてイライラや不安を感じやすく、仕事や余暇を楽しむ生活全体への満足度が低いことが明らかになりました
心の健康に効く手軽な朝食としてバナナとヨーグルトがオススメです
精神科医の井上智介さんによると、バナナと乳製品にはトリプトファンというアミノ酸やビタミンB6が含まれており、これらは幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』の原料です
これまで朝食を抜きがちだった人はバナナとヨーグルトであれば忙しい朝でも気軽に食べることができると思うのでぜひ試してみてください
②座りすぎない
明治安田厚生事業団体力医学研究所である甲斐裕子さんによると1日12時間以上座っている人は6時間未満の人と比べて心の健康が不調になる割合が3倍にも増加するそうです
実際に明治安田健康開発財団のオフィスでは決められた時間に従業員がデスクの周辺を40秒ほど歩き回るという取り組みをしており、30分に1回立ち上がって少し動くことがオススメされています
日頃、座りっぱなしが当たり前の人は『30分に1回立ち上がる』ことを意識していきましょう
③笑顔を作っている
心療内科医の山本晴義さんによると、笑顔には心を元気にする効果があり嫌な気分でいるときも意識的に笑顔を作れば心が明るくなるとのこと
『いつも笑顔で楽しそう』と思っている人ほど意識的に笑っているから楽しそうに見えるだけかもしれません
ひとりで集中して作業していたらいつの間にか眉間にシワが寄りがちです。そういう時こそ口角を上げて作り笑いをしていきましょう
④3つのいいことを記録する
心理カウンセラーの中島輝さんがオススメするのは『スリー・グッド・シングス』と呼ばれる夜にその日にあった良かったことを3つ書き出す作業です
『自分には楽しいことがない』と考えがちな人でも脳が自然と『良かったこと』を探すようになります
『良かったこと』の内容は『いつもより早く起きられた』『会議で発言できた』など小さいことでも構いません
慣れてきたら『実現したい出来事』を追加で書くことで期待感を高めることができます
まずは3週間ほど挑戦していきましょう