6輪目「裏切り」
やっほー!私、花道 陽鞠!この前ブラック企業を退職した24歳の乙女!
前回のことなんだけど、紫のひまわりメイデンがまさかの華夏さんでびっくりしたけど…、共闘してくれることに!
あと、廃墟で待ち構えていたトンボ4兄弟の1人、ヤンマが捕らえていたヒマワリガニをなんと返してくれたの!
…、そして約束したわ…!
ヤンマのお兄さんたちの腐った根性を叩き直すってね!!
さて、今回のお話に入るわよ!
美鳥 時雨「他に鍵がありそうな場所は…」
花道 陽鞠「あのポットのような中身には?」
美鳥 時雨「ふむ急須だな。よし、見るぞ」
私たちは急須の中身を見てみたわ!
美鳥 時雨「ふむ。…空だな…」
マリーエ「ないか…」
パクパクムシャムシャ…。
花道 陽鞠「…え?な、なんの音!?」
美鳥 時雨「しっ…、…あの障子の向こうに奴がいるのか?」
マリーエ「でも咀嚼音だよね…。よく食べる奴と言ったら…」
美鳥 時雨「確かトンボ4兄弟のウスバという奴か」
マリーエ「せやせや!そいつ!あいつが何かと1番強いんよ…」
花道 陽鞠「いきなり突撃してもやられる!?」
美鳥 時雨「では、作戦を立てないとだな。1人が突撃、残りが死角から奇襲せねばならんな。他に入れそうなところがないか探してみよう」
花道 陽鞠「うん!他にもあるかもだしね!」
マリーエ「さすがリーダー!」
美鳥 時雨「リ、リーダー?拙者はまだ承諾しとらん。とにかく、始めよう。畳を1枚1枚剥がそう」
私たちは他に抜け道がないか探してみたわ!
マリーエ「うーん、広いねぇ…」
花道 陽鞠「なかなか見つからないわねぇ…」
アモル「うーん、うーん!これ重い!」
スペース「4体で動かせば大丈夫!」
アモル「うん!せーの!」
アモル&スペース&フィーデス&フォルティ「よいしょー!!!」
デーン!!
美鳥 時雨「む?これは空洞か?」
花道 陽鞠「よくやったわ!アモルたち!」
アモル「えへへ…」
マリーエ「じゃ、私が囮になるよ!」
美鳥 時雨「…うむ。信じてるぞ」
マリーエ「うん!準備ができたら連絡よろしく!」
シオカラ「兄さん、紫色のひまわりメイデンは?」
コノシメ「俺が軽く捻っといた。あいつ口だけ強くてそれ以外弱かったぜ」
シオカラ「さすが兄さんですね」
コノシメ「ふっ!当たり前だ!まっ、ボスからもらったデスシードの力をちょこっと借りたらあっさり倒せたぜ」
ヤンマ「ただいま兄さん」
コノシメ「帰ってきたかヤンマ。偵察どうだ?」
ヤンマ「他の部屋はまだだけどピンクひまわりが探している鍵を取られちまった」
コノシメ「おいおい…、鍵を1つ取られたのかよヤンマ」
ヤンマ「わりぃ…。ピンクひまわりに見つけられちまった…。わかりづらいところに隠したのに」
シオカラ「…ヤンマ、私たちに何か隠していませんか?戻ってくるまでの時間が長かったような気がします」
ヤンマ「そんなまさか!」
コノシメ「え、お、おいまさかピンクひまわりに鍵の場所とか教えてねーよな?」
ヤンマ「教えてない!…、ただ、あいつを見張ってるのに時間をかけすぎただけだ!本当だ!」
シオカラ「怪しいですね」
コノシメ「…」
ヤンマ「なんとか言えよ!!」
シオカラ「ヤンマ、あなたはここにいなさい。…僕たちもそろそろ位置につきましょう」
コノシメ「そうだな。ヤンマ、お前のこと信じらんねーよ」
ヤンマ「…そ、そんな…」
空園 乃空「…なかなか見つからないわね…。しかも本棚たくさんあるし…」
ペラリ…、
空園 乃空「え?待って、全部探してもないってことは…、まさか!?」
シオカラ「そのまさかです。どこを探しても見つからないということは、誰かが持っているということ…」
空園 乃空「なっ!?華夏さんのところに行かせなさい!」
シオカラ「あぁ…、あの紫色のひまわりメイデンのことですね。…いいですよ、でもまずは…」
空園 乃空「…!」
シオカラ「私と手合わせ願えますか!!」
美鳥 時雨「ふむ。まさか押入れにつながる通路だったとは」
花道 陽鞠「なんかラッキーだね」
ボリボリ!!
