君の神様になりたい。
誰かの言葉に救われたから僕も誰かを僕の言葉で救いたいって思った。
それがエゴだって思い直すなんて事はもう数えきれないぐらいしたけど、それより多くの回数それでも救いたいなって思った。
でもそれは理想で現実との板挟みにあったら、そのエゴを捨てて自分の為に生きろって正論を誰かが僕に囁いてくる。
誰かを救う前に自分を救えって。
それを悪魔の囁きと捉えてしまうのだから本当に僕は至極まともに生きるのに向いてないんだなって思う。
けど
僕が「それでも」って抵抗した数だけ、誰かを救えるかもしれないし、
そうしたかった過去の自分を救える事になると思った。
これから何回だって同じことで悩むだろうしこれまでもそうだったけど絶対に結論が変わらないのだから僕は僕ってやつを信頼していいはずだ。
僕は過去の僕に報いるために僕を他人に曲げさせてはいけない。
神様みたいな力は持っていない無力な僕だけど、
神様になれないのなら、道しるべとなる光にぐらいならきっと。
きっとその光を辿る力をヒトは持っているから、
いつかそんな辿りたくなる眩しい光になって、
僕は僕の意思を、僕のエゴを繋ぎ続けることで、
僕は誰かを、過去の自分を救いたい。
救いたいけど。
けど
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