【要約】 100話で心折れるスタートアップ
今回紹介する内容は学生のときに起業した経験を元にTwitterで漫画を連載しているえいさんの書かれた『100話で心折れるスタートアップ』の一部分を解説していきます
▪︎スタートアップが潰れてしまう原因
①株の知識がないまま起業してしまう
会社において株を多く持っていることが会社のオーナーの権利になります
つまり、過半数の51%以上の株を持っている人が実質その会社のオーナーであり、その人が多くのことを自由に決めることができるようになります
経営をしたことのない投資家がいちいち株主総会で経営に口出ししてくるのは株を持っているからです
この認識がないまま起業してしまうと大事な株を誰かに渡しすぎて詰むことになるでしょう
会社を作る際は絶対にやめることがなく、最終的な責任が取れる創業者に51%以上の株を持たせておかなければいけません
スタートアップの場合は投資家などから資金調達をしてもらう代わりに株を渡すことが多いのでこの時も投資家に51%以上の株を渡さないように注意しなければいけません
②最初から大きく打って出てしまう
スタートアップの場合、最初から時間もお金も人もかけて大きく打って出てしまうと失敗した時に立ち直ることができません
また、何より事業が上手くいくかどうかはどれだけ根拠や自信があっても行動してみないとわからないものです
基本は必要最低限の機能だけでサービスや商品を作ってからすぐにリリースして小さくスタートを切ることが大事になります
もしやってみてニーズがないと分かったらすぐにピポット、つまり方向転換をして他の事業を考えていきましょう
③そもそもサービスのリリースまで辿り着けない
実際にサービスをリリースせずに消えていくスタートアップ企業は多く存在します
例えば、より多くの機能をつけようとしてなかなかうまくいかなかったり、キーマンとなる人物がやめてしまうとリリースに辿り着けないことも多いです
生き残るためには割り切って最低限の機能だけで最速リリースを目指すことが重要になります
④急に人が会社をやめてしまう
人が多い大企業と違ってスタートアップは少数精鋭です
そのため、主要メンバーがやめてしまうと一気に窮地に追い込まれてしまいます
浮き沈みが激しく長時間労働を強いられるスタートアップは社内の雰囲気も悪くなりやすく人の出入りが激しいです
健康上の理由や他社からの引き抜き、人間関係、家族の問題、ハードに働けないという理由で辞めてしまう人がほとんどであり、経営者である以上は辞められることは日常茶飯事なので去るものは追わずに笑顔で送り出してあげる姿勢が大事になります
⑤経営者が体調を崩してしまう
スタートアップの経営者は起きている時間は全て仕事をすることになります
当然、プライベートなんてそっちのけになりますし、睡眠時間や運動をする時間も減ってしまい体を壊してしまう人も多いでしょう
カリフォルニア大学の研究では、創業者が鬱になる確率は2倍、双極性障害になる確率が10倍になることがわかっており、経営者の資質には『タフ』と『ドM』という要素が必要であると考えます
この本ではメンタルケアとしてしっかり休むことやサウナがオススメされています
▪︎【まとめ】スタートアップはものすごく大変です
この本の著者も辛いことも多くあるけれどもそれでも備えてスタートアップに挑戦してほしいという思いでこの漫画を描き始めたそうです
さらに詳しく内容を知りたい人は下記のリンクから購入を検討してみて下さい
▪︎関連要約記事
▪︎スマホでの読書はKindleUnlimited
わざわざ本を持ち歩くことをしなくても、今はスマホで読書ができる時代です
よく、電車などで移動する際に電子書籍を活用してスキマ時間に読書をしている人を見かけますがAmazon会員であれば月額980円で小説やビジネス書などの書籍が200万冊以上読み放題で、なおかつ30日間の無料お試し期間もあります
普通に書店に行って本を購入すると大体1500円ぐらいかかってしまいますが、1ヶ月に1〜2冊以上読めば簡単に元が取れますよ
▪︎スキマ時間の活用はAmazonAudible
活字が苦手な人や移動時間などのスキマ時間を有効活用したい人にオススメしたいのが『Amazon Audible』です
今まで、ぼーっと過ごしていた時間を有効に使うことができ、電車やバスの中であったり、歩きながらでも利用可能であり、『文字を読む』という行為が苦手な人でも、ナレーターが本と同じ内容を読み聞かせしてくれるので簡単に読書することができますよ
仮に途中で解約したとしても30日間の無料期間が終了するまで利用可能です