頂き女子りりちゃんの判決を傍聴した話
9月29日深夜、私は抽選に当たるかわからないのにりりちゃんに会うために夜行バスに揺られていた。
りりちゃんと私
私は法学部に通う20歳。ほんで世間一般でいうギャル。金髪、ロングネイル。
私が法学部に入ったきっかけは頂き女子りりちゃん。りりちゃんに人生を変えられた人間の1人なのだ。(いい意味で)
りりちゃんと私ははまじで面識がない。
私はただのりりちゃんのファン。
当時法律に無知な私は「なんでこの子はどうしてこんなに長い年数を求刑されてるの、?」って思った。そんなのテレビ見ても新聞見てもネット見てもわかるわけなくって、ほんなら自分で勉強すればいいと思い法学部法律学科への入学を決めた。
今思えばほんとに安易な理由だけど、全然後悔してない。なぜならすこぶる楽しいから。
名古屋へ
当たるかわからないのに6時間かけて夜行バスで名古屋へ行った自分の行動力には脱帽。言い方を変えるとバカだなと思う。
朝名鉄バスセンターに着いて電車に乗って名古屋城駅へ。あの辺は県庁や警察署などがあるエリアで正直傍聴券配布までの3時間やることがなかった。(ミスった)
名古屋高等裁判所
9時前ぐらいに裁判所に行ったら私ともう1人いて初対面だけど虫除け買ってきてくれたりすごく良くしてくれた😭 (本当にありがとう)
他にも私の後ろに並んでた人たちが裁判について教えてくれて1時間半ぐらい楽しく過ごせたし貴重な話が聞けてよかった。
傍聴券は82枚程度、並んでた人は170人以上。なかなかの倍率だけどなんとか当たって入れた。私の周りの人も当たっててみんなで見れてよかった。当選番号の発表はホワイトボードに番号が掲示されてて、受験番号見てるみたいで懐かしい気持ちになった。
判決
判決が下された時りりちゃんは泣いていて、途中で中断されたりした。弁護士さんが判決が言われても落ち着いて呼吸を整えてってりりちゃんに声をかけていたのがすごく印象的だった。
その後
とりあえずせっかくきたし愛知県庁でお昼ご飯を食べて、裁判所に戻って詐欺と道路交通法違反の裁判を見て帰った。有意義な一日でした。
りりちゃんが帰ってくる8年後、みんなりりちゃんのことを覚えているのだろうか?新しい事件やニュースにかき消されて、あれだけSNSで騒いでた人たちは8年経ったらもう覚えていない。そう思ったら心がきゅーっと痛くなる。
りりちゃん、またね。
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