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いつだって始まりはこれから

エニアグラムでは、人は生まれ持った性格があり、それは9つの性格分類になる、とされている。
興味深いのは、時間感覚は「過去」「現在」「未来」の3つにグループが分かれるということである。

時間感覚に限ったことではないが、人と接していて言葉や行動から、なんとなく「この人はエニアタイプXかな」と思うと、その人のすべてが自己表現サインと感じられる。
例えば、タイプ4かなと直感的に感じる相手をみて、話をしていると、「今」や「未来」の話をしてる時に、「あの時ね・・・」のような話になり、過去に思考が行きがちなのだな、というキーワードを実感する。
自分に視線を集める術を本能的に使っているのを知ると、持って生まれた魂なのだと実感する。

タイプ4と話していると「今は言いたくない」「もう考えるのメンド」と帰ってくることは多い。その言葉の前後何を考えてるのか機嫌のいいときに聞いてみると、「あの時こうだったということがあるから」「昔はこうしたけど」のような、過去を参照してばかりいるような印象を受ける。

こうしたひとつひとつのサインから、相手の気持ちに寄り添う。
「そのうち言ってもいいし、もうちょっと先でも言っていいよ」
「考えることを考えずに、感じたことを言ってみれば」など

一通り吐き出したり、少し考えが変わりかけた様子が見えたら、未来にできそうなことに話題を持っていく。そして手に入れる未来を楽しく妄想しあって、「あなたは特別」感を伝えると、変化が生まれだす。

いつだって今が一番最新。
過去に縁がなかったこと、やってたけどブランクがある場合、これからやりたい気もちがあるなら、いつだって「今」が最新、過去はない。
始める気持ちがあるならば、いつだって変わることもできるし、新しいものになれることもできるのだ。



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