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二次創作は運ゲー
二次創作はループし続ける。
ここ最近とあるジャンルに再燃し、二次創作の土俵に舞い戻ってきた。全てが懐かしく、斬新かつ新鮮でとても楽しい。
そしてわたしはまた、パソコンの前に座って絵を描いている。
3年ほど前、そのジャンルのTwitterのアカウントを消してからは元々好きなジャンルを追いかけたり、オリジナルのイラストや漫画を描いたりしてた。ほぼ筆が折れたようなもんだった。
どハマりしてたそのジャンルにそんなに関心を向けなくなっていた。
ふと、そのジャンルの作品を見たい。という気分になったので久々に観てみたらまあ面白い。楽しい。
久しぶりのどハマりだ。沼にどっぷりだ。
そして冒頭の話に戻る。
二次創作の絵を描くのが止められない。また嫌いなはずの絵を描いている。苦痛苦痛苦痛の連続で嫌なのに、また。
シャンプーするとストレスでめちゃくちゃ髪の毛抜けるし。
自分の欲望を叶えられるのは自分だけだから。それがわたしを突き動かす。それしかない。
今日なんてアイコス吸ってるキャラが描きたくて普段全く吸わないアイコスを資料用に吸って変な咳が出た。
二次創作は運ゲーだ。
二次創作は本当に運ゲーだ。
毎日繋がりたいタグでは絵と絵のバトルロワイヤルが繰り広げられている。
斬新でかわいいorかっこいい絵柄だからふぁぼりつ、この人は繋がりやすそうだからいいねだけ、とか。
決してすっごく上手い人が伸びる訳ではない。
斬新かつデフォルメが効いて可愛らしくて申し訳ないけど顔のバランスが少し崩れてるくらいの絵柄の人が一番伸びてた。
(自分の居たジャンルでは)
(ここでは旧Twitterの話とする)
それよりもまず先にタグをやるタイミングとか、時間帯とか、見つけてもらえるかどうかとかが運ゲーすぎる!
運良く見つけて貰っても3RT5いいねとかざらにある。
♡でお迎えいきます〜とか言ってる自分、情けない。
コミュ力が高くてフォロワーと馴れ合いをしてる人にまず見つけてもらわないといけない。そういう人まで届くと15RT25いいねとかまで行く。そしてその人達と繋がる。
そしてワンドロとかほぼ毎回参加してイラスト爆伸びして承認欲求満たされまくり。未完成で100RT超えたこともある
楽しい、楽しいのだ。自分の絵が正当に評価されているような気がして。
元々自分は数字に囚われるようなタイプではない。が、
馴れ合いの輪が広がり、どんどん伸びていく。
描く枚数も増え、画力は高くなっているか分からないが筆は早くなる。凝った構図や漫画にも挑戦しやすくなる。そしてまた伸びる。
最新情報の絵やレポ絵は更に伸びやすい。
だが数字や情報に囚われ、疲れていく。
芯が強くて運がある人しか二次創作の世界では生き残れない。戦い続けないと生き残れないのだ。
実際自分はそれに疲れてアカウントを消してしまった。
芯が無いから。自分はこの作品のこのキャラクターを描きたい。という信念が薄れてしまったから。
他にも理由はある。その当時コロナ禍がピークで、
もくりという通話アプリが流行っていてその人間関係にも疲れてしまっていた。
二次創作の世界は自分のような中途半端な絵描きには疲れる事が多すぎる。○○さんが絵を載せたからRT、わたしもRTしてもらったからお礼(?)にRT、それが神絵師まで届いたら爆伸び。意味がわからない世界。
コミュニケーションをする気がないと伸びない世界。
運も実力のうちだとよく言うが運は運。外れる時は外れる。頑張って描いた絵ほど伸びなかったりする。
でも今もあの頃を思い出すとまあまあ楽しかったな、と思ったりもする。今までにないくらい絵が伸びたり、馴れ合ったり。自我を出してかわいい、かっこいいと言われたり。
散々な事だけしてきたな。
アカウントを消して3年。再燃して数週。
自分はTwitterのアカウントを作らないと決めた。
某サイトでひっそりと、壁打ちで、数字に囚われず、誰にも見られなくていい。そんなスタンスで。
自分の欲を叶える為だけに。
今日もまた、一枚絵を仕上げてしまった。
らくがきが溜まって、まとめとか載せて、運良く見てもらえたら、それでいい。