サボリーマン、時空を駆ける
俺は今日も遅刻寸前で会社へ向かってる。昨日やらかしたミスの説教があると思うと憂鬱である。
俺は心の中で”時間よ、止まれ!!!”と強く念じた。その時不思議なことが起こった。なんと時間が止まってしまったのである。
俺以外身動きしておらず、電車の席の隣に座っている人に軽く触れても、全く動かないのである。こんなことが現実に起こり得るのかと疑問に思いつつも、電車の中にいるだけでは、埒があかないので無理矢理窓を開けて外に出た。
周りも一切動いておらず、皆まるで石像みたいになっている