見出し画像

【無名人インタビュー】コロナ禍のホテル支配人 家族を守る冒険

今回ご参加いただいたのはワディさんです!
twitter

▷イントロ

あいかわらずの遅筆。
インタビュー当時と原稿を編集している時では、インタビューを受けていただいた方の状況が変わっていることが多いのですが、今回のワディさんもけっこう変わったんじゃないのかなと思っています。
note売上の目標を立てて突き進んでいた方ですが、その裏で何を考えていたのか、という軌跡がすこしでも読み解ければと思っております。
その材料になればと。
ワディさんの、note上とは違う一面が見せられたならば。
それが私の本懐。

1、ワディさんはホテル支配人(コロナの時代の)

qbc:どんなインタビューしましょうか?

ワディ:一応ですね、インタビュイーとしての心構えみたいなのを読んできまして。

qbc:ありがとうございます。そんなのあるんですね。

ワディ:そうなんです。一応簡単な自己紹介をしたり、どうしても伝えたいことを簡単に下書きしてますので。

qbc:おお。すばらしい。

ワディ:基本的にはqbcさんに主導で引き出していただいて。
最後またこれだけはちょっと言いたいけど、っていう漏れがありましたら、
私の方から主張させていただければと思います。
なのでqbcさんの方から、やりやすい形で引き出していただいたら助かります。

qbc:今までで一番準備していただいた方かもしれないです。

ワディ:そうなんですか。笑

qbc:そうしましたら、応募いただいたきっかけっていう質問から始めさせてください。

ワディ:そうですね、僕、相互フォローしている方にブラボー先生という方がいまして。

たまたまですね、noteで何か見てた時にqbcさんの無名人インタビューの記事を拝見した時に、ブラボー先生がコメントされてまして、「え、面白そう」と思って乗っかった形です。

qbc:なるほど、フォローつながりで。
あ、花見小路に住まわれてるんですね、ずっと京都の人ですか?

ワディ:大学の時だけ奈良の方に住んでたんですけれども、基本的にはもうずっと京都にいまして。
今は花見小路が職場なんですね。
僕は宿泊業なので。今入った会社で一年やってみたら「支配人になるかい?」ってことで新しいホテルオープンしましたんで。
そちらで支配人にならせていただきまして。

ただですね、オープンの時期とコロナの広がり始めた時期がかぶってしまいまして。
もうとほほでございます、支配人としては。

qbc:大変すぎますね……

ワディ:あはは。
まぁ親会社がついてるので売上とかどうのこうの詰められることはないんですけれども。ちょっと頑張って行こうかなと思った矢先に、そうして出足をくじかれる形になりましたので。
ちょっと不完全燃焼ということで、その燃料をnoteの方に投下しております。

qbc:経費をどうミニマムにして過ごすかっていう辛い時期ですよね。

ワディ:そうなんですよ。
お客さんが全くいない時はホテルごとクローズしてますので。

qbc:マジか。それ、だってキッチンとかはどうしてるの?

ワディ:レストランは、下はまた別会社の方が提携してくれてますので。
クローズしても大丈夫なんですけれども。会社の方からはお休みをいただいた上で、お給料もいただいている形でございます。

qbc:じゃあ割と大きいところってことですかね。安定した。

ワディ:そうですね、京都の中では大手な方ですね。

qbc:京都のホテル業とは、良い仕事に就かれてますね。

ワディ:僕が宿泊業を選んだ理由っていうのも、小泉総理がこれからは観光で行くで~いうて、観光立国言うてたもんで。
国を挙げてインバウンドを狙うっていうことやったんで。
大学進学前にそういうニュースとか色々ありましたんで。
これから伸びるかなー思って観光系の大学行きましてね。
奈良とか京都は文化遺産が多いもんで。
あんまり保険とかの押し売りとかはちょっと向いてないかなって思ってたもんで、宿泊業・観光業の方に身を振らせていただいて。
大学卒業してからは宿泊業の方しかやってないですね。

qbc:何年ぐらいやられてるんですか?

ワディ:僕はちょっと留学行ってた関係で一年遅れて卒業しましたんで、えー5年目くらいですかね。

qbc:その期間で支配人てすごいですね!

ワディ:結構頑張りました、僕。笑

qbc:なるほど! noteの企画を見ていても完成度が高いですからね。
素晴らしいなと思って。

ワディ:ありがとうございます!

2、生い立ち

ワディ:インタビューのテーマについてはいろいろ候補は出したんですけれども。
今からワードをね、ポンポンと言っていきますので、ピンときたところで「ちょっと詳しく聞かせて」と言ってもらえば掘り下げれるかな、と思います。

qbc:はいはい。

ワディ:どんどん言っていきます。
ひとつ、発信をあきらめないでほしい話。
ひとつ。出したお金は返ってくる。無形の形で返ってくるよっていう話。目に見えないものにもお金を出す癖をつけようっていう話ですね。
ひとつ。何かする時に例えば困難な仕事であったりする時でも、遊びを混ぜこむこと。
ひとつ、ユーモアがあれば人は寄ってくるっていう話。
ひとつ、どんな人にも子供時代があったこと。
ひとつ、ちょっと関連するんですけれども、ワクワクしていた時期の話とか、大人になって忘れてしまったこととか。大きくなってから子供心、遊び心を忘れないでいくのはどうかなっていう提案。
ひとつ。自己暗示、思い込みの力。先ほど短い期間で支配人になれたのはすごいねってお褒めの言葉いただいたんですけども、僕これに関して上司の方から頂いた嬉しい言葉がありまして。それが「支配人になるような人は支配人になる前から支配人やで」みたいなことを言われまして。仕事の上でいただいたお褒めの言葉で非常に嬉しかった言葉ですかね。はい。

qbc:すごい。あまり年齢のこと聞かないんですけど、今おいくつなんですか?

