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建設業の未来を切り拓く!建設業のAI活用最前線をユニロボットが紹介します!

皆さんこんにちは!ユニロボット株式会社営業チームです!

前回は、「生成AIで何ができるのか?」についてお話しました。前回のコラムを読んでAIの業務活用に対するイメージが膨らんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はさらに具体的に、業界ごとの課題や活用事例についてお話しします。今回のテーマは「建設業」です!

前回のコラムを読んでいない方はぜひ下記のリンクからアクセスしてください!


AIが建設業でどんな役割をはたすのか?

「建築現場にAIなんて導入しても役に立たない」「結局は人が作業しないといけないから意味がない」と思っていませんか?そんなことはありません。建設業においてもAIができることは数多くあります。ここでは、建設会社の皆さんが抱えるありがちな課題とAIによる解決策についてお話しします。

1.コスト・スケジュール管理

受注した工事を納期までにしっかりと完成させ、利益を出すためには適切なスケジュール管理とコスト管理が不可欠です。受注・売上は市場動向によって左右されますが、適切なコスト管理を行うことで利益を最大化できます。

また、スケジュール管理を徹底することで追加工事や手戻りを防ぎ、無駄な出費を抑えることが可能です。従来の勘と経験に頼った管理から、数字やデータに基づく管理へと変革する必要があります。

「データと数字」の処理には、予測系AIが有効です。AIに各種データを分析させることで、最適な管理が可能となります。

2.各種文書・契約書のチェック

工事の受注や施工においては、資材の仕入れ先や発注者など、多くの関係者との書類のやりとりが発生します。それぞれの書類において、金額や期間の整合性が他の書類と取れているかなどのチェックが必要です。

また、契約書については、法令を遵守した内容かどうか、自社に不利な条項が含まれていないかなどの視点でのチェックも必要です。こうしたチェック業務は、AIに事前チェックを任せることで、担当者の負担を大幅に軽減できます。

AIによるロジカルな判断を活用することで、抜け漏れや担当者によるムラも防ぐことができます。

3.安全管理

AIの活用は、管理業務だけでなく、建設現場そのものにも役立ちます。例えば、認識系AIを活用した安全管理です。

残念ながら、建設現場での事故発生は現代でも完全には防げません。監視カメラの映像をAIに分析させ、施工現場や作業員に危険が迫っていないかを監視し、危険を検知した際にはアラートを出す仕組みを作ることで、リスクを低減できます。

4.知識の伝承

建設業界では、労働力不足とともに、職人の高齢化も課題の一つです。引退が迫った熟練工の技術をどう伝承するか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

AIを活用することで、こうした知識の共有・伝承も可能です。熟練工の考えや技術をインタビューで言語化・データベース化して蓄積し、ボイスボットやチャットボットを通じてその情報を検索できる仕組みを構築することで、技術・知識の属人化を防げます。

以上はほんの一例です。建物の設計や建設の多くの部分は依然として人間の手によるものですが、AIやロボット技術の進化により、建設業務の一部が自動化されつつあります。

また、設計支援やプロジェクト管理など、建設に関連する多くの業務でAIが活用できる領域が広がっています。

建設業におけるAI活用が進まない原因とは?

上記の通り、AIが活用できる領域は広いと私たちは考えていますが、一方で建設業界におけるAIの導入はあまり進んでいないのが現状です。その原因は、建設業界特有の業界構造にあります。

建設業と一言で言っても、その事業規模は世界的に有名な大手ゼネコンから個人経営の一人親方まで幅広く、資本金1億円以上の企業は全体企業数(約50万社)の約1.2%(※)と、他の業界と比べて大手の寡占が進んでいない業界となっています。

大手企業は自社でDX部門を設けて取り組みを進めていますが、中小企業においては、課題感はあっても、専門部署を設立する余力がない、目の前の業務で手いっぱいでDXにまで手が回らない、といった声が多く聞かれます。

建設業向けのAIソリューション自体はさまざまな会社が提供していますが、各社における課題は千差万別で、自社の課題や予算にぴったり合うサービスを既存の中から見つけるのが大変といった事情もあるでしょう。

※国土交通省「建設業許可者数調査 令和6年3月末現在」より

そんな時はU-BiZに相談を!

そんな時は、ぜひユニロボットのU-BiZにご相談ください!U-BiZは、ユニロボットが提供するオーダーメイドAI開発プラットフォームです。実現イメージの具体化や壁打ち相談から伴走し、最適なゴールを設定します。

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建設業界におけるAI活用の可能性

今回のコラムはいかがでしたでしょうか?人手不足と高齢化により、今後AIを活用した業務効率化は必要不可欠となっていくでしょう。

それだけでなく、安全に作業を行うためにも、AIの活用がますます進んでいくと考えられます。ユニロボットは、AIを活用し、業務効率化と同時に、ミスのない安全な現場を作り上げるお手伝いをいたします。

DXにまだ取り組めていない方も大丈夫です。今からでも遅くありません!少しでもDXに興味がある方は、ぜひユニロボットにご相談ください!
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

参考文献
国土交通省「ITを活用したコスト管理の合理化について」
https://www.mlit.go.jp/common/000004979.pdf
一般社団法人 日本建設業連合会「建設業の現状」
https://www.nikkenren.com/publication/pdf/handbook/2021/2021_04.pdf

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