【要約】 なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
今回紹介する内容は元大学教授で現在はエッセイスト、ジャーナリストをしているジョナサン マレシックさんの『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』の一部分です
▪︎仕事で燃え尽き症候群になってしまう原因について
①燃え尽き症候群はただ休んでも解決しない
この本の著者は燃え尽き症候群になった後に長期休暇を2回もとって気晴らしをして一時的に楽になったが、また仕事に復帰すると数週間で疲労感や怒りがぶり返してまた同じように休暇前の憂鬱な気分になって無気力になってしまったと語っています
まずは、燃え尽きてしまった根本的な原因を知ることが大事になります
燃え尽き症候群の原因として、仕事に対する理想と現実のギャップから生まれます
②燃え尽き症候群は期待と現実のギャップから生まれる
仕事に対する期待が大きければ大きいほどそれを裏切られた時の失望感は大きくなります
つまり、私たちが仕事で燃え尽きてしまうのは仕事への高い期待を裏切られたからということになります
看護師、教師、警察官、弁護士、スポーツ選手、音楽家など高い志や期待、世の中に貢献したいという気持ちを持ちやすい職業こそ現実とのギャップが激しくて燃え尽き症候群になりやすいです
③仕事にお金だけではなく様々なものを求めすぎている
私たちは仕事に対してお金だけではなく、アイデンティティややりがい、人との交流、地位、承認欲求、意味のある仕事をしたい、人の役に立ちたいという気持ちなど多くのことを求めすぎてしまっています
今では当たり前のように『好きな仕事をしよう』『仕事で自己実現しよう』『人は働いてこそ価値がある』といった考え方が存在しており、このような考え方に長く浸かっていれば『仕事=人生』だと考えてしまうのも納得はいくでしょう
プライベートを犠牲にして心身の限界を超えるまで仕事を頑張っても必ず幸せになれるわけではありません
④仕事に期待しすぎない
期待が高まりすぎて現実の仕事の退屈さに耐えられなくなってしまう人が増えている中、仕事の期待を下げて『たかが仕事』『仕事とはお金を稼ぐ手段』くらいの感覚で淡々と働くことが必要になります
仕事に疲れているのであれば、仕事とは人生の一部と考えてみるのも良いでしょう
⑤仕事以外の時間を充実させる
仕事を生き甲斐にするのではなく、趣味を生き甲斐にしたり、承認欲求を筋トレに見出したり、会社の役に立ちたい気持ちを休日のボランティアやイベント開催などに見出していきましょう
趣味を持っていれば誰もが燃え尽き症候群にならないというわけでもありませんが、仕事だけしかない人よりも燃え尽き症候群になりづらいでしょう
▪︎【まとめ】仕事は自分の全てではなく人生の一部と考えていきましょう
そもそも仕事とは誰かのやりたくないことだったり、めんどくさいことを代わりにやってあげるからこそお金をもらえることです
つまり、仕事に過剰な期待をしすぎるのは良くないことです
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