働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容はライフネット生命の代表取締役会長兼CEOである出口治明さんの『働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義』の一部分です
▪︎お金の不安は思い込みである
お金に対しての不安を抱えている人は多いです
例えば、『正社員は安泰ではない』『会社で長く勤めても給料が上がらない』『少子高齢化問題』など不安になって当然な問題をメディアが取り上げています
なぜ、メディアが不安ばかりを煽るのか考えたことはありますか?
それは、不安を煽った方が商売をしやすくなり『儲かる人』がいるからです
メディアは嘘をついているわけではありませんが、メディアやメディアを通して情報発信したい外部の人もそれぞれ自分の『商売』があり、その商売を上手に回していくためには一般市民の不安を煽るのが1番手っ取り早いことを知っています
つまり、情報と接するときは『これで儲かるのは誰だろう?』と考える癖が大切になるということです
▪︎一生使えるお金の基本的な考え方
・お金リテラシーを身につける
リテラシーというのは本当か嘘かを見極める力のことです
私たちが将来に対してお金の不安を抱いてしまうのはお金のリテラシーが低いことが原因です
日本は海外と違ってお金について義務教育では教わりません。だからこそ自分でしっかりお金について学ぶ必要があります
・世代間格差に捉われすぎない
現在年金をもらっている高齢者の方たちはこれまでに支払った年金額の約4倍の年金をもらっているのに対して、今の若い世代は2倍くらいの支給額になるそうです
この事実を知って損と捉える人は世代間格差に捉われていることになります。大切なのは世代間格差が無くなることではなく、自分たちがお金に困らすに過ごすことです
世代間の不公平という言葉に惑わされず、自分たちの生活が少しでも豊かになる方法を考える方がよっぽど建設的です
・データを見て自分で考える
情報を判断する時に大切なのはSNSやメディアの発信を考えなしに信じ込むのではなく、公的機関が集計したような信頼できるデータをもとに先入観を無くして論理的に自分の頭で考えることです
お金に苦労したり、損する人というのはデータを見ようとせず自分で考えることもせず、与えられた情報を鵜呑みにする人です
・お金は3つに分けて管理する
手取りでもらったお金は『財布』『投資』『預金』の3つに振り分けていきましょう
具体的には、財布には数日から1週間過ごすのに必要な分だけお金を入れましょう。もし足りなくなったらその都度預金から補充しても構いません
『なくなっても生活していけるお金』を投資に回していきましょう。投資というのは株などに限らず、本を買ったり、英会話を習う資金などリターンがありそうなものです
・貯蓄額と期限を決める
最低限蓄えるべきお金というのは、手取り1年分くらいを目安にすることをオススメします
万が一の時でも手取り1年分のお金があれば当面の間は生活が可能であり、その間に先の対策を立てることができます
貯蓄する金額を決めたら、期限を決めていきましょう。毎月決めた貯蓄分は給料が入った瞬間から貯蓄に回して絶対に手をつけないことを意識していきましょう
・自分にしっかり投資する
老後の資金を貯めて人生を逃げ切ると考えるより、今後も稼ぎ続けられる力を身につける方が圧倒的に良いです。つまり、貯蓄よりも投資にお金を回していきましょう
投資には『自分への投資』と『金融商品への投資』の2種類あります
20代や30代の若い世代にとって重要なのは『自分への投資』であり、自分にお金を使って投資して今の自分の勝ちいを何倍にすることが大切になります
今より人生の選択肢が増えそうなもの、今より賢くなりそうなものにお金を使っていきましょう
・若者世代は他の世代より安泰
今の若者世代は将来の仕事への不安を抱える人も多いですが、若者世代の人口が少ない分40代や50代より安泰です
団塊世代はここ数年で順次退職していき労働市場から姿を消すことで働き手が足りなくなります。すると、仕事に空席ができるので就職や転職の選択肢は大幅に増えていきます
だからこそ、今のうちにしっかりと自己投資をしておいて将来のステップアップに備えておくべきです
▪︎【結論】お金の知識を身につければ不安は無くなる
この本では貯蓄の目安や方法、投資すべき銘柄を教えてくれるような小手先のテクニック本ではありませんが、一生使えるお金に対する考え方を教えてくれます
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