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大学院授業一歩前(第11講)

 10月の記録を残したいと思います。今月は入門書を集中的に読みました。改めて入門書とは言え侮るなかれですね。とても学びのある月でした。

・小野紀明(2022)『政治思想史と理論のあいだ「他者」をめぐる対話』岩波書店(9章から終章まで)。
・標葉隆馬・見上公一 編(2024)『入門 科学技術と社会』ナカニシヤ出版。
・レスリー・カーン著・東辻賢治郎訳(2022)『フェミニスト・シティ』晶文社。
・北田暁大(2022)『実況中継・社会学 等価機能主義から学ぶ社会分析』有斐閣。
・Jonathan Wolff and Avner De-Shalit, 2024, City of Equals: Oxford University Press(5章から終章まで).
・Tommie Shelby, 2016, Dark Ghettos Injustice, Dissent, and Reform: Belknap Harvard University Press(イントロダクションから1章中盤まで).

このように見ると都市計画系の書籍を多く読んだ月とも言えそうです。他方、社会学に関しては『実況中継・社会学 等価機能主義から学ぶ社会分析』を読むことで見方が変わりました。正直、私は今から社会学系の院のために基礎から勉強するにはかなりハードかもしれないな….と感じております。やはり軸である規範理論を活かして都市計画の倫理なるものを構築していきたいです。

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