ワディ:僕27才になります。

qbc:そうかー。若いのに、すごいなあ。いやーしっかりしてるね。
インターネットをやって、こういう人と出あえてよかったよ。

ワディ:結構感じるのはですね、僕より若い子たちの話ですけど、
自分から発信をネットの世界で行うような子は、ちゃんと自分の軸を持ってると言うか。

qbc:年齢は関係ないね。

ワディ:そうですね。
僕らの世代が例えばハタチの時に通ったところを、
僕らよりずっと前の段階で通ってたりするのでびっくりする子もいますね。

qbc:その一番すごかったのは24才起業家だね。
社長です。で、その子が2,3歳下の別の学生社長とかに対して、
「彼はすごいんだよ」とか言ったりすんのね。22才が。笑

ワディ:それはすごいです! ちなみに、さきほどのテーマの中に、ピンとくるようなワードってありましたか?

qbc:ごめんごめん、話題がそれた。
全部ピンと来るんだけど、なぜ観光業、を選んだっていうところかな。
ずっと京都の人なんですよね。

ワディ:はい、そうですね。
生い立ちはね、ごちゃごちゃしていたんですけども、
基本的には京都の市内に生まれまして、全部市内の公立行きまして。
大学の方だけ、奈良ですね。
そちらに行かせていただいたら授業の内容が観光関係であったことと、
色々と伸び伸びとさせていただいたおかげで、インドネシアに留学させていただいたり、

職業選ぶ時も、ずっと宿泊業でバイトしてたこともありまして、
一番初めの就職先はバイトから社員に拾っていただいたような形です。

qbc:なるほど。バイトにホテルを選んだのはなぜだったのですかね。

ワディ:高校の時はずっとマクドナルドで働いたんですね。
マクドナルドの方は昔はお時給よりも、学ばせていただくようなバイトで、
もうちょっとお小遣いが欲しくなって、マクドナルドよりも時給の良い、
太秦の映画村で制作の仕事をしました。

親戚が、大道具さんであったり、塗装とかのお仕事をされてましたので、
そちらでしばらくバイトをさせていただいたんですね。
そうして一度高い時給で働いてしまうとですね、
賃金のランクを下げることができなくなってしまいまして、
派遣という形でホテルの配膳とかで行かせていただいてもらってたんです。
そこから固定の派遣になりまして、懇意にしていただきまして、

で、大学卒業前の一年はですね、父と、あの民宿ブームが到来した時でしたから、民宿をやろうかって。

qbc:法律が変わる前ね?

ワディ:そうですそうです。
民宿ブームで、父の知り合いで家余ってるから、
ええ立地で民宿やるんやったら一緒にやらへんかっていう話があったんで、
そちらで一旦、実は僕も起業はしたんですよね。
一応、社長やったんです。

qbc:学生起業?

ワディ:そうです。

qbc:マジか。

ワディ:株式ではないですが。合同です。

qbc:なんでお父さんの名前じゃないのそれ?

ワディ:父は60超えてましたので。
多分、息子に色々経験を積ませたいという気持ちもあったんだと思います。
ただですね、肝心の不動産を提供してくれはる方がですね、
さあオープンしようかって手前で、ちょっと倒れられまして。
ってなるとそのご子息の方達の兄弟たちの遺産問題になるわけですね。

qbc:はい。

ワディ:勝手にそういうことをやられると困ると言われまして、頓挫してしまって。
私は就職するつもりがその一年はなかったことになったものですから、、、。まったく就活してなかったんですね。
で、困ったところを、そちらのホテルで拾っていただいた形です。
今はですね、そのお世話になっていたホテルからは卒業しました。
新しくもう少し規模の大きめのところで雇っていただいて、
そちらで一年ぐらい頑張らせてもらって、今年の春に支配人に昇格させていただいた形です。

qbc:お父さんは、元々はお仕事は何をやられてたんですか?
ご自分で商売をやられていた?

ワディ:父はですね、結構ハチャメチャ人生やったんですけれども。
「ノーゲームノーライフ」ってのがマガジンでございまして、でそちらに最古の記憶編というのがあります。

こちらでございます!

ワディ:僕の生い立ちであったり、ちょっと家庭の事情であったりを記載してるもので。
どうしてもちょっと、話すと重たい話になってしまうんでね。

qbc:子供は、全員お母さんが違うの?

ワディ:そうなんですよ。僕も上の兄弟を全然把握してないんです。

qbc:なるほど、京都のあっちのほうね。

ワディ:はい、そうですそうです。
バブルの世代の韓国系のおじさま方は顔がテカテカいるというか、
ギラギラしてる感じがね。すごいんですよね。
昔はパッチギとかもリアルにあったような世代なので。
多分その世代の人らはちょっと気性が激しいというか、気が大きい方が。

qbc:今でもそう?

ワディ:不動産関係の人らなんかは特に。肝がね、やっぱり据わってないと。

qbc:なるほどねえ。
さっきのお父さんのご職業の質問は、商売をやられていたのか知りたかったんですよね。

ワディ:ほんとに色々やってたみたいです笑

qbc:ワディさんは、どうして今の自分があると思われますか?

ワディ:僕はですね、家でゲームが禁止されてたんですが、
その代わりに本をめちゃめちゃ読まされたんですね。
癖として分からんことがあるとすぐ調べて本を読むっていう、活字を読むのが苦でないっていうスキルがありますので。
なんかする時にまずは本を読んで下調べをしてから行うので。
まあ無敵っちゃ無敵ですね。先人の知恵をちゃんと借りてから行動するタイプなんですよ。

qbc:それはもう子供の頃から?

