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捨てられないもの


大人のかしこい振る舞いを見て、子どもが賢いふるまいを学ぶ。
とりもなおさずそれは愚かなふりでもあるが、愚かなふりが適者生存的に再生産され続けて(欲望に忠実を自然選択と呼ぶらしい)愚かなふりの共進化的軍拡競争が始まりより強力な愚かなフリ、よりリアルな愚かなフリ、挙げ句は指数関数的に真の愚かさに突き進む。
世代交代を待たず(ヒトなら1世代25-30年程度か)人類は滅びるのではないだろうか?ところがさいわい「神の見えざる手」でも働いていたものか、ローマクラブの終末時計はゆきつ戻りつを繰り返してきた。
個人的には進化論と同程度に人間の可能性をそれほど堅くは信じてはいない。むしろ信じてはいけない気さえする。

南極付近の地熱温度は火山活動の故にイエローストーンの国立公園並みに高く、氷山の溶解と二酸化炭素の増加はほとんど関係はないらしい。
(温室効果ガスの係数で言えば二酸化炭素よりH2Oのほうが大きく、海底火山活動と共に地表上に文字通り湯水の如く湧いて出てくる。何故なら湯水につき。ゼロカーボン🍀言っておかないと各種の助成金を貰えない不利益への恐れが常識への目眩しになっている可能性。米国も中国もロシアも信じていない虚しい信仰をなぜか日本人だけは棄てられない。棄てさせて貰えないのだろうか?

スズメ、セグロセキレイ、固有種の蝶の減少があの文脈で報道される度にやるせない気持ちにさせられる。

兆候というものは極めて微かで穏やかなもので決してニュースになるようなものではないとも思っている。


今朝の推しトリさんは、くつろぎすぎるイシチドリさんです。