髪が増える術 成功率９５％のプロが教えるすごいメソッド 【忙しい人のための要約・まとめ】

今回紹介する内容はヘットスパサロンを経営し、円形脱毛症を研究する辻式脱毛症研究所を運営する辻淳哉さんの『髪が増える術 成功率９５％のプロが教えるすごいメソッド』の一部分です

👇こんな人にオススメ👇
・髪と頭皮の正しい情報を知りたい
・抜け毛やフケを改善したい
・ハゲたくない

▪︎髪と頭皮の正しい知識

・洗浄力の強いシャンプーは避ける
・頭を洗いすぎない
・皮脂を放置しすぎてしまうのも問題
・体の内側からのアプローチが重要

・洗浄力の強いシャンプーは避ける

育毛のためには汚れが付着した頭皮をよく洗うことが大切ですが、頭皮をよく洗浄することが汚れを落とすことではありません。毛穴が詰まると髪が抜けてしまうからといって、洗浄力の強いシャンプを使いがちですが逆効果になります

頭皮を乾燥や細菌から守っている皮脂膜を全て落としてしまうことにつながってしまい、頭皮のバリア機能の低下を引き起こしてしまいます

・頭を洗いすぎない

皮脂膜には頭皮を弱酸性の健康な状態に保つ役割があり、健康的な頭皮を維持するためには適度な量の皮脂が必要になっていきます。皮脂膜が根こそぎ取り除かれてしまうと、頭皮は失われた分を補おうとさらに皮脂を分泌してしまいます

つまり、頭皮を清潔に保とうと皮脂を落とそうとして洗えば洗うほど、皮脂が出てしまうということです。洗い過ぎによってはフケや匂いの発生につながってしまいます

・皮脂を放置しすぎてしまうのも問題

洗い過ぎには注意が必要ですが、皮脂を放置しすぎてしまうことも問題です。皮脂は分泌されてから時間が経過するにつれて落としづらい過酸化脂質に変化してしまいます。過酸化脂質は毛穴を詰まらせて脱毛の原因になる物質です

蓄積した過酸化脂質を取り除く方法として『オイルパック』があります。定期的にオイルパックして取り除いていきましょう

・体の内側からのアプローチが重要

髪は体の内側から作られています。髪の毛が適切に育つためにはそのための栄養が必要になっていきますが、毛根の細胞に栄養を運ぶのは頭皮に張り巡らされた毛細血管です。とはいえ、私たちの体は生命活動に必要な部分に優先して栄養を送るため、髪や爪などの生きることに直接影響しない部分は後回しになってしまいます。東洋医学では髪の毛のことを『血余』と呼び、余った血液によって作られます。つまり、髪の状態は血液や体の状態がそのまま現れてしまうということです

▪︎髪を元気にする習慣

・オイルパックで毛穴に詰まった汚れを落とす
・男性は36.7℃、女性は36.2℃の体温を目指す
・ドライヤーは頭皮に直接当てない

・オイルパックで毛穴に詰まった汚れを落とす

育毛の最大の敵は『塩素』と『過酸化脂質』です。過酸化脂質は汗や埃、シャンプーの流し残しと混ざり合い、頭皮や毛穴にこびりついてしまいます。どれだけ念入りにシャンプーをしたところで完全には取り切ることは不可能です。そのため、オイルパックをする必要があります。初めてや久しぶりに行う場合は週に1回、１ヶ月ほどオイルパックを行い、その後は月に2、3回のペースで継続していきましょう。オイルは植物性の天然100%のものを使い、1回に20mlとたっぷり使いましょう

👇オイルパックの3ステップ👇

・ステップ1：摩擦を減らすために髪の毛を濡らす
・ステップ2：頭頂部から放射線状に20ml分のオイルを広げる
・ステップ3：頭皮マッサージをして15分置く

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・男性は36.7℃、女性は36.2℃の体温を目指す

何を実践しても髪の毛が元気にならなかった人が体温を上げた結果、数ヶ月で髪の毛が生えてきたというケースが多くあります。体の代謝活動によって産生された熱は血流により全身に運ばれます。つまり、平熱が低い人は血流の流れが滞りがちであり、毛細血管が多く通っている頭皮まで栄養が届きづらいとされています。その結果、栄養不足になり髪の毛が元気に育たないことがあります。体の組織や器官が正常に機能するためには最低でも36℃以上の体温が必要です。体温をUPさせるために、エスカレータやエレベーターではなく階段を使ったり、自動車ではなく歩いたり自転車を使う、お風呂上がりにストレッチを行う、スクワットなどの筋トレを行う、シャワーではなく湯船にゆっくりと浸かる、ということを日常生活に取り入れていきましょう

・ドライヤーは頭皮に直接当てない

髪の毛は濡れた状態の方が柔らかいため摩擦や引っ張りに対してキューティクルが剥がれてしまったり、髪が伸び切ることで傷みやすくなってしまいます。頭皮と髪の健康を考えると、髪の毛だけを乾かし頭皮には風を当てないことです。ドライヤーの風を髪の流れに沿って上から下、もしくは下から上に向けて当てて頭皮への直風を避けていきましょう。7割乾いたとことで温風から冷風に切り替えることで髪を乾燥から守ることができます。あえて頭皮を乾かさなくとも、体温の働きで余分な水分は蒸発します。また、『スカルプ用』の機能が搭載されたドライヤーもオススメです

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▪︎【結論】体質よりも生活習慣や日頃のケアで改善できる

多くの人は髪の毛が薄くなったり、白髪が増えることを『遺伝だから仕方がない』と勘違いしています

頭髪は自信やおしゃれを楽しむものであり、第一印象など大きく左右してしまいますものですが、髪を育てるコツを知れば時間もお金もかけずに実践可能です

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