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伝え方を変えてみる

見積りに困って自社の営業担当に相談したいんだけど、とモヤモヤしている間に時間が過ぎて自己嫌悪になるパターン、よくあります。


「整理してからじゃないと人に話してはいけない」という無意識の思い込みだったり、突っ込まれた時に備えて理論武装しなきゃと思う「回避」の無意識のプログラムだったり、自分を縛っている見えない糸みたいなものです。

でも今日は、営業担当に「困っている状態であることを伝えよう」と決めて、整理も理論武装もせずに、対面で話を持ちかけました。

わたし「一週間前にお客さんに言われた見積りなんだけど、昨日この後いつ頃見積り出せるか各案件ごとにスケジュール間欲しいって言われたけど、困っているんだよね」
営業「見積り範囲を上と確認して回答するって言ってましたよね」
わたし「それがね、途中の工程までで出してもいいし、最終工程まで出してもいい。最終工程まで出す場合はテスト計画もつけて根拠がわかるようにしてればいい、って(こころの中では、無茶ぶりに困っている、と言いたいが言えないわたしがいる)」
営業「テスト計画書は通常成果物ですよね。見積りで成果物作るとかとんでもないです。
テスト計画書でお金もらいたいくらいですよね」
営業「どういうことから、こちらから確認しますね」

どうやら、このコミュニケーション、一応成功。
・何に困っているか、困っていることが伝わった。
・事態打開に向けて動いてくれることになった
・この後すぐにお客さんに確認してくれた。

話しの始めは営業担当も目が泳いで、わたしの話を理解するのに少し説明が必要な様子だった。
お客さんに言われたことを、少しゆっくり目にして、ちょっとお客さんになりきりで話すと、すぐにわたしへの同意を示してくれた。

NLPの前提の一つ

コミュニケーションの意味は受け取る反応にある

今日は相手の様子や言葉から、自分が受け取る反応・確信を確かめながら、会話を進めることで望む結果を得られた。

会話のキャッチボールは言語のみならず、共感が生まれることでより強力なコミュニケーションを築いてくれる。

日々実践あるのみです。

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