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Ep.07 いないいないばあを侮るなかれ。

深いようで深くないでもちょっぴり深い話

1月7日は七草の日ですが、いな…いな…いないいないばあだなぁ〜って思いまして、いないいないばあってなんだ!?、子どものときには周りの人にしてもらって笑っていたし、自分が大人になってからは子どもに対してやってみたりすることがありますが、そもそも「いないいないばあ」ってなんだ!?

ということで、「いないいないばあ」についてざっくり調べてみました。

いないいないばあに反応して、わきゃわきゃと喜んでくれるようになるのは、生後6ヶ月以降の赤ちゃんで、自我が芽生え始めて、自分以外の人との分離が始まったころ。

自分以外の人を認識して、「いないいない」で一時的に分離するところから、再会を予期して、「ばあ」で予期していた通りに再会が叶うことによって、喜びと興奮を感じているそうです。

赤ちゃんにおいては顔だけが他人の存在を表す全てなので、顔を隠すと本当に相対する相手が消えてしまったと思い込むと考えられています。

顔が全てなので、小さい頃に人間の絵を描いた時には顔が大きくて、身体部分が小さくなるのはその影響です。

成長が進んで、1歳頃になると自分がいないいないばあのような動きをしたり、何かの死角に隠れてひょっこりするのは自分が大人をあやしているとか真似ているのではなくて、自分以外の人間を一時的に分離して、存在が現れることを楽しんでいるようです。

「いないいないばあ」には子どもが成長にするにあたって、自分と自分以外の存在に対する認識や今まで感じたことのない恐怖、それを打ち消すような興奮や喜びを体験することで、さまざまな感情やそれを受容することが出来るという大切な遊びなのです。

日本以外でも英語だと「ピーカーブー」、フランス語では「カシュカシュ・クックー」など世界中でも広がりがあることを考えると「いないいないばあ」は簡単な遊びに思えて、めちゃくちゃ深い遊びなんじゃない!?

「いないいないばあ」って調べたら面白そうだなぁ〜って思っていたんですけど、思っていた以上に色々なことが含まれているすごい遊びだとわかりました。

「いないいないばあ」を侮るなかれですね。

今度から「いないいないばあ」をやるときには全力でやっていこうと思います。

それではまた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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