【要約】 26歳の自分に受けさせたいお金の講義
今回紹介する内容は税理士になり現在は自分の事務所を開業している安江一勢さんの『26歳の自分に受けさせたいお金の講義』の一部分です
▪︎20代で知っておくべきお金の基礎について
①老後のために若いうちに貯金しない
20代の若い時にしかできない体験や経験にお金を使う方が、長い目で見たときに人生の財産になります
この本では、不確実な老後のために今の若い時間を犠牲にするのではなく、もっと今を大切に生きた方がいいと紹介されています
とはいえ、心の安定のためにも貯金は必要であり、あくまで必要最低限でもOKでしょう
具体的には貯金は大体月収3ヶ月分〜多くても6ヶ月分あれば良いとも紹介されています
②家賃はケチらない
自己投資としてお金をかけるべきものは衣食住になります
特に家賃はケチらないことが大事だとこの本では指摘されおり、リラックスして過ごす住居が粗末だと心が荒んでしまいいい仕事ができなくなります
実際に著者はボロボロのアパートに住んでいたことがあるそうですが、壁が薄い上に入居者の質も悪く、とにかく劣悪な環境で心が荒んでいき毎日イライラして生活していたそうです
もちろん高すぎる家賃の場所に住む必要はありませんが、自分のコンディションが良くなったり、リラックスできて仕事のパフォーマンスが上がるのであれば思い切って住む家にお金をかけるのはかなり良い投資になりますよ
③貯金の代わりに毎月1万円投資する
貯金していてもお金は増えませんが、若い頃からコツコツ長期投資しておくと高い確率でお金をお増やすことができます
実際にこの本でオススメされているのはアメリカのS&P500に連動したeMaxisSim米国株式という投資信託にNISAやiDecoを活用して非課税でインデックス投資しておくことです
④家賃が勿体無いからマイホーム購入という思考は良くない
誰しも家賃をずっと払い続けるよりも家を買ったほうがいいという考えをしたことはあると思います
この本の著者はどちらかというと家賃がいいのではないかと提唱しています
マイホームを買えば家賃はかかりませんが、その代わりに固定資産税や清掃、修繕費などがかかります
また、家は購入した瞬間に価値が下がってしまうため家は資産になりづらいのです
⑤今の会社で働いている未来の自分をイメージできなければ転職を視野に入れる
35歳までに今の会社で働いている未来の自分をイメージできない場合は転職を視野に入れましょう
実際に転職サイトであるDODAによると転職をする人の割合は25〜29歳が最も多くてそれ以降は徐々に下がっていくことがわかっていますが、著者によると年収で転職するとほぼほぼ失敗すると指摘しています
▪︎【まとめ】残業ではなく副業で稼げるようにしよう
残業と違って副業はさまざまな気付きや成長が得られます
実際に会社の看板を使って給料をもらうのと自分の力だけで8000円を稼ぐのとでは全くもって別次元の体験になりますし、副業をすると経営者の気持ちがわかります
また、副業で稼ぐことで自分で確定申告をしなければいけないため税金についての理解も進みますよ
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