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落としたのは何ですか?
金の斧?それとも銀の斧?
イソップ童話にある金の斧・銀の斧。
木こりが手を滑らせて、誤って鉄の斧を池に落としてしまう。そこに女神が現れて尋ねる。
「あなたが落としたの金の斧ですか?
それとも銀の斧ですか?」と。
木こりは正直に自分が落としたのは鉄の斧だと答えて、褒美として全ての斧をもらう。
それを見ていたもう一人の木こりが真似を池に斧を落とす。女神が現れて尋ねられる。
「あなたが落としたのは金の斧ですか?
それとも銀の斧ですか?」と。
すると木こりは金の斧です!と答えて、
嘘つきだと言われて斧も戻ってこない。
という正直者と嘘つきの話として話される有名なもの。
それでは、皆さんにお聞きします。
目の前に風呂敷に包まれた1億円が落ちていたとします。あなたはそれをどうしますか?
見て見ぬふりして通りすぎる?
自分のものにしようと持ち帰る?
警察に届け出をする?
と書いていて、この質問に持ち帰るなんて答える人はいないと思いますが、人間というのは魔が差してしまうこともありますから、一概には決めつけることは出来ないですよね。
今日、4月25日は拾得物の日です。
1980年―昭和55年の4月25日のことです。
東京都中央区銀座3丁目にある昭和通りの路上でトラックドライバーの大貫久男さんが風呂敷包みに入った現金1億円を拾ったんです。
警察に届け出をして、落し主は現れなかったので、
そのお金は大貫さんの手に渡ったという話からそうなっているそうです。
果たして、落とし主は全然気づかなかったんですかね。1億円ですよ!しかもわざわざ風呂敷にまで包んであるお金を落として気づかないもんですか?
なんとも不思議な話ですが、この時代って他にも竹やぶからお金が見つかったり、色々なところでそんな現象があったような記憶があるんですよね~。
と書いてみたものの、上記の1億円の話も宗田はまだ生まれてませんでした(笑)ので、正確にはわからないですけどもね。
まぁ、なんにせよ、正直者は何かを得るということですね。話は変わりますが。
皆さんには墓場まで持っていかねばならない秘密はありますか?あっても答えなくていいんです。
宗田自身も聞いておきながら、このことはノーコメントとしておきますので。
なぜこんな話をしたかといいますと、
こないだ再放送のドラマを見たんです。
「空から降る一億の星」
明石家さんまと木村拓哉によるサスペンスドラマです。この共演をきっかけに2人は無二の親友になったいわれていて、その際に2人は誰にも言えないお互いに、お互いにしか知り得ない墓場まで持っていかねばならない秘密を交換したそうです。
試しているということではなく、お互いに強く関わっていった結果だと思うんですが、その絆はとてつもないものですよね。
宗田にも親友と呼べる人間が何人かいますが、
その人間にもさすがに墓場まで持っていかねばならない秘密は明かしていません。
秘密って自分以外の人間に伝わった時点で、
秘密としての効力を失いそうですし、安全は保障されないですよね。
万が一、皆さんも誰かと秘密の交換をする際にはくれぐれもご注意くださいませ。
壁に耳あり障子に目ありです。
慎重に慎重を重ねて、密室で誰もいないところで。
って正直者の話はだいぶ遠ざかってしまったので、
今日はこの辺りで。
今日、4月25日は拾得物の日です。
皆さんも落とし物には気をつけましょう!
最後まで読んで頂き?ありがとうございます。
それではまた。