ワディ:子供の時はなんせ、こっちに帰国してすぐはあんまり日本語が喋れなかったもんで。だから図書館ばっか行ってました。かいけつゾロリを読みに。

qbc:え? 海外にいたの? 産まれたのはどこ?

ワディ:言葉を覚え始める頃は、海外にいました。
日本生まれ日本で一応育ってはいるんですけど、おばがですね、
僕が可愛すぎて外国に連れ去ったんですね、父に無断で。

qbc:はいはいはい。

ワディ:ハワイに住んだり、アメリカ住んだり、韓国のプサンに住んだりしてから、
幼稚園卒園ちょっと手前ぐらいで帰ってきたんですね。

qbc:はいはいはい。

ワディ:そうですねこの辺もめちゃくちゃ長くなっちゃうもんで、
また申し訳ないんですが、最古の記憶をさらっと見ていただけると。

再掲こちらでございます!


3、ワディさんのゲーム論

qbc:遊び。ゲームはワディさんの中で大きなワードですよね。

ワディ:はい。お父さんも新しいお母さんも共働きで、
父が起業した会社をなんとか軌道に乗せるのに必死になってたもんで。
基本的にはいわゆる鍵っ子ですね。
友達と遊ぶにしても、ゲームボーイアドバンスとかが流行ってた時期ですと、そういうのを持っていないと、今一つ仲間に馴染めないと言うか。
ちょっとやっぱ昔から自分自身が変わってたこともありましたので余計に、
ゲームよりも魅力的な遊びを提案しないことには振り向いてもらえなかったんですね。

qbc:はい。

ワディ:なので、変な遊びで言うと、マンションの屋上までいかにして登って、マンションからマンションへ飛び移るかとかね。
いわゆるパルクールとかいうやつですね。
泥団子とかって小学生作るの好きだと思うんですけれども、
それを登下校の下校中にあった何らかの業者の方からセメントをちょっと分けていただいて、
コンクリートで固めた泥団子を作ってみるとか。
変な遊びばかりしてましたね。

qbc:noteにも、ふんだんに遊びが入っていますよね。ドラクエとか。

ワディ:やっぱ大人になるとみんな真面目に考えすぎてしまうのか、遊びを抜いてしまう。
例えば企業でSNS担当とかを任された時に、広告とかもそうですけど、
面白くなかったら読み手の方って見る価値がないので見ないじゃないですか?
そんなことは家に帰って自分がSNSとかYouTube見てる時は分かってるはずなのに、いざ会社で上司の人に面白い企画とかを出しても、
この表現はちょっとどうかなって、削ぎ落とされて削ぎ落とされて、
結局見る方からしたら見る価値のない動画になり下がってしまうんですね。

qbc:そうですね。忖度にまみれた。笑。

ワディ:ザ・無難という。
無難、は、果たして仕事のやり方としては優秀なのかなーという疑問がありまして。
noteの記事もですね、有料記事になったり見られたいことを意識した記事になると、本当はこの人自分の中に面白いことを持ってるはずなのに、
その部分をそぎ落として、大事な本音を入れない文章であったり、今一つ遊びがないと言うか、
心のブレーキがかかってる部分があるので。もっとやりたい放題やっていいんじゃない? と思います。

僕が今やってるDQN(どきゅん)というシリーズでは、
自分が面白いなって思うこと全部詰め込んでいますので。

こちらがDQN(ドラゴンクエストノーターズ)。読み方どきゅん。

qbc:あれ、「どきゅん」って読むんだったんだ。

ワディ:そうです。笑、今では死語ですから。
多分若い世代の子らは「どきゅん」って言っても何のことか分からんちゃうかなって。
そうだったらウチで使わせてもらおうかって話で。
DQNといえばnoteの中ではワディのDQNといってもらうことで、覇権を取ろうと。
DQNで検索すると僕の記事ばっかり出てくるんで、そこについては成功したかなと思っています。

qbc:おおー、すごい。
遊び重要ですね。ゲーミフィケ-ションって言葉もはやってるし。
なんで遊び心ってみんな大人になると忘れるんだろうね。

ワディ:全員通った道のはずだと思うんですよ、子供の時に。
僕は思うんですけど、子供の時に感動した事とかの思い出って、一生引きずるじゃないですか。

qbcさんもゲームされるタイプですか?

qbc:もちろんやってたよ、ファミコン世代。

ワディ:初めてクリアしたゲームとかって覚えてませんかね。

qbc:ドンキーコングかも。

ワディ:やっぱりゲーム始めたての時ってすごい面白いし、
それを自分の力でクリアした瞬間の感動って、
中々大人になってそれを超える感動って無いと思うんですよね。

qbc:そうかも。

ワディ:小さい頃はまだ世の中の種も仕掛けもわかっていないころなので、
経験が浅い分、小さいことでも大きく感動できるんですよ。
大人になると人生に慣れてしまって、大事な遊び心を忘れて。まぁモノゴトの背景とかが分かってしまうので。
せっかく映画とか観てても伏線の方ばかり気にしたり。

qbc:予算どうなってんのかなとかね。笑

ワディ:そうです。いらんことに気を取られて純粋に感動する気がないというか。
僕がnoteのこの企画で意識してることは、いかに知るべきことを読み手にストレスなく伝えるか。勉強とゲームを無理やり掛け算して、遊ぶ感覚で賢くなってもらう。
みんな勉強嫌いらしいです、面倒くさいし。
なんかの記事で読ませて頂いた興味深い内容があったんですけど、
社会人の平均勉強時間は6分だそうです。
いやいやいやいや笑

qbc:きついねえ。

ワディ:一日6分ですって。
一ヶ月に1冊でも本を読む人より、読まない人の方が圧倒的多数なんだそうです。

一ヶ月に1冊本を読む人は8人に1人くらいしかいないそうです。
それは要は、子供達には今後の日本を担うためにとか、あんたの幸せのためにとか言って勉強させるんですけれども、
肝心の大人は結局やっぱ勉強面倒くさいって思ってる訳ですね。

qbc:うんうん。

ワディ:ただ僕たちの世代、特にゲーム黎明期、一番盛り上がってた世代の人らって、ゲームに対する熱狂って半端じゃなかったんじゃないかなと思うんですよね。
我ら京都が誇る任天堂もですね。

qbc:そうか京都だ!

