素朴な疑問と、誰が為のクリエイティブ?
2位じゃダメですか?この場合はOKです。
どうもUNOです。
さて、突然ですが質問です。
検索上位に来やすいコンテンツとはどんなものでしょうか?
・・・・・・・はい!
何を思い浮かべましたか?
公式コンテンツかな?綺麗でおしゃれなコンテンツかな?流行ってるコンテンツかな?
色々とありますが、一緒に答えを導き出して行きましょう。
専門的なコンテンツ?
「そりゃあプロフェッショナルな専門家が作ったコンテンツが最強じゃん!」
あなた、勘が鋭いですね。
その道に精通した知識は確かに良質。何かあれば頼りにするのは専門家。そういう専門性の高いコンテンツが上位に来るのは当然です。
「でも、検索したら大体WikipediaかAmazonが上位に来るじゃん!」
そう、餅は餅屋なのに。「餅」を検索しても「餅屋さん」が上位に来ない。それは何故でしょう?
(全てを割り込んでショップ情報が上位になるパターンもありますが、これは別で説明しますね)
まず、Wikipediaは情報が網羅されており、「餅」へのざっくりした要求に対してはジェネラリスト(広い領域の専門家)として上位に君臨することとなります。
そして、Webで売るのは餅屋さんよりもAmazonの方が専門家。Webで買うならAmazonでってことになります。
じゃあ餅屋さんのWeb戦略は負け戦なのかといえばそうではありません。
真の餅屋の餅、いわゆる「キングオブお餅」を求める人は、もっと詳細な検索方法を試すほど欲求が強いユーザーということになります。
その強い欲求を満たせるコンテンツさえ備えていれば、WikipediaやAmazonよりも根強いファンになってくれることは往々にしてあることです。
餅は餅屋ですから、餅屋なりの戦略があるのです。
人それぞれ目的が違うので、検索意図により求める専門家が変わりランクの内容も変わるって感じで認識していただければ、ここではOKです。
これらの違いを意識すると、あなたが発信するコンテンツを求めるユーザーがより集まりやすくなります。
いわゆるブランディングも絡んでくるや〜つですね。
(これも長くなるので、後日別で説明します)
「んーでも同じような専門家っていっぱいいるよね?」
そうなんですよ。同列の専門家たちの運命を分つ要素がほかにあるんじゃないかと思いますよね?
では別の可能性も考えて行きましょう。
有名人のコンテンツ?
「有名人とか、学者や大手メディアのコンテンツが上位に来そう!」
あなた、素人さんじゃないですね?
理由は複合的なのでざっくり説明しますが、有名なメディアやプラットフォーム、人の会話に乗るような名の通った人やモノ・コトの情報は上位に来やすいです。
このように、みんなから認められた組織や人物から発信されたコンテンツを“権威性“があるコンテンツと言ったりします。
(Webサイトの特性に関わらず、扱う“コンテンツ自体”の話しでもあります)
権威性とは、人を納得させたり、人が従ってしまうような性質で、ヨドバシカメラの店員さんの言う通りにすれば、素敵なカメラやレンズに出会えるかも!みたいな感覚ですね。
いつもお世話になっております。ヨドバシカメラ様。
かといって、ポッと出のコンテンツが急に権威性を発揮する訳ではありません。
人々の関心を集めるよう工夫を凝らしたり、格上のメディアや人物に紹介してもらったり、コツコツ広告を打ったり、、、
そんな地道な活動があったうえで、世間から認知され徐々に権威性を帯びて行く訳です。
近年では奇をてらった企画がネットでウケたり、何気ない呟きがSNSでバズったり、運要素などで一発でかいアタリを引くこともありますが、日頃から地道に考え努力し続ける必要があることに変わりありません。
じゃないと、何かあったらすぐビックカメラに抜かれてしまいます。
*個人の意見です
しかし、一般のブログが公式を抜いたりすることもありますよね?
専門性が高くて権威性もある公式を追い抜く一般人なんて、公務員のマラソンランナーか?!はたまた爪を隠し続けた若鷹軍団か?!
その理由はまた別にあると思いません?
信頼できるコンテンツ?
「じゃあ、専門性が高くて権威性があれば、何やっても上位に来るの?」
いやいや、この世は闇です。
それっぽく見せて騙す輩なんて星の数ほどいますから。
あな恐ろしや、あな恐ろしや。
では、専門性の高い権威性のあるコンテンツに加えるべき要素は何でしょう?
それは信頼性です。
信頼性といっても、判断基準があったりします。
ここもざっくり解説しますが、現状以下のような要素を重要視する必要があります。
・どれだけ利用され人々の役に立ちシェアされているか
・サイトやコンテンツのクオリティは高いか
・きちんとメンテナンスされ、新しい情報が供給されているか
・人に優しい作りになっているか などなど
なかなかコレをやったらOK!ってことではないのが難しいところですが、逆に、自分やユーザーがコンテンツに触れた時どう思い感じるのかという部分は信じていいと思います。
「このタイミングで広告出るかー!とか、何言ってるかわかんねー!とか、アクセスしたら迷路みたいになってたり、短文の釣り記事や内容薄い動画でした!って結構あるよね、、、そういうのイラッとする」
いいところに目をつけましたね。
そういうヘイトが溜まりそうなことは、率先してやめた方がいいです。
まぁ仕事上いたしかないこともありますが、、、
しかし、ヘイトを無視できる程の価値あるコンテンツを提供できていれば、ある意味気にしすぎる必要はないのかもしれません。
それでも利用される。これこそ信頼性が高いといえる訳ですからね。
まとめるよ
ランキングは一辺倒ではありません。
個々の検索意図によって結果が変わるので、どういう意図で検索するかによって上位に出てくる専門家が変わるのです。
そして解説してきたこれらはE-A-T(Expertise<専門性>Authoritativeness<権威性>Trustworthiness<信頼性>)と呼ばれてます。
気になったら検索してみてね!
食べちゃダメだよ!(それ食べる方のEatね)
もっと詳しい話は別途するとして、Webサイトだけでなく、テキスト、画像、動画にしても、触り心地や見応え、意味や意義などを追求することで、自然と達成されて行く要素ではあります。
あなたがコンテンツを発信する目的は何ですか?
どういうユーザーにどのように使って(観て)欲しいですか?
自己満足ではなく、ターゲットユーザーに寄り添ってますか?
長くなったので本日はこれくらいで。
ではではー