病院でのひとコマ

メンタルクリニックのデイケア。
通い始めてかれこれ一年弱になるだろうか。
ずっとぼっち組。
人と話すと疲れる。

今日はサイクリングマシーンで20分走った。
少しでも体を休ませようと目を閉じながら漕いでいたらとなりにきたA子さん。
このデイケアの部屋には運動器具が複数置いてあっていつでも使って良いことになっている。
となりで運動しながら自然に会話が始まった。

仕事の話や趣味の話をした。
そして話はお互いの物作りの話へ。
A子さんは裁縫が得意。仕事は３個掛け持ちしているらしい。なんともたくましい👏👏👏
脱帽してしまう。

やはり手先を使うことが得意な人が多いようで、ここ(デイケア)のことを色々教えてくれた。

デイケアでは、利用者同士で雑談したり運動したり自由に時間を使っているのだが、よくあるのは利用者同士でお互いをよく褒め合う。

なんで優しい時間が流れているのだろう。。

場所が場所だけにLINE交換するのも気を使う。
来れなくなった時の連絡先として登録しておこうと思ったけど、会った時にしようということになった。

それにしても障がい者で仕事３つ掛け持ちとはすごい。それだけがんばっても、いくらがんばっても厳しい現状。

障がい者の労働環境は厳しく、金銭的に余裕がない人がほとんどだ。
自分が"障がい者"になってその現状を実感した。就労支援制度を使うにしてもＢ型とかだと、ほとんどの作業所が2万ほど。それから就労支援制度利用料を引かれるので、月一万。それではとても暮らしていけない。障害年金をもらえない人は死ねと言っているようなものだ。

この酷い現状なんとかならないものか。
当事者として訴え続けていかなければならないと思う。