ワディ:そこらへん任天堂はユーザーに仕掛ける戦略が流石に賢くて、やはり教育に関してのゲームとか、脳トレとか、バンバン出しててヒットさしてます。
noteでもみんな、自分の記事をできたら売りたいとか、思ってることはいっぱいあると思うんですよ。
でも、肝心のノウハウとかを勉強するのは面倒くさいと思ってるんですよね。
だから、転生したら最強の勇者になっていたりの例の作品のように、
ゲームをプレイをしてるような感覚で見れるお勉強小説が目指しているところです。
前例がないかと調べてみると、人生をゲームに見立てて生きている人がいました。
その方から着想を得まして、noteを攻略する過程を僕はゲームに見立てて。
で、私をゲーム内の主人公に見立ててですね、成功することもあれは失敗することもある。それも全部含めて追ってほしいと。

一応目標として、僕はゲーム狂いですので。
10月にですね、すごいゲーム機が出るんですね。

qbc:そうなの?

ワディ:そうなんです。
それが、寝転がりながらps4レベルのゲームができるような、素晴らしいゲーム機なんですね。
それがおよそ10万円するんですね。笑
GDPwinmaxっていう小型ゲーム機というか、厳密に言うとゲーミングパソコンですかね。

こちらでございます。

ワディ:で、パソコンなのでちょっと高いわけですよ。
買(こ)うたろうと思って予約はしてたんですけれども、先方の都合で急に垢BANされてしまったんですね。予約の内容ごと。
で、ちょっとやけくそになりまして。

ゲームへの執着・情熱を何か別のことに活かせないかと思った時にnoteに出会った訳です。

qbc:なるほどー。笑

ワディ:ちょうどコロナの危機が迫ってきて、ホテルもちょっと臨時休業やということで。
私も家族持ちになりましたもんで、第二の名刺を持っとかないと、万が一のことがあった場合に、何もできませんじゃ怖いですから。
一応ちょっとnoteにのめり込んでみて、
自分の実力だけでどこまでできるかっていう実績を出しつつ、
うまくいったらそれでゲーム機を買(こ)うたろうっていう魂胆でね、今やらせていただいでおります。

qbc:まー、すごいね。
よく分かんないけど、何かを買っちゃいそうになりますねワディさんから。
ワディさん買わせてください! みたいな気持になります。

ワディ:お買い上げありがとうございます、言うてね。笑。
ノウハウについては、僕、思うんですけど、本当にみんなが知った方がいいノウハウは、もう世の中に無料で出きってます、正直。
ただ買い手側からすると、じゃあどれを買ったらいいのっていう。
英語の勉強したい人、本屋に行ったら英語の本なんかなんぼでもあるんですよ。
基本的な文法は全部一緒なので、あとは教え方の問題ですよね。
伝え方の問題なので、僕の記事を買う方には僕のこの喋り方であったり、表現の仕方であったり、文章が好きな人には僕から買ってくださいっていう風に勧めたりはできます。

僕は、それが差別化かなと思ってますね。

4、ワディさんのユーモア論

qbc:自分の中で最近よく思うのは、「人は好きな人からしか学ばない」という言葉は本当だなってことですね。
逆に好きな人からだったら難しい話も全然吸収しようと思うし、できちゃうし、
そういう意味で、ワディさんには人間的な魅力があるなと感じました。

ワディ:ありがとうございます。人間は基本的に嫌いな人の話聞かないですもんね。

qbc:ちゃんと自分で勉強されていますよね。
これはこういう風に誰かが言ってたからこうだよとか、しっかりされている。

ワディ:正直、僕が皆さんにお伝えできる知識なんか、本とかネットとか、どこかで拾ってきたようなもんです。
ただそこに僕自身の言葉であったり、経験であったり、見解を混ぜこむことで、コピペではないよっていう差別化はしてます。

qbc:ほんとすごいわあ。

ワディ:それで、ユーモアの話なんですけれども。
多分皆さんね、持ってるんですよユーモアは。
普段生きてて面白いことを思いつかない訳がないじゃないですか。
しょうもないダジャレ一つにしても、多分ちょっとクスってくるようことを自分で考えてないですか?

qbc:考えていると思いますよ。

ワディ:それを口に出せるタイプの人と出せないタイプの方がいます。
普段からちょける癖と言うかですね、ふざける癖がない方は、滑ってしまうことを気にしたりして。

せっかく浮かんだユーモアを、もし誰かが聞いたら面白いと思うかもしれない部分を、自分で殺してるんですね。
自分の中で閉じ込めて。
noteを見てる人たちって、そういう部分にこそ価値があると思ってくれてるはずなんですね。記事には個性が求められていると思います。
誰でも書いてるような内容を記事にされてても、それはその界隈のトップの人の記事を見たら済む話ですから。
そうではなくて、本当にしょうもないつぶやきでも、ネタツイートみたいなんでもいい。
ファンの人はそれが見たくてやってるはずなんですよ。
内容がどんなにニッチなジャンルでも、無難に削ぎ落とさずに、ユーモアを殺さずにそのまま発信して欲しいと思ってます。

qbc:なるほどかっこいい。

ワディ:で、大人になるほど人をいじったらあかんみたいな。

qbc:ありますね。みだりにいじってはならぬと。

ワディ:逆に僕はいじります。
それで怒る人は怒るやろうけど、怒られたらすみませんって言って、貶めるような意図ではなかったんですって。
本当は「おいしい」と思ってもらうことがベストです。

