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フライトの合間に

朝イチや夜に乗ることが多かったが、珍しく昼間のフライト。

飛び立ってしばらくすると河口と東京湾の境あたりは、斜めがかった陽に反射して眩しい。

快晴の朝のフライトでは富士山が狙えるが、今日はどんどん雲が出てくる。

そして雲ばかりとなり、高度は雲の上なり。

白砂の海底を見ながらダイビングしているような白と青のコントラストが美しい。

少し雲の形に躍動感が出てくる。今日は富士山はおろか、なにも見えない。

雲が躍動してきた。

空が一層青く、蒼く、あおい。
雲はもふもふと綿あめのよう。

雲が何層にもなっている。

地上も見えてきた。

地上が見えると雲の厚さを感じる。

どうやら到着。雨上がり、滑走路の向こう側に雲間の夕陽が見える。

天気が良ければ、衛星写真と同じ様子を機内から捉えることができる。

それでも全ての情報を人は解釈しているわけではない。

同じ物を見てもどう解釈するかは、その人の世界観である。
いいとかいけないとかの評価ではなく、自分と人は違うことがある。
むしろ違うことの方が大半である。

「違う」ことを受け入れる。
昨今はダイバーシティや多様性という言葉に当たるだろうか。

NLPの前提の一つ

地図は領土ではない

雲に囲まれた夕陽が花の形にみえた日は、少し人に優しくなれたかもしれない。


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