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ドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』レビュー


ソフィアは家父長制が根強く残る男性中心主義のマフィア社会から徹底的に排除される。そのことは『ゴッドファーザー』(1972年)のラストを引用した2話で強調されており、彼女はファミリーにとって都合の悪い存在として扉を閉められ、アーカム精神病院に追放されてしまう。(…)この展開はかつて女性が不当な理由で精神病院に隔離させられていた歴史を彷彿とさせる。(…)ソフィアはゴッサム・シティで首を絞められ殺された女性たちひとりひとりの名前を読み上げながら、ファミリーに復讐していく。(…)アーカム精神病院でつけられていた首輪を外し、血のように赤いスカーフを巻きながら、言葉を奪われるように首を絞められ殺された女たちのためにソフィアは戦う。果たしてゴッサム・シティの裏社会を支配するのはオズか、それともソフィアか?

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