先生とかやってる方は意図して笑いを授業に取り入れたりする方もたぶんいらっしゃると思うんですけれども、
ユーモアを取り入れることで、勉強にとっつく面倒臭さのハードルを下げると言うか。
ユーモアによって自分に興味をもたせ、相手の話を聞く体制を整えてあげるということです。

面白くないことに面白いを取り入れる、高杉晋作ですね。
「面白きこともなき世を面白く」って言っていたと思うんですけど。
僕が思うそのユーモアの根源はどこにあるかと言うと、それぞれの子供時代ですね。

一番自分に正直な時期に各人が面白い、楽しいと思ってたこと。
大人になっても、根本は変わらないんじゃないかと思ってます。
子ども時代にワクワクしていたことを大人になっても取り入れる。
特に男の子なんかは、全くゲームをせずに育ってきた世代って、多分あんまりないんちゃうかなと思うので。
僕はいい年こいてね、自分の記事にもまだゲームのことを引きずって入れてるんですけれども。
懐かしさとかの理由で結構年配の方でもね、あの記事を見て下さってる方がいらっしゃいますので、なんならゲーム会社で働く方からも面白いと言っていただけたりして。大成功だったんじゃないかなと思いますね。

qbc:私も成功だと思います!

ワディ:ありがとうございます。
あと子供関連で言うとですね、思い込みの力。
これね、僕この力のお陰で、すごい救われてます。
先ほどからちょいちょい推してる「最古の記憶」の方にも、最後の方には書いているんですけれども。
僕は本名、優秀の秀とかいて”しゅう”と読むのですね。これを結構気に入ってまして。
生まれた時から名前に「秀でる(ひいでる)」とあるもんで、みんなからその名前で呼ばれたりするとですね、一種の自己暗示にかかるんです。
自分は優秀なんや、無敵やというような状態に陥るんです。

で、やっぱゲーマーですからゲームの中でクリアしたゲームの数だけ、成功体験が積もっていくんですね。

林修先生によると、大人の条件は創造力と問題解決能力だそうです。
ゲームって、ぶっちゃけその2つの繰り返しなんですよ。
形が違うだけで、多分脳の使ってる部分は同じなんじゃないかなと思います。

ぼくは他の人ほどリアルとゲームの分別をつけてない分、ゲーム内の成功体験もリアルの一部として積み上げていってるわけです。
ゲーム内のレベルアップが、僕にとってはリアルレベルアップというかね。
こんなに難しいゲームをクリアした自分が、こんな平坦な世の中の生きてて、こんなちょろいことできないわけがないっていう発想になるんですね。
難しいゲームをクリアすればするほど、忍耐力もつきますし。

qbc:なるほど。

ワディ:で、思い込みの力。
多分みなさんちっちゃい時はプリキュアごっこであったり、仮面ライダーごっこであったり、自分をヒーローとかに見立ててチャンバラとかやってたと思うんですけれども。
大人になるとなぜか、特にみんな大学とか入りだすと、本当の自分探しとか言うて海外行ったりね、なると思うんですけれど。
本当の自分は、自分が思い描いた姿が本当の自分、理想の自分じゃないのっていう。
わざわざ海外まで自分を探しにいかんでもね笑
ほんとに、子供時代の自分にヒントがあると思いますよ。

理想の自分は心の中にあるけれども、大人になるにつれて、そんなんになれるわけがないと思って諦めちゃうから、しょぼくれた自分が今、現実としているわけで。

一方ワディはそういう人と違って、いい年こいてもゲームをすることによって、まだ子供の時のワクワクとかを引きずったまま大人になっています。

これのいいところはですね、子供の時のワクワクを忘れていない分、あの思い込み、「自分にできないわけがない」という自己暗示も引きずってるんですね。

なのでできると思ったことを本当にできると思ってやってるもんで、大体成功します。
ゴールが見えてるから、グイグイ進めます。

もっと言うと、ゲームにはコンティニューという概念がありますから、
たとえ失敗してももういっぺんコンティニューしたらええやんって言う不屈の精神がありますんで、正直無敵です。

qbc:なるほど。

ワディ:先ほどちらっと出したんですけれども「支配人になるやつは支配人になる前から支配人のような風格」っていうか、そういう褒め言葉をいただいたんですけれども。
僕も平社員の頃から支配人になるつもりで日々の仕事に取り組んでましたので、そうなると周りの評価もちょっと違ってくるかと思うんですね。
で、そういう形で、引き寄せの法則もざっくりと言うとこういうことちゃうんかなとは思うんですけれども。
最初からそうなるつもりでずっと続けとったら、その目的に向かって前進してるわけですから、いつかはたどり着くわけですよね。
なので大人になった人こそ、子供心を思い出して、自分がヒーローであるということを自己暗示をかけてね。
できるできないとかじゃなくて、出来るまでやるという精神でやったほうが成功しやすいんちゃうかなって思いますね。

qbc:うん。

ワディ:で、ちょっとしんどなったら、もうとことんふざけたらいいんちゃうかなって思うんですよ。
僕も年配のおっちゃんとかは、父親が結構お酒を飲んでた関係とかでちょっと苦手は苦手なんですけれども。
両津勘吉みたいなタイプめちゃ苦手です。
でも、ビートたけしもどんなやつでもちんこ出して謝ったら許してくれるみたいなこと言ってたし、ユーモアの部分があれば分かり合える部分が絶対あると思うので。厳しい状況の時こそユーモアを取り入れてほしい。
ユーモアには逆境、苦境を塗り替える力があるんです。

qbc:はい。

ワディ:何かの本で読んだんですけどね、ユーモアがあればね大体みんな乗り切れるっていうか。
逆に苦しい時ほど人間はね、ユーモアを言ってのりきってたみたいです。
アウシュビッツのなんかの記録とかでも、囚人とかはほんまに鬱屈とした感じで一日過ごしていたかというと、逆境にいるからこそ逆にユーモアも飛ばしてたようで。

