初めて買ったCD
やあやあ!
どうでもいいけど、カバー写真?ていうの?は、自分で撮った写真や描いた絵を載せるようにしているよ。自分のノートだからね。謎のこだわり。
というタグを見かけた。初めて公式のタグに参加すると思う。
わたしが初めてCDを買ったのは小学生の頃。宇多田ヒカルさんのファーストアルバム「First Love」だった。その頃は、First Loveか、だんご3兄弟かという接戦が毎日テレビで流れていた気がする。他にもいろいろあっただろうが、小学生のわたしの興味関心はそこしか無かったので、それしか覚えてない。
クラス内でもどちらを買っただの、はたまた別のアーティストのCDを買っただのと、おしゃべりのネタになっていた。
そろそろ流行りに敏感になり始めたおませな小学生女子達は、こぞってFirst Loveを買っていた。
親友と毎日のように聴いた。CDがあるのに、カセットテープに録音もした。歌詞カードも付いているのに、カセットテープで聴いて、耳コピで歌詞を…これまた何故かやたらと流行ったルーズリーフに書き出したりもした。アホだと思う。でも、各々で書き出した歌詞ルーズリーフは各々カラフルなペンで飾っていて個性的で大好きだった。
小学生だし、(近くに無かったのもあるけど)カラオケに行くなんてできないから、お互いの家でひたすら曲を流して歌いまくった。また新しくルーズリーフに、ちゃんと書き写した歌詞を色分けして、どっちがどこまで歌うかを決めた。
宇多田ヒカルさんのモノマネも爆発的に流行った。テレビの中だけではなくて、小学校でも流行った。仲良しグループの女の子たちで、だれが一番宇多田ヒカルさんっぽく歌えるかを競った。喧嘩になった。
ずーっと歌っていた。歌詞の意味もさっぱりわからないし、英語も何描いてるかわからないからニュアンスで。
そこら辺からじわじわと皆、色んな音楽に興味を持ち始めていた気がする。この時期より前から音楽が好きな子もたくさんいたとは思うが、話題になる程ではなかった。
それまではポケモンで繋いでいたようなもんだった。あとジャンヌとCCさくら。学校の帰り道、レリーズ!と言いながらぬいぐるみを持って走り回って、アディオス!と言ってバイバイしていた女の子たちは、宇多田ヒカルさんの何言ってっかわかんねぇ歌を気合入れて歌いながら家に帰るようになった。
初めて買ったCDの話でここまでいける。まだいけるけど、わたしの文はしっちゃかめっちゃかなので、読んでる側が気が狂うだろうな。
あの時聞いていた曲が今もずっとわたしの血となり肉となり、脳の中で流れ続けてるのってすごいなあと思う。染み込んでる。曲を思い出そうとすると、当時のことも思い出してしまう。すこし、おばさんになった気持ちになる。First Loveを手に入れたときは、大人になった気分だったくせにね。
CDを買わなくなった。音楽アプリで流れてくる曲をひたすら受けとめてるかんじ。でも人より聴いてるとは思う。めちゃめちゃ聴く人よりは聴いてないけど。
それでもCDを買って、封を開ける時のどうしようもないドキドキは、ずーっとあたまに残ってる。曲含め、そういう経験をさせてくれるアーティストさん達に感謝だのぅ。
まとまんないのぅ。オチ無し。
色んな人の色んなnoteでも見てこようかのぅ。
ほなまたな。
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