大きな変化でなく、小さな変化に注目する

昨年受講しパラダイスシフトが起きた
ポジティブ心理学コーチング講座を
10月から再受講中!
そして今回はサブ講師にも挑戦させていただいています!
先日はじめてのサブ講師デビューを果たしました!

私が担当したテーマは
【小さな変化と強みを見つける】

ポジティブ心理学コーチングでは、
弱点ではなく強みに、
過去の問題ではなく未来のありたい姿に焦点を当てる「ポジティブアプローチ」です。
その中でも重要な在り方の1つ、

「変化は絶えず起きていて必然である」
そして「小さな変化が大きな変化を生み出す」

私たちはつい大きな変化を求めたり
起こしたくなってしまいますが、
小さな変化でよい、ということ。

小さな変化は必ず起きていると信じて、
たとえ本人が気づいていないほどの小さな変化でも
それを見逃さずにフィードバックし、
なぜその変化が起きたかを問うことで、
たくさんの強みが見えてくる。

この考え方を学んで以来、
私は子育てにおいてこれを実践し、
たくさんの成功体験を得ています!!


息子との実体験:小さな変化が大きな変化を生む瞬間

私の息子には先天性の遺伝子疾患があり、
鼻の奥に鼻水やほこりが溜まるため、
最低でも週に1回は耳鼻科に通い
お鼻の掃除治療を受けています。

鼻のすごい奥にすごい量の鼻くそが
すごい大きさで固まってるので 笑
吸う機械だけではとりきれず、
ピンセットみたいな器具で取り出したり、
細い管を通したりと
当日3歳の息子にとっては怖くてたまらない様子。
毎回泣き叫び、全身全霊で抵抗、
大人3人がかりで押さえつけられるほどでした。

ところがある日、治療中の息子の抵抗がいつもより少しだけ弱くなり、受け入れているように感じる瞬間がありました。

私はすかさず声をかけました。

「今日はいつもより泣かないで治療を受けられたね!お母さんびっくりしたんだけど、どうしてできたの?」

息子は答えませんでしたが、少し嬉しそうな表情を見せました。
(この時、答えが返ってこなくてもOK。
質問するだけで、視点が変わり始めるのです。)

その翌週、なんと息子はほとんど泣かず、暴れずに治療を受けました!

再び私はすぐに声をかけました。

「泣かないで治療を受けられたね。
今の気持ちはどう?どうしてできたの?」

すると息子は満面の笑みを浮かべて、
力強くこう答えました。

「泣かないって思ったの!」

自分で「泣かない」と決めたからこそ、
怖かった治療を暴れずに受けられたのだと教えてくれました。


変化に気づき伝えることで変化を後押しする

3歳の息子が怖かった治療を自ら受けれるようになるために
私がしたことは次の2つだけです。

  1. 変化に気づき、それを本人に伝えること

  2. 「なぜできたのか」を尋ねること

たったこれだけで、大きな変化を生み出すきっかけになりました。


その後のエピソード

しばらく息子は泣かずに治療を受けていましたが、一時期またイヤイヤが戻ることもありました。
ただ、その際も少し関わり方を変えるだけで、
再び泣かずに治療を受けられるようになったのです。

このときの具体的な関わり方については、
また別の機会に。

変化は絶えず起きている。
そして小さな変化が大きな変化を生み出す。

この考え方を大切にすることで、
私たちの生活や子育てはもっと豊かになると感じています。

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