なんかの資料で読んだんですけどタイトルは忘れました笑

qbc:ぼやき漫才ですね、まさに。関西で言うなら。

ワディ:そうですね。そうです、そうです。

qbc:苦しい苦しいっていうぼやき。

ワディ:口に出して言えるうちは、ある意味「苦しい」気持ちが成仏するような形になりますので。
口に出して吐き出すことでね。
僕の好きな作家、星新一のフレーズで、
「悲しみは一種の慰めなのだ」と言うのがありまして。本当にそうだなと思います。

qbc:ユダヤ人のジョークとかね。苦しい境遇にあった民族ほど、ブラックユーモアを好むんですよね。

ワディ:そういう意味ではですね、京都人もブラックユーモアの達人ちゃうかなと思いますけどね。

qbc:笑 他の地域から言わせると、京都は怖いところですよ。

ワディ:それはあるでしょうね。京都人同士にしかわからない感性や人との付き合い方が、確かにあります。ただ京都人はですね、そういう嫌味を言うことすら楽しんでいる節があるんじゃないかなと思っています。
とんちをきかせたいじりというかね。
敢えて直接的には言わない。

僕も京都に生まれた分、京都に誇りを持っています。
やっぱり昔は貴族の文化がありましたから。直接的に波風立てるようなことを言うのは下品なんです。察してもらう文化なんです。

例えば文学とかの面で言うと、直接的に物を伝えないって言うのが貴族の文化ですね。愛を謳った短歌とか。
で、遠回しに嫌味を言うっていうのもそういう意味ではその文化を受け継いでいるのかなと。

qbc:うんうん。

ワディ:先程も言った、察する文化というかね。
多分、直接的にね、「うるさいで」とか言うのが下品だと思われるようなことだったんじゃないでしょうか。
自分も言いたくはないじゃないですか、言われた方に嫌われるから。
でも、なんとか伝えないと自分も困る。
で、人間関係を保ったまま自分の意思を通すために、相手に察してもらう伝え方をする。最悪相手になんか言われても、「そんなんウチ一言もいうてへんやん、あんさんの考えすぎやて笑」で逃げられる。というか、それで嫌なこと言われたと思うということは自分にも自覚があるわけで。笑

っていうのがその京都人でいう嫌味の根底にあるものかなと思います。
あなたと仲悪くなりたいわけじゃないけれども、ちょっと遠まわしに伝えて、なんとか察してくれへんかなーていうのがあると思います。

qbc:東京生まれ東京育ちの立場から京都の嫌味についてはっきり言うと、帰りの新幹線で「あ、あれ、実はこういう意味だったのかも!?」って思うのよ。それが嫌なのよ。笑

ワディ:あ、ありますね。笑
もっと気持ちよく言ってくださいよっていうね。
白黒はっきりして欲しいのかなとは思うんですけれども。まぁ、それも込みで文化ですね笑

5、自己投資せよ

ワディ:note始めた方には、一発目からヒット作を出したろうと思う人が多いみたいなんですね。一攫千金を夢見てるというか。

qbc:へえ。

ワディ:かわちゃんさんというすごく優秀な方が、noteでいろいろ分析した結果なんですが、note新規参入のうち一週間で7割が離脱するそうです。

qbc:そんな早いんだ!

ワディ:ただですね、多少ですけど続けてる僕から言うと、ヒット作は自分が渾身込めて書いた記事がヒットする、というわけではないんですね。
なんでヒットするか分からんけどなんかヒットしたこともあれば、書いているうちに実力が練磨されてきてヒットすることもあるし。
とにかく諦めるのが早すぎるよあんたっていうのは常々思います。

qbc:一週間は早すぎるね。

ワディ:以前、DQN記事にも書いたんですけど、日本って日本語自体がガラパゴス化されてます。他の言語を、例えば西洋の方だとちょっと似通った部分があって、国が違ってもお隣さんだったら多少なんとなく分かるかとは思うんですけど。
でも日本語ってちょっと似た言語って韓国語ぐらいじゃないですか。
ネットの世界で情報を得る時にものすごい不利やと思うんですね。
で、日本人のうち、英語が喋れる人の割合は2割ぐらいだそうです。

qbc:そんなに少ないんだ。

ワディ:日本人が、何か分からんことがあって、ネットから情報を引き出そうという時に、
英語がネットの世界で占める割合が25%ぐらいなそうなんですけれども、そこにアクセスできる日本人が2割しかいないんですよ。
まぁガラパゴス化されているがゆえに、日本独特の文化もあるんですけどね。

で、日本人は奥ゆかしい性格ですからネットで顔も割れてないのに自分の情報を吐き出すことを躊躇するじゃないですか。
それってみんな自分が今まで得てきた経験や暗黙知を次の世代に引き継がないってことなんですよ。
これはどういうことかというと、
「日本人の日本人による日本人のためのデータベースが圧倒的に少ない」ということです。

