【要約】 アイデアのつくり方
今回紹介する内容はジェームズ・ヤングさんの『アイデアのつくり方』の一部分です
▪︎アイデアマンになるための方法
①アイデアは今ある要素の組み合わせである
この本の著者であるジェームズ・ヤングは『アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』と明確に言い切っています
つまり、何もないところからアイデアというのは生まれてきません
新しい本も音楽も料理も映画も過去にあったいろんな要素を組み合わせてできているということです
有名な芸術家であるピカソも『偉大な芸術家は盗む』という発言を残していたり、芸術家のダリも『何も真似したくないといっている人間は、何も作れない』と発言しています
②全く関係ない2つの要素を掛け合わせることで新しいアイデアができる
新しいアイデアは一見全く関係ない2つの要素を掛け合わせることで生まれてくることが多いです
その例としてパソコン×電話=スマホ、パソコン×時計=スマートウォッチでしょう
つまり、新しいアイデアを出す時は全く関係のなさそうな2つの要素を組み合わせる必要があります
③新しいアイデアを作る方法
ジェームズ・ヤングは新しいアイデアの作り方として下記の5つのステップで紹介しています
一番重要なのはデータを収集することです
人一倍、興味を持ってさまざまな知識を集めて吸収していきます。とにかく好奇心のままにたくさん見たり、聞いたりしていきましょう
新しい料理を作りたいのであればいろんな料理を食べるべきですし、まずはたくさん体験してみることが必要です
④アイデアが思い浮かんだら放置してみる
問題を完全に放棄して全ての心の外に放り出してリラックスしていきましょう
温泉に浸かったり、音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだり、映画を見たり、散歩するのでも良いでしょう
考えるのをやめた時に良いアイデアが出ることがあります
物事を調べ尽くした後はリラックスしていきましょう
⑤もう一度考え続けて閃くのを待つ
リラックスして問題から離れたら、もう一度その物事について深く考えていきましょう
問題から離れて時間が経ったことで見え方や感じ方が変化しているので、前のアイデアが地味に見えたりもしくはもっと良いアイデアが浮かんできたり他の組み合わせが見えてくるそうです
▪︎【まとめ】画期的なアイデアはパクリから生まれる
この本は80年前に出版された本ですが、アイデアの原則とアイデアを作る方法は現代においてもとても役立つ内容となっています
もし、良いアイデアが浮かばず、一人で悩んでいる人がいるのであれば手にとって熟読されることをオススメします
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