ウスバ「う〜ん♡このお饅頭にお煎餅、美味しいよ〜!さすがまごころ空園株式会社!!」
美鳥 時雨「…、襖から見た感じだが…、奴は和菓子をボリボリ食っている…」
フィーデス「よくお行儀悪く食べれるな」
美鳥 時雨「なんという不届者…!」
アモル「いやだ〜…。さてさて、私たちはここに隠れているわ。2人とも、気をつけてね」
花道 陽鞠「任せて!じゃ、マリーエに送信っと!」
バッ!!!
マリーエ「ウスバ!」
ウスバ「ん〜?あれ〜?マリーエ〜?どうしたの〜?」
マリーエ「どうしたのじゃないわよ!!あんたよくそんなボリボリお菓子食べれるわね!!いつから食べてるの?」
ウスバ「え〜と、俺たちがカラカラヒマワリを召喚してからだね〜」
マリーエ「ふ〜ん(陽鞠、時雨さん、今よ!!)」
ウスバ「マリーエもお菓子いr」
バッ!!
美鳥 時雨「出会え出会え!!」
花道 陽鞠「やーっ!!!」
ウスバ「え」
ドカーン!!!
花道 陽鞠「呑気におやつを食べるなんてお間抜けさん!」
アモル「あっ!鍵!?」
フォルティ「今のうちにゲットして退散!!」
スタタタタタタッ!!
ウスバ「う〜、いてて…、あれ?…か、鍵がない!!や、やられちゃったよ〜!!」
美鳥 時雨「むっ!向こうから物音がするな!」
花道 陽鞠「多分乃空に何かあったのよ!」
アモル「急ぎましょう!」
空園 乃空「くっ…!!」
シオカラ「この程度とは…」
空園 乃空「…こんなに強いのね、あなた」
シオカラ「ボスのためならなんでもしますよ」
空園 乃空「可哀想な人…、はっ!!」
シオカラ「甘い!」
空園 乃空「!?」
ドカーン!!
空園 乃空「わっ!?」
シオカラ「そろそろおしまいにしま」
花道 陽鞠「ピンクサンフラワーラブシング!!」
美鳥 時雨「グリーンフラワーサムピング!!」
シオカラ「なっ?!」
ドーン!!
空園 乃空「みんな!来てくれたのね!」
花道 陽鞠「お待たせ乃空!」
美鳥 時雨「時間がかかってすまぬ!ウスバを撃破したぞ!」
シオカラ「ば、馬鹿な!?腕力No. 1のウスバが!?」
マリーエ「とりあえずあんたたちをぶっ飛ばせばいいんでしょー!」
花道 陽鞠「乃空、1人でやってくれたわね!ひまたちも参戦よ!」
シオカラ「ま、まずい、3人もひまわりメイデンが…!これでも喰らいなさい!」
空園 乃空「来た!かまいたち!!」
美鳥 時雨「そんなのものは拙者のベースで弾き返してくれる!!はっ!!」
シオカラ「えっ!?」
ヒューン!!!
シオカラ「くっ…、しくじりました…」
花道 陽鞠「喰らいなさい!ピンクサンフラワーシング!!」
シオカラ「うぉっ!?そ、そんな馬鹿なことが…!ひとまず退散です!!」
シオカラもトンボの姿になって逃げた!!
美鳥 時雨「待て!曲者!!」
フォルティ「行ってしまったか…」
マリーエ「でもあいつ鍵落として行ったよ!」
アモル「はいゲット!」
空園 乃空「華夏さんのところに行かなくちゃ!!」
花道 陽鞠「うん!もしかしたらあいつらのリーダーが最後の鍵を持ってるかもだし!」
フィーデス「よし!急ごう!」
華夏さん!!