世界を見据えて日本が戦うときに、圧倒的に不利なんです。
noteでもっと自分しか知らないような、でももっとほんとはみんなが知ったほうがいいこと。たくさんあると思います。
見られる見られない関係なく知識をストックして欲しいんですよ。
ただでさえ日本人は情報社会ですごい不利な立場にいるから。

qbc:はいはいはいはい。

ワディ:そういう意味でもぼくは、noteでバンバンみんなに頑張ってほしいわけです。次の世代とかのためにね。
どんなしょうもない記事でも、書いてたことって、なんならこれも多分100年後には日本語が変わって古典とかになりますしね。それを調べる時に情報は多い方がいいかなと思うんですね。

当時の暮らし、人々の考え方は、後に続く人の役に立ちます。
外国語はともかく、日本人どうしで情報の鎖国をするなと。もっといいことは共有してほしいんです。全体のことを考えてほしいんです。

みんなに発信を諦めないでほしい理由いっぱいあります。
書いてるうちに自分の書く能力が上がることとか、言葉にすることによって思考がクリアになることとか。
結局僕ら日本人はモノを考える時も日本語でモノを考えますから、
普段から日本語をアウトプットする癖をつければつけるほど、
頭の中でモノを組み立てる時にクリアなパーツとなってモノを考えることができるようになる。

まぁでもね、一応現代の日本人は、
僕らは結構自分らより若い世代のこと見下しがちですけれども、一応教育のレベルでいうと世界のトップぐらいにはいるみたいなんですよ。平均では。
中国とかアメリカは教育格差の幅がありすぎてね、基準にならないんですけど。
ただそれもちょっと時間の問題感があるので。
途上国はもはや途上国ではないですよ。

qbc:うんうん。

ワディ:それってマルチだったんですけど。どんどん日本語だけになってきてしまった。生まれつきYouTube漬けになっている子供たちを見ると、勉強もYouTubeで効率よくやってくれるんだったらそれでいいんですけれども。
そうでない場合、言葉がどんどん削ぎ落とされていくにつれて考えられることが減っていく、考えるために必要なパズルピースが減っていく。
やっぱ明治とか大正とかの人が書いてる本を見ると、思考の深さが全然違います。

qbc:マルチリンガルですよね。当時は漢文があったんですよ、明治の頃って。それってマルチだったんですけど。どんどん日本語だけになってきてしまった。

ワディ:何かを表現する時に、表現の方法が「やば〜い」しかない場合、それこそが本当にやばい状態ということです。
もうそれ以上深入りできない。

なのでそういう意味でも、日本語を廃れさせないためにも、noteも頑張って欲しいし。

僕は帰化した分、日本に対する思い入れが強いです。国は領土でも人でもない。
言語が国を作るんですよ。
これもメタルギアというゲームで知った言葉ですけど笑

noteを頑張る皆さんに僕から伝えたいことはいくらでもあります。

もうただ、僕は話し出すといくらでも長くなるのが悪い癖なので、最終的に一言で要約してしまうと、「発信を諦めずにずっと頑張って欲しい」っていうのにまとまりますね。

qbc:なるほど。

ワディ:で次。先ほどいただいた出したお金が返ってくる話を。
これは僕結構思いますね。
お金の使い方の問題なんですけれども。
結構思うのがnoteでマネタイズを目指しているのにもかかわらず、自己投資として返ってくる部分のお金すら惜しむ方が多いんじゃないかと。
僕もまだ始めて2ヶ月経たないんですけど、5桁いただいてます。
ただ、もっと循環させてもいいんじゃないかと思ってるんです。
自分の財布のお金からスナック菓子とかを買う代わりにですね、有料note記事を。
100円で買える有益な情報って本屋にはないんですよ。

qbc:はいはいはいはい。

ワディ:noteで有料記事を出している層は、やっぱ買ってほしい分、だいぶ精錬して記事にまとめていますし、価格破壊を狙って100円とかで出してるはずなんですね。
100円をぽんと出す方が、おんなじ情報を自分の時間を使って集めるよりも、だいぶコスパがいいはずなんですよ。

有料記事を書くってのはね、情報を売ってるんじゃないんです。その情報を集めてきて、わかりやすいようにまとめた労力を売ってるんです。労働賃金です。

にもかかわらずみなさん、お金稼ぎたいと思っているのに、自己投資としての予算を組んでない。
目の前のお菓子を買う100円は惜しまないのに、勉強用には遣わない。
例えばワディは一応月1万円自分の勉強だけに使う予算を組んでるんですね。
その考え方ができないうちは、マネタイズは絶対無理だと思ってるんですね。

人にはお金を出すハードルを飛ばせようとするくせに、自分は飛ばない。そんなことではまぁ無理です。

この考え方、逆に言うとですね、自分の勉強のためにお金を使う習慣をnoterの皆さんにもっと習慣づければ、
有料記事も売れやすくなるし、何より有料記事が売れるということが分かれば、
もっとみんな書くモチベーションが上がると思うんですね。

自分が買ってる姿を見せないのに、人に自分の記事を買ってくれってどうやって言うんですか笑

全く逆だと思います。

qbc:はい。

ワディ:で、noterにとって、投げ銭や記事購入が当たり前の世界になれば、優秀なクリエイターも、やりがいがあってどんどん頑張るわけですから、noteの中の知の集積が加速していく。良質なコンテンツも。

運営はぼろもうけにはなるんですけれども、手数料とかで。
でも運営が儲かったら僕らにはサービスとして還元されるので。
noterにとってはいいことしかないはずなんですよ。

さらに言うとですね、有料のnoteを買ってその知識が自分にインストールされるわけじゃないですか。
そこに自分の別の引き出しをプラスしてまた同じ値段で売ったら、それが売れたときに出したお金って返ってくるはずなんですよ。
循環するってことなんで。

