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不幸って、ほんのちょっとしたことでひっくり返って幸せになるもの。

自己否定とか過度の謙遜とか
自虐なんていらない。

他人からいくら

"そんなことないよ"

なんて言葉をもらっても
人生なんて変わらない。

自己否定とか過度の謙遜とか自虐で
他人から愛を奪うのはやめよう。

いつまでも本当に欲しいものが
やってこないのは

奪うことしか
考えていないから。

本当に欲しいものを手に入れたいのなら
本音を話さなければならない。

他人から必要もない言葉を引き出して
愛を奪うために言っている言葉は
本音じゃない。

結局いつだって現実は今の自分に
見合ったものになっている。


不平不満ばかりが出てすぐ他人に
要求したくなっていたのは

自己否定とか過度の謙遜とか自虐で
他人から必要もない言葉を引き出すために
思ってもいないことを言ったりやりたくも
ないことをやったりして

私が私自身に本当に欲しいものを
与えてあげていなかったから。

与えられたいと思うのなら
まずは奪うことをやめよう。

幸せになりたいと思うのなら他人から
与えられるのを待つのではなくて
さっさと自分自身に与えてあげよう。

今からでも自分に与えてあげられるものを
自己否定とか過度の謙遜とか自虐によって
与えないなんてただの茶番劇だよ。

茶番劇を繰り広げることによって
他人から奪った

"そんなことないよ"
"大丈夫だよ"
"凄いね"
"頑張ってるね"

なんて言葉は私の人生を変えてくれる
ことなんてないのだし

私のことを幸せにしてくれる
ことだってない。


私が不幸なのは私に期待した通りの
言葉をくれない誰かのせいじゃない。

いつまでも茶番劇をやめずに本当に
欲しいものを自分自身に与えてあげない
私のせい。

本当に欲しいものって
もう既に目の前にあるもの。

それに気づかないフリをして
無視しているだけなのに

"それを手に入れることのできない私は
不幸で可哀想な存在なんだ"

なんて言って慰めの言葉を
もらおうとしたり

"それを手に入れない私は
謙虚なんだ"

なんて言って褒め言葉を
もらおうとしたり

そんな茶番劇はやめてさっさと
目の前にある本当に欲しいものに
手を伸ばしていこう。


本当に傲慢で残念なのはかつて心の中で
非難していた遠慮なく本音を言ってどんどん
本当に欲しいものを手に入れていく人達
じゃなくて

自己否定とか過度の謙遜とか自虐によって
自分自身に与えるという責任を放棄して
奪うことしか考えていない私の方だった。


"周りに腹立たしいと思う人達がいること
自分に大した才能や個性がないこと
優れた容姿を持ち合わせていないこと
親が毒親だったこと
地味な仕事をしていること"

私が不幸である原因だと思っていた
それらは私の不幸とは関係なかったよ。

不幸だとしか思えなかった時でさえ
幸せは目の前にあったみたい。

不幸だとしか思えなかった時
本当は幸せは無かったのではなくて

私が自己否定とか過度の謙遜とか自虐に
よって茶番劇を繰り広げることによって

見事に目の前にある幸せが
覆い隠されてしまっていただけだった。


幸せって、本当にシンプルで
簡単なこと。

幸せになるのに他人とか才能とか容姿とか
親とか、それらをどうにかして攻略していく
必要なんてない。

ただ茶番劇の中に溺れている自分の目を
覚まさせて自分自身を攻略していけば
いいだけだ。

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