「基学」テクノロジー・コーチングの「かまた たろう」です。
今日は、「自己肯定(感)」の落とし穴についてお届けしていきます。
「自己肯定感」を高めよう・・・と盛んに言われています。
確かに、とても重要なことだと思いますが、それが目的になってしまうと落とし穴もありますので、そのあたりを「基学」の視点からお伝えしていきたいと思います(テーマ設定は、共同創業者の「いとう」さんによるもの)。
今日も、「A子さん」に登場していただき、「かまたたろう」とのやりとりも含めてお届けしていきますね。
A子さん:周波数調整に熱心な20代後半の女性(会社員)。「基学」テクノロジーコーチングの100日コースを受講中。
かまた:「基学」において、周波数調整の「テクノロジーコーチング」を担当。
■ 「自己肯定感が低くて悩んでいます・・・」と相談を受けました
■ 「自己肯定感」は経験値の裏返し
■ 自己肯定感の落とし穴(応用編)
さて、ここからが本題です。
一般的に、
「自分のことを肯定できずに悩んでいる」
「自己肯定感が高い人(理想像)を思い浮かべるとうらやましい」
という方も多いのではないかと思います。
それでは、「自己肯定」を高めさえすればいいのか?
「自己肯定感」を高めることで、みんながハッピーになれるのか?
というと、そこには落とし穴があり、よく見極めていたきたい点があります。
それを「基学」なりにシンプルに整理してみたのが、上記の表です。
自己肯定(感)を高めよう、一般的にはとても大切なことです。
もちろん、自己肯定感は低いよりは高いほうがいいと思います。
しかし、周波数の側面からすると一概にそうとも言えません。
これからの時代は、物事を「周波数(本質)」から見る見方をセットで習慣づけていくとよいと、「基学」では考えています。
その視点から見ると、「自己肯定」にも、「調和的な自己肯定」と「不調和な自己肯定」に分かれるというのがわかります。
「自己肯定(感)」を高めよう・・・ということが目的化していることに、違和感を感じている方も多いと思います。それは、同じような部分をどこかでお感じになっていたのではないでしょうか?
「調和的な自己肯定」とは、自分だけでなく周囲のこと、全体の調和を考え、困難にも取り組む力、粘り強くチャレンジする力、(短期的に得にならなくても)本質的な視点に取り組む力などに象徴されます。このような場合には、その方の調和的な周波数が、周囲にも拡大していくことになります。
一方、「不調和な自己肯定」とは、自己肯定感は強いけれど、本当に世の中全体の役に立っているのか?本質的な視点からすると、周りから奪っているだけではないのか?少なくとも、周波数的な見地から見ると「不調和」(エゴ)を拡大しているだけと思われる場合です。もちろん、残念ながら、この世界の「成功」の中には、「不調和な自己肯定」をエネルギー源として突っ走っている場合が多いというのが現状かもしれません。
みなさんは、どうお考えになりますか?
大切な視点としてとらえていただけるでしょうか?
また、同様に、「調和的な自己否定」(真の自己認識)というものも存在します。
これは、自分または私たち人類の光(表)の部分だけでなく、闇(裏)の部分も見つめ、洞察力を働かせ、光と闇を統合していこうとするものです。この「調和的な自己否定」というのは非常に大切で、「真の自己認識」ともいえます。この視点があって初めて物事の全体を見ることができます。あたらしい時代の現実創造を調和的に担っていくための鍵となる側面です。
念のため「不調和な自己否定」も取り上げます。
言うまでもないことですが、意味もなく過去をなつかしみ、自分が行動しない理由や言い訳を探したり、自分の状況が変化しないのは周囲や他人のせい、社会のせいだとして自己否定を繰り返すのが、この「不調和な自己否定」となります。
さらに、上級編というか、とても大切な視点として、相手の自己肯定感を高めているように見えて、実は、相手の成長を阻害する周波数を放っている場合もあります。
わかりやすい例として、ある親子関係を挙げてみましょう。
お母さんは、お子さんべったりで、自分をお子さんと同一視しています。
お母さんは、「あなたはそのままでいいのよ、どんなあなたもあなたなのだから。私は、いつもあなたを認めて(肯定して)あげる。」と話されています。
お母さんは、お子さんの自己肯定感を高めているいい母親だと自分では思っています。一方で、お子さんべったりのお母さんは、いつまでもお子さんが自分よりも成長してほしくない・・・という闇(裏)の感情もお持ちだったりするのです。
このようにして、
こともあります。
あたらしい時代、あたらしい世界を創造していく「心ある人」には、そんな私たちの周波数的な本質にも理解を深めながら、意識を広げ、次の時代に向けて準備をしていただきたいと願っています。
一緒に学んでいきましょう!
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