だからお金を惜しむ方、本当に財布の紐をちょっと緩めて下さいと。
これは伝えて欲しいです。
お金を同じ使うにしても、循環して自分に返ってくる形にお金を出してくださいと。
これはすごい思いますね。
別にワディの記事を買えって言ってる訳じゃないんですよ。買ってくれたらそれは嬉しいんですけどね。
じゃなくて100円でいいから出す習慣をつけてみ、っていう。
その習慣は、学びのために自分の懐から出す習慣は、絶対自分に返ってくるんで。

ちょっと損するつもりでもええから勉強せえよっていうのが言いたいことですね。笑

qbc:もっとぽんぽん100円でサポートしちゃっていいんじゃない? とは思いますね。

ワディ:Time is moneyでしょ?
勉強するために情報を集める時間をカットするわけですから。
やっぱ思うんですけどnoteね、意識が高い人が残ってると思うんですよね。
みんなに役に立つことを伝えたいっていう人が有料記事を書いて、売れてる人はそういうちょっと意識の高い層が残ってるので、正直言うとどれを買っても正解。
例えば「noteでの渡り歩き方」とかはどの方の記事を買っても一応普遍的なことは一通り載ってると思うんですよね。

qbc:はいはい。

ワディ:先ほどお伝えした、誰が言うか、話し方の違いであって。
そう意味ではハズレはないのかなと。
最悪の場合でも返金機能であったり。

これを買わないと、一生、やっぱ買った方がいいのかなって悩むことになるんですよ。
その時間すごいもったいないんですよ。

なのでもう先に迷ったら、とりあえず買ってみてそこだけでもはっきりさせておく。
買ってハズレを引いたとしてもハズレを引いたという勉強やと思って。
でないと、結果を知らないことには、同じところで一生迷うことになるんで。
まぁ消去法の考え方ではありますけれども。

あとサポートについてもですね、伝えたいことはあるんですけれども、それはそれで別の記事を書いてますので。
残りの2分ではお伝えし兼ねる部分がありますので。
是非そちらはその記事を見ていただければ。DQNのサポートの意義という記事です。

これです!

qbc:ぎりぎりですが、最後に言い残したことありますか?

ワディ:今回インタビューでやっぱりどうしても推したい事、勉強がどうのこうのとかありましたけど、子供の時の自分の心をもう一度掘り起こしてみて、大事にして欲しいかなと思います。
思い出してほしい。
自分は1人の人間で、ずっと同じ時間軸を流れるように成長していったとは思うんですけれども。

今の自分と子供の時の自分の心の在り方が全く一緒かって言われると、成長してる分多分違うとは思うんですね、考え方とかも。

世間の波に揉まれてちょっと弱くなった部分であったり、ドライになった部分とか諦めやすくなったとか。

でも、子供の時のワクワクがあれば、子供の時って深く考えない分、無敵じゃないですか。
新しいことに飛び込むときの、はじめの一歩の軽さが違うんと思うんですね。

大人になっても子供の心を併用して二つの心を持ってほしいと思っています。
三つ子の魂百までって言うんでね。
あなたの根本は多分変わってません。
自分で変わったと思ってるだけです。
思い込みです。

小さいときの思い出も、それが多分、今の自分を形成する軸になっていると思いますので、忘れないでいただきたい。

qbc:面白いね本当に。最後にこちらから。
ご自身の最終的なイメージっていうのは何ですか?
観光業のままでいたいと思っていますか?

ワディ:僕はですね、コロナさえなければ本当はお客さんの方から来ていただいて、おもてなしする観光業したかったんですけれども。悲しいことにこの状況ですからね。笑

qbc:観光業が好きなんですね。

ワディ:好きは好きですね。押し売りじゃないところが特に。選んできてもらってるので。
おもてなしを売るって、結構僕はいい商売だなと思ってまして。

qbc:なるほどね。ソフトだからね。

ワディ:喜んでいただいて帰っていただく。癒しを提供する。

ただやっぱり家庭の事とかを考えると、子供もいますのでずっとやるかどうかは分かりません。
今の会社が、万一厳しいってなった場合は次また新しい道を考えると思います。
コロナ次第ですね。これはみんな宿泊業に携わる皆が考えることやと思いますね。
実際離れていく人も多いんでね。

qbc:GoToもどこまで機能するか分からないし。

ワディ:国が観光業行くで!って推し進めた分、国もちょっと責任を感じている部分があると思います。

▷アウトロ

テキスト起こしお手伝いさんが京都イントネーションと早口で大変だったー、と言っていました。ワディさんのこと。
分かる。
情熱が彼を早口にさせ、饒舌にさせている。
おどけているけれども情熱に衝き動かされているんだ。

録音ファイルは聞かせられないけれども、肉声データには、ゲーム画面を模したサムネイルの向こうにたたずむ、父親、そして子供心を忘れてはいけないという信条が、きちんと刻まれている。
それがちょっとでも伝わればいいし、もっと知りたいならワディさんのアカウントに行って見て見てね!!!!!
約束だよ!

画像1

ワディより追伸
皆様の応援のおかげで、
無事「10月までにnoteで10万稼ぐ」という目標は達成できました。
達成までかかった日数はおよそ100日。
今後も、
「ワディにできたら君にもできる」
をモットーに、子供心を忘れずに楽しい企画を配信できたらと思います。
引き続き宜しくお願いします。(*^▽^*)

マガジンで過去インタビューも読めますよ!

インタビュー参加募集!

いいなと思ったら応援しよう!

無名人インタビュー
いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!

この記事が参加している募集