ヤンマ「おかえり、兄さんたち」
シオカラ&コノシメ「…」
ヤンマ「おい、無視かよ」
ウスバ「ただいま〜」
ヤンマ「ウスバ兄さん…」
ウスバ「ん〜?兄さんたちどうしたんだ〜?まっ、いいや、報告しよ〜。おやつ食べてる時に襲われちゃったよ〜!!」
ヤンマ「え」
シオカラ「…兄さん、申し訳ない。やられてしまいました」
コノシメ「ウスバはなんでやねん。…まぁ、仕方ない。だが安心しろ。あの紫は…」
ウスバ「ん〜?」
シオカラ「あ、あぁ…」
ヤンマ「俺、偵察してくる」
コノシメ「…」
ヤンマ「(なんか重い空気だな…)」
花道 陽鞠「か、華夏さんは!?」
フォルティ「華夏!!」
華夏さんのいそうな部屋を探したんだけど…、
花道 陽鞠「えっ!?どうしよう…!」
マリーエ「ど、どこにもいない!?」
空園 乃空「あいつら…!!でも最後の鍵も探さなきゃ!」
ヤンマ「おい」
花道 陽鞠「え!?またあんた?」
ヤンマ「そんな言い方しなくていいだろ。…お前ら、最後の鍵と紫のひまわりメイデン、探してんのか?」
空園 乃空「え、えぇ…」
マリーエ「さっきはありがとねん♪」
ヤンマ「あ、いや…、それより!お前らが探しているものは…、ここにはない」
美鳥 時雨「な!?」
ヤンマ「鍵はこれを使えば開けられるだろう。隙を狙って兄さんから奪った。あと、あの紫はバルコニーにいる」
空園 乃空「なんですって!?」
ヤンマ「だがお前らで兄さん1人に挑む実力じゃあ兄さんたちに勝つのは難しいと思う」
花道 陽鞠「うーん…」
空園 乃空「確かにそうかも…」
ヤンマ「コノシメ兄さんはデスシードっていうアイテムを使って紫を気絶させるくらいの実力をつけてしまった」
美鳥 時雨「むっ…、悔しいがここは…」
花道 陽鞠「せめて華夏さんを連れて帰った方がよさそうね…」
アモル「今挑んでも勝てる見込みがなければそうするしかないのね…」
ヤンマ「そうしな。命が惜しかったらな」
美鳥 時雨「では、そうs」
コノシメ「そういうことだったのかヤンマ!!」
ヤンマ「!!」
シオカラ「不審な動きが多いと思いましたが…、まさかヒマワリガニを解放した挙句鍵の居場所を教えたり奪ったりしていたとは…」
コノシメ「てめぇ…!」
ウスバ「え、え!?」
マリーエ「ま、まずいよ!ひとまず鍵を開けて華夏さんを!」
ヤンマ「!」
ヒュンッ!!
コノシメ「おい!待て!!」
ヤンマがでかいトンボに変身して私を掴んだ!?
花道 陽鞠「わわっ!」
アモル「陽鞠〜!!」
スペース「私たちも掴まりましょう!」
フィーデス「みんな!頼んだぞ!!」
美鳥 時雨「承知!よくわからぬがここは我らが食い止める!いくぞ!」
空園 乃空「えぇ!」
マリーエ「私も!」
空園 乃空「ここから先へは行かせないわよ!」
ウスバ「よくわからないけど、戦うよ〜!」
シオカラ「愚か者が…!」
コノシメ「へっ!やってやらぁ!俺たちもトンボに変身だぁ!!」
美鳥 時雨「むっ…、なんと禍々しい…!!」
みんなが食い止めているうちに!
ヤンマ「陽鞠!早くこの扉の鍵を開けるんだ!」
花道 陽鞠「わ、わかったわ!」
カチャ…。
花道 陽鞠「全て当てはまったわね!」
ヤンマ「よし!」
扉を抜けた先にはなんと螺旋階段!?
ヤンマ「ここを突き抜ければバルコニーに辿り着ける!」
アモル「ヤンマ…」
ヤンマ「心配するな。俺が導いてやる!!」
花道 陽鞠「うん、お願い!」
そしてあっという間に!!
ヤンマ「ここだ!」
花道 陽鞠「華夏さん!!」
ヤンマ「気絶しているだけだ。さ、安全なところへ連れていきな」
花道 陽鞠「…マは?」
ヤンマ「え?」
花道 陽鞠「ヤンマはどうするのよ?お兄さんたちと対立しているんでしょ…!?」
ヤンマ「…俺は…、その、ひまわり郷で許せないことをしたし、お前らと行くつもりはない」
花道 陽鞠「馬鹿言わないでよ!お兄さんたちにやられちゃうかもしれないわよ!!」
スペース「トンボだって共食いするんだよね!?危ないよ!」
ヤンマ「俺は…、俺は…!!」
コノシメ「おら!!ヤンマ!」
シオカラ「追いつきましたよ!!!」
ウスバ「何々?何が起きてるの!?」
しまった!!!
マリーエ「ちょっと勝手に抜け出さないでよ!」
花道 陽鞠「マリーエ!みんな!」
空園 乃空「ありがとう、マリーエ。ナイスプレーだわ!」
マリーエ「えへへ!降ろすよーん!」
スタッ!!
美鳥 時雨「くっ!こちらも追いついたぞ!」
空園 乃空「戦う最中にヤンマたちを追うなんて!」
コノシメ「この状況になってまだわからんか!ウスバ!ヤンマはな!俺たちを裏切ったんだ!!」
ウスバ「…え!?」
シオカラ「今日はなぜか私たちの作戦を妨害していますよね!!」
コノシメ「お前なんか噛みちぎることもできなくはないんだぞ!」
空園 乃空「酷い!大切な家族に向かってそんなこと言うの!?」
花道 陽鞠「そうよ!あなたたちのことすごく心配してるのよ!!」
コノシメ「うるさいうるさーい!お前らなんか俺たちで充分だ!」
花道 陽鞠「ごちゃごちゃうるさいわね!!せめて足止めでも喰らいなさい!!乃空!時雨!」
空園 乃空「うん!」
美鳥 時雨「うむ!」
花道 陽鞠&空園 乃空&美鳥 時雨「3色のひまわりの輝きを1つに!輝け!トリコロールサンフラワー!!!」
ヒューン!!!
シオカラ「むっ!?」
コノシメ「なんだこの輝きは!?」
ウスバ「眩しい〜!!」
ヤンマ「よし、みんな俺に掴まれ!!」
マリーエ「私もー!!さっきと同じく!」
美鳥 時雨「よし!皆のもの!撤退だ!!」
ヒューン!!!
コノシメ「う、うぉ…、え!?いない!?」
ウスバ「逃がしちゃったよ〜!!」
シオカラ「くっ…!!我々にもダメージを負いましたね…」
コノシメ「まずいな!俺たちも休むぞ!」
花道 陽鞠「…、ヤンマ…、あ、ありがとう」
ヤンマ「…別に」
花道 陽鞠「?」
マリーエ「ヤンマ照れてる?」
花道 陽鞠「え?」
ヤンマ「ち、違う!」
空園 乃空「あら、素直じゃないわね」
ヤンマ「お前ら食うぞ!」
美鳥 時雨「その時は拙者が阻止する」
ヤンマ「す、すいません…」
マリーエ「とりあえず!帰ろ帰ろ!ヤンマもうちらとね!」
ヤンマ「…しばらく世話になるよ」
花道 陽鞠「なんならうちに来る?」
ヤンマ「…!」
花道 陽鞠「でも参ったわね…、トリコロールサンフラワーでも奴らを浄化できないなんて…」
空園 乃空「仲間を増やして対抗しないとね」
美鳥 時雨「うむ。他にもひまわりメイデン候補がいるかもしれぬ」
アモル「うんうん!」
空園 乃空「そうだ!サピエンは陽鞠に預けてもらいましょう!」
花道 陽鞠「オッケー!」
紫安 華夏「…ん?」
花道 陽鞠「あっ!華夏さん!」
空園 乃空「よかった!目が覚めた!」
紫安 華夏「…ちょっと!?アタシたち飛んでるの!?」
花道 陽鞠「ヤンマが運んでくれてます!」
紫安 華夏「あら!そうだったの!ありがと、ヤンマ」
ヤンマ「い、いや…」
マリーエ「とりま、森を切り抜けたら人間の姿に戻って帰ろ♪」
ヤンマ「そうだな…」
これまであったことを華夏さんに話しながら森の入出口を目指したわ!
そして、森を切り抜けたところで…、
*変身解除*
紫安 華夏「よし、アタシたちはこれで!」
花道 陽鞠「はい!」
空園 乃空「またね!」
美鳥 時雨「達者でな」
私たちは一旦別れて帰宅したわ!!
花道 陽鞠「よし!お家に到着!」
ヤンマ「ほぅ…」
花道 陽鞠「さぁさぁ上がって!」
マリーエ「もうお夕飯の時間やな!」
花道 陽鞠「うーん、今日もコンビニ弁当買わないとかな…」
ヤンマ「冷蔵庫の中は?」
花道 陽鞠「え?あ、あぁ…、カレーライスの材料だったかしら」
ヤンマ「うん、これは最低限の材料だが作れるな。今日は俺が作るよ。陽鞠たちはゆっくり休んでなよ」
花道 陽鞠「え!?いいの!?とゆーかあんたが料理!?」
ヤンマ「あぁ、よく料理してたもんでね。今日巻き込んだお詫びも兼ねて作らせてくれよ」
花道 陽鞠「じゃあお願いしようかしら!」
ヤンマ「任せときな」
花道 陽鞠「野菜切るのはっや…!」
アモル「すごーい!!」
ヤンマ「もう何年作ってきたかわからんな」
作るのも早い!!
ヤンマ「あとは…、ご飯も炊いたことだし…、サラダでも作っとくか」
シュバババッ!!
ヤンマ「わかめサラダ!」
花道 陽鞠「あら懐かしいものが出てきたわ!小学校の給食以来よ!」
マリーエ「給食?」
ヤンマ「俺も聞いたことないな」
花道 陽鞠「人間の世界には、学校っていうものがあって、いっぱい勉強した後にお昼ご飯を食べるの!それが給食!」
アモル「まぁ素敵な時間!」
マリーエ「誰が作るのー?」
花道 陽鞠「それはー、給食のおばさんたちよ!給食当番が配膳室からワゴンを持ってきて…、クラスのみんなの分を盛り付けるのよ!」
マリーエ「すごーい!」
ヤンマ「へぇ、なんか面白そうなことすんだな」
花道 陽鞠「まぁね!…まぁ、保育園から入退院繰り返していたから…、食べれたのは年に1、2回くらい…」
ヤンマ「…給食はお前にとっては貴重な時間だったんだな」
花道 陽鞠「そうよ!」
会話しているうちに…、
ヤンマ「ほらできた」
花道 陽鞠「まぁ!なんで美味しそうなの!!」
マリーエ「すごーい!!わかめサラダにシチューにカレーライス!」
ヤンマ「辛さ控えめの甘口カレーだぞ」
花道 陽鞠「わーい!」
マリーエ「いただきまーす!」
みんなでお夕飯食べたわ!
花道 陽鞠「うーん♡美味しい♡」
ヤンマ「そっか、よかった」
マリーエ「みんなで食べると美味しいわね!」
ヤンマ「あ、あぁ…。…」
花道 陽鞠「あなたのお兄さんたち思ったよりも酷いわね!」
ヤンマ「…ありがとう、そう言ってくれて」
花道 陽鞠「当然よ!そういう風に言われたらやな気持ちになっちゃう!」
マリーエ「私も嫌だな〜!!」
ヤンマ「みんな…。……俺さ、ひまわり郷を襲いたくなくてボスに抵抗してたんだ」
マリーエ「マジ!?」
ヤンマ「…あぁ、抵抗しまくってたら強制的にデスシード使われて…」
花道 陽鞠「あのヤバいやつを…!?」
ヤンマ「あぁ…、最悪死に至るやつ」
マリーエ「でもよく無事でいられたね」
ヤンマ「俺は悪いことした…!不本意でもひまわり郷の人たちを襲った事実は変わらない!!兄さんたちについて行くんじゃなかった!!」
ヤンマ…。
花道 陽鞠「大丈夫よ、もしひまわり郷が元に戻ったら私も一緒に謝るわ」
ヤンマ「お、お前…」
花道 陽鞠「それに話せばきっとわかってもらえるわ」
ヤンマ「そうかな…、恨まれてるだろう…」
花道 陽鞠「それでも話さないとわからないわ!1人で心細いなら私もつくわ!」
マリーエ「そもそも私も!ひまわり郷の人たちに謝らんと!」
アモル「復興作業を手伝えばなんとかなるよ!」
ヤンマ「みんな…」
よし!食べ終わったわ!
花道 陽鞠「ごちそうさま♪」
アモル「さて、明日の順b」
サピエン「うーん…」
アモル「!?」
花道 陽鞠「目が覚めたの!?」
マリーエ「おはよ〜!!」
ついに目覚めたのね!!
さて、次回はどうなるのやら…?
じゃ、
またね〜!