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卒業式に寄せて
3月9日、サンキューの日
卒業式の後、保護者主催の卒業を祝う会は和気藹々。
手作りの温かみある装飾は会場係の賜物です。
校長からの、式とはまた異なる挨拶。
待つことは難しい 待つようになる
待っていると何かが起こる
たとえ今はトンネルの中のようでもトンネルをゆっくり自分のペースで進んでいる
出口は必ずある
ある教員
卒業は一種の三年のけじめをつけるとき。
今までの経験や思いがつながり、考えることを深める
またある教員
今が暗闇でもトンネルでも「いれば」いい
さらにある教員
辛いことは人生の隠し味
それぞれの思いを自身の言葉で語る教員たち、素敵です。
担任
色々あったけど、過去は過去。
終わり良ければすべてよし。
クラス全員、今日は一人も欠けずに出席した卒業式で良かった
そうです。
ほぼ不登校のまま卒業を迎えた子にも、卒業式に出てきたことへの承認と喜びを伝えてくれます。
それぞれのトンネルや暗闇を乗り越えて、いやその最中でも、いることで、終わり良ければすべてよしを引き起こすのでしょう。
親として「待つこと」「信じる覚悟」を学ばせてもらいました。
親も何かから卒